THEROS

- テーロス -

神々が御座す厳かな神殿により支配される次元。定命の者は神々の前で震えおののき、ささいな気まぐれに振り回されては彼らの怒りを買うまいかと恐怖する、針のむしろのような生活を送っています。この次元は、洞窟に住む野蛮なミノタウルスたちが放浪する旅人を襲撃するような地でもあります。巨人たちは地上を闊歩し、その踏みつけた地形から力を取り込んでいます。海では巨大なクラーケンが深海を徘徊し、セイレーンたちが船員を帰らぬ旅へと誘います。そんな巨大な危険に囲まれても、定命の者たちは耐える方法を見つけてきました。ここでは英雄たちのマントが何よりも最も高く掲げられるのです。

定命の者たちはただ耐えるだけでなく、繁栄さえ成し遂げました。テーロスでは文明が都市国家の防壁に守られており、荒れ果てた土地を彷徨う荒ぶる怪物に対抗できたからです。学問、発展、魔法、そして神々への信心の都市国家メレティスは、人類の文明が成し遂げたことの証です。広大な金色の麦畑とセイレーン海に囲まれ、敬虔隊に守られています。都市国家アクロスでは、軍人の武勇が尊敬されます。アクロスの戦士たちはテーロス全土で神話に近い地位を得るに至りました。崖の上に建つ威圧的なアクロスの要塞は網のように巡らされた前哨地の中央に位置し、前哨地はテーロス全土を守護することで人々に安らぎを与えています。セテッサは同心円状の森に囲まれて孤立した都市国家で、きわめて独自の道を歩んでいます。強い絆が住民を繋ぎ、セテッサのすべてが自然に対する畏敬の念を共有しています。

LEGENDARY CREATURES

- 伝説のクリーチャー -
  • クルフィックスに選ばれし者、キデール
    クルフィックスに選ばれし者、キデール

    キデールは、テーロスで彼方の地平と見えざるものを司る神秘の神クルフィックスの神託者です。彼女にとっては、真実を求め真実と向き合うことに勝る美徳はありません。クルフィックス神殿にて、キデールは小さき定命の者の心を挫くような真実を知りました。クルフィックス神はキデールに、神々の真実の姿とテーロスを包含する多元宇宙を知らしめたのです。それを、彼女は脳裡から追い出すことができずにいます。

  • メレティスのキナイオスとティロ
    メレティスのキナイオスとティロ

    かつてテーロスの広大な地域は、不死の執政官であった暴君アグノマコスの統治下にありました。ある時キナイオスとティロが互いの友愛と自由のために決起し、アグノマコスに挑んだのです。人々が結集し、アグノマコスは打ち倒されました。都市国家メレティスはその跡に自由と啓蒙を掲げて建設され、キナイオスとティロはその守護者となりました。

  • 魂の守護者、ラーボス
    魂の守護者、ラーボス

    通行の神であるエイスリオスの神託者として、ラーボスは命の儚さを熟知していました。それでも、愛する者を戦いで失うことには耐えられませんでした。彼は神と取引をしました。エイスリオス神が使者を死の国に導くことを手伝う代わりに、年に一度死んだ妻と会えるのです。ラーボスは今、彼女の救出を企てています。エイスリオスを密かに出し抜き、妻を生者の土地に連れ帰ろうというのです。

  • トリトンの英雄、トラシオス
    トリトンの英雄、トラシオス

    トラシオスはトリトン、つまり巨大な沿岸都市国家メレティスで人間と並ぶ数少ない種族の一員です。海の神タッサの神聖なる認可を得たと信じ、トラシオス故郷を離れ海の深淵を目指して巡礼に出ました。最近の遠征で、寓話に名の残る都市国家オランチンの遺跡を訪れたと称していますが、それを信じる者は多くありません。

  • 織り手のティムナ
    織り手のティムナ

    ティムナは、テーロスの定命の者には珍しく、運命の魔法を習得しています。彼女は以前、メレティスの戦識の一員でした。戦力ではなく戦術による戦場の支配を誇る軍団です。しかしその経歴は志半ばにして途絶えます。戦車の事故で視力を失ったのです。今、彼女は宿命の糸を注意深く撚合わせます。陰謀を手繰るにつれて指先で微妙に震える撚糸を。

  • 死者の神、エレボス
    死者の神、エレボス

    黄金の柄の鞭を振るうエレボスは、死の国とすべての不幸に苛まれる者たちをを司ります。彼の自らの運命に満足している姿は、他の運命に抗いながらも平和を求める者たちの希望となっています。

  • 太陽の神、ヘリオッド
    太陽の神、ヘリオッド

    太陽の槍を振るうヘリオッドは、テーロス全土に太陽の光を照らします。太陽の化身であり、諍いを調停し、すべての者に真実と正義をもたらします。しかし騙されてはいけません。彼の憤怒を呼び起こした者は早急に、そして容赦なく処理されます。

  • 狩猟の神、ナイレア
    狩猟の神、ナイレア

    伝説の短弓を振るうナイレアは、狩りとテーロスの季節を司ります。神々のなかで最も超然としている彼女は、多くの時間を静かな孤独に包まれ、静寂なオリーブ畑で過ごしています。広くは信奉されていませんが、狩りをする者は自分が狩られる立場になることを恐れ、ナイレアに対し敬意を表します。

  • 鍛冶の神、パーフォロス
    鍛冶の神、パーフォロス

    アクモンと呼ばれる巨大な槌を振るうパーフォロスは、混沌と破壊、そして独特の作品を生み出す職人技を司ります。信仰を寄せる定命の者たちの持つ力の限界に苛立ちを隠せない彼はすぐに腹を立て、その壁を打ち破るべく最高傑作を粉々にすることさえあります。

  • 海の神、タッサ
    海の神、タッサ

    伝説の二叉槍を振るうタッサは、海とその中で失われたすべての秘密の知識を司ります。船で旅をする者は、その航海の期間に関わらず、彼女に捧げ物を備えなければその不興を買う可能性があります。多くの場合トリトンの姿で顕現する彼女ですが、タッサは彼らを他の定命の者やクリーチャーと比べて特別視しているわけではありません。

都市国家

  • アクロス
    アクロス

    都市国家アクロスは山を削り取って造られ、テーロスで最も勇猛な者たちが居住します。世代を経てなお比類なき勇名を轟かせているアクロスの戦士たちの多くは、積極的に地方を巡り、交易路の安全を確保しています。

  • メレティス
    メレティス

    メレティスには、学者やテーロスをより深く知りたいと志す者たちが集まっています。各神を讃える神殿が並ぶこの都市国家は、アクロスやセテッサと比べ、より文化的に進んでいると言えます。よく訓練されたメレティスの常備軍である敬虔隊は、その武力を呪文によって補完していると噂されています。

  • セテッサ
    セテッサ

    母権制社会である都市国家セテッサは、ニストスの森の外れに位置しています。主に女性が多く住むセテッサでは、セテッサとそこに住む子供たちの安全が最優先事項であり、それは他国への侵攻や個人的な昇進より優先されるものと考えられています。

クリーチャー種族

  • ケンタウルス
    ケンタウルス

    ケンタウルスは別個の2団に分かれます。ラゴンナ団の者たちは行商人であり、周辺の者たちと平和に交易し調和しながら生きる道を目指しています。フィーリーズ団の者たちは放浪の遊牧民であり、行く先々で必要なものや狩るべきものを襲撃します。

  • 神々
    神々

    テーロスの神々は強大かつ不滅であり、その存在理由は管轄領域の支配と、神々を信奉する定命の者たちを見守ることにあります。神々が存在するのは星々が瞬くニクスの世界で、テーロスに神々が降臨する際にもその輝きは(部分的に)付いて回ります。

  • マーフォーク (トリトン)
    マーフォーク (トリトン)

    トリトンたちはタッサを崇拝し、漁業や航海によって海を汚す人間たちを嫌悪しています。そのために、彼らは海岸部で人間を襲撃するようになったのです。マーフォークは、エラに湿気を常に保ち、大気から致命的なダメージを受けるのを防ぐことさえできれば、陸上でも数日間過ごせます。

  • ミノタウルス
    ミノタウルス

    テーロスという神の領域に存在しながら、どう見ても怪物でしかない彼らは、乱闘と肉のみを追い求め、人間など他の種族を襲い、時には互いに殺し合うことさえあります。野蛮で、わずかな知性しか持たないミノタウルスは、崇拝する神を持ちません。ミノタウルスの群れが天から与えられたのは征服と快楽の名のもとに行われる破壊と残虐、そして血です。

  • ニクス生まれ
    ニクス生まれ

    神々によって創造されたニクス生まれは、その中にニクスの力を吹き込まれたさまざまな種類の形態のクリーチャーの総称です。生存するために栄養分を必要とせず、自らを創造した神の要望を実施することで日々を過ごしています。ニクス生まれは神々がその影に投影する星々を同様に持つことから、それらによって見分けることができます。

  • サテュロス
    サテュロス

    常に陽気で何かを祝うことが大好きなサテュロスたちは、祝祭にすべての者を招き入れます。ただし来客が離席しようとしない限り、ですが。サテュロスは一生とは最後に死の国へと旅することで終わるものとして考えているため、彼らは生きているすべての瞬間を狂乱の祝祭に費やし、それ以外に生きる理由を見出す必要を持ちません。

  • ゾンビ(蘇りし者)
    ゾンビ(蘇りし者)

    テーロスでは、死を迎えた者はすべて死の国へと向かいます。しかし、すべての者がそこに留まるとは限りません。エレボスを欺き、その運命から逃れることに成功した者は蘇ることになります。その者は黄金の仮面を被り、かつての技量をすべて持った状態でテーロスに再び戻ります。しかし、かつて自分が何者であったかの記憶は失っています。

PLANES 次元

  • ゼンディカー
  • テーロス
  • タルキール
  • 過去のタルキール
  • タルキール(『タルキール龍紀伝』)
  • シャンダラー
  • ラヴニカ
  • 新ファイレクシア
  • ミラディン
  • ローウィン / シャドウムーア
  • 神河
  • カラデシュ
  • イクサラン
  • イニストラード
  • フィオーラ
  • アモンケット
  • アラーラ
  • ドミナリア