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シンボルについて
マジックの基本用語の中には、シンボル・マークが定められているものがあります。
ゲームを遊ぶ上では欠かせない記号ですので、しっかりと理解しておきましょう。
このシンボルは、「このカードをタップする」ことを意味します。
これらの汎用マナ・シンボルがコストに書かれている場合、それは「タイプを問わないその点数分のマナ」を意味します。例えば、コストの{2}は、{R}と{G}、{B}と{B}、{R}と無色のマナ1点等、任意のマナ2点で支払うことができることを意味します。(コストに{X}が含まれている場合、Xがいくつになるかをあなたが選びます。)
白マナ1点。平地をタップすると{W}が生み出されます。マナ・コストに{W}を含むカードは白です。
青マナ1点。島をタップすると{U}が生み出されます。マナ・コストに{U}を含むカードは青です。
黒マナ1点。沼をタップすると{B}が生み出されます。マナ・コストに{B}を含むカードは黒です。
赤マナ1点。山をタップすると{R}が生み出されます。マナ・コストに{R}を含むカードは赤です。
緑マナ1点。森をタップすると{G}が生み出されます。マナ・コストに{G}を含むカードは緑です。
無色マナ1点を表します。
基本用語
シンボル・マークではない、カードの効果を表す用語がまとめられています。
これらのキーワードがマジックをより面白いものにしています。
アップキープ
通常、アップキープ・ステップには何も起こりませんが、例外もあります。たとえば「あなたのアップキープの開始時に、あなたは1点のライフを得る」と書かれているパーマネントがあったとします。これはアンタップの後、ドローの前に発生します。
アンタップ
タップ状態のカードを縦向きにして、再び使えるようにすることです。
アーティファクト
カード・タイプの1つです。アーティファクトもパーマネントで、戦場に出てゲームに影響を与えます。ほとんどのアーティファクトは無色です。したがって、どの土地からでも唱えることができます。アーティファクトの中には装備品と呼ばれるものがあります。
威迫
威迫を持つクリーチャーは、2体以上のクリーチャーによってしかブロックされません。
生け贄に捧げる
戦場に出ているあなたのパーマネントを1つ選んで、墓地に置くこと。生け贄に捧げることは破壊とは違うことなので、そのパーマネントを再生することはできません。生け贄に捧げられるのは、自分がコントロールしているパーマネントだけです。
インスタント
カード・タイプの1つです。あなたはいつでも好きな時にそれを唱えることができます。対戦相手のターンでもいいですし、他の呪文に 「対応して」 唱えることもできます。ソーサリーと同様に、インスタントも効果を発揮した後、あなたの墓地に置かれます。
打ち消す
エンチャント
カード・タイプの1つです。あなたはこれをあなたがソーサリーをプレイできるタイミングでのみ唱えられるパーマネントです。このカードは、これで戦場に出て、何かにより破壊されるまでそこにずっと残ります。エンチャントの中にはオーラと呼ばれるものもあります。
オーラ
パーマネント(プレイヤーの場合もあります)につける、特殊なタイプのエンチャント。各オーラには「エンチャント」というキーワードと、カッコ書きでそれがつけられる条件が書かれています(「エンチャント(クリーチャー)」や「エンチャント(土地)」など)。オーラはパーマネントにつけられている状態で戦場に出され、それが戦場にある間そのパーマネントに影響を与え続けます。エンチャントされているパーマネントが戦場を離れたら、つけられていたオーラはオーナーの墓地に置かれます。
カウンター
カードの上にカウンターを置いて、何かを記録することがあります(一般的にはダイスが使用されます)。カウンターは通常はクリーチャーのパワーやタフネスを変更したり、プレインズウォーカーの現在の忠誠度を記録したりするのに使います。
格闘
あるクリーチャーが他のクリーチャーと格闘を行う場合、それらはそれぞれ、自身のパワーに等しい点数のダメージをもう一方に与えます。
起動型能力
パーマネントが持つ能力のうち、「コスト:効果」の形で書かれているもの。コストを支払うことができるかぎり、いつでも能力を起動できます。
基本土地
基本土地は平地・島・沼・山・森の5種類があります。デッキを組む場合、基本土地は何枚入れてもかまいません。それ以外のカードは、(構築戦の場合)デッキに4枚までしか入れられません。
クリーチャー
カード・タイプの1つです。あなたのために戦ってくれるのがクリーチャーです。クリーチャーはパーマネントですが、他のパーマネントとは異なり、攻撃やブロックが行えます。クリーチャーには、それぞれパワーとタフネスがあります。クリーチャーのパワー(左側の数字)は、それが戦闘でどれだけのダメージを与えるかを示しています。タフネス(右側の数字)は、1ターンの間にそれにどれだけのダメージが与えられると破壊されるかを示しています。クリーチャーは戦闘フェイズに攻撃やブロックを行います。
クリーチャーは、あなたのターンが始まった時点からあなたがコントロールしてきていないかぎり、攻撃ができず、コストに{T}を含む能力を使えません。クリーチャーでブロックをしたり、他の能力を起動したりする場合は、いつからそのクリーチャーが戦場にいるかは関係がありません。
警戒
警戒を持つクリーチャーは、攻撃してもタップされません(警戒があっても、タップ状態のクリーチャーやこのターンに戦場に出たクリーチャーが攻撃できるわけではありません)。
護法
護法[コスト]を持つパーマネントは、対戦相手がコントロールする呪文 (オーラ呪文を含む) や能力の対象になるたび、そのプレイヤーが[コスト]を支払わないかぎり、その呪文や能力を打ち消します。一方で、あなたの呪文や能力でそれを対象にする時には[コスト]を払う必要はありません。
コントロール
あなたは、自分が唱えた呪文や、戦場に出したパーマネントをコントロールしています。ただし、相手が呪文や能力を使ってあなたのパーマネントのコントロールを得ることがあります。その場合、相手がそれを使い、あなたはそれを使えません。戦場を離れたりゲームが終わったりした場合、それはあなたに戻されます。なお、カードにオーラや装備品がつけられている場合、そのオーラや装備品のコントローラーが変わっても、それは移動しません。
呪禁
呪禁を持つクリーチャーは、対戦相手がコントロールする呪文(オーラ呪文を含む)や能力の対象になりません。一方で、あなたの呪文や能力でそれを対象にすることはできます。
戦場
あなたと対戦相手に共通の領域で、パーマネントを出して戦闘などを行う場所です。手札やライブラリー、墓地は戦場ではありません。
占術
「占術Nを行う」と書いてある場合、プレイヤーは自分のライブラリーの一番上からN枚のカードを見て、それらのうち望む枚数のカードを自分のライブラリーの一番下に望む順番で、残りを自分のライブラリーの一番上に望む順番で、それぞれ置きます。
装備品
戦場にあなたの装備品がある場合、あなたはソーサリーを唱えることができるときにそれの装備コストを支払って、あなたがコントロールするクリーチャーのどれかにそれをつけることができます。これは、その装備品が他のクリーチャーについているときでも行なえます。装備しているクリーチャーが戦場を離れても、その装備品は戦場に残ります。
ソーサリー
カード・タイプの1つです。ソーサリーは、自分のターンのメイン・フェイズにのみ唱えることができます。他の呪文がスタックに置かれている間は唱えられません。ソーサリーは効果を発揮し(カードの解説に従い)その後あなたの墓地に置かれます。
対象
呪文や能力が「対象」という単語を使っている場合、それを唱えるか起動するときに、効果を与えるものを選びます。
多色
マナ・コストに複数の種類の色マナがあるカード。たとえば、マナ・コストが{1}{U}{R}{W}の《風の憤怒、カイカ》は、青であり赤であり白です。ほとんどの多色カードは、背景色が金色です。「マルチカラー」と呼ばれることもあります。
タップ
カードを横向きにすること。土地をタップして何かを支払うのに使った場合、次のターンの開始時にそれをアンタップするまで再び使うことはできません。クリーチャーが攻撃してタップした場合、次の相手のターンの攻撃をブロックできません。
忠誠度
忠誠度はプレインズウォーカーのみが持つ特性です。各プレインズウォーカーには、カードの右下に忠誠度の数値が書かれています。これは、それが戦場に出たときに上に置かれる忠誠カウンターの数を示しています。プレインズウォーカーの起動型能力を起動するためのコストは、その上に忠誠カウンターを置くか、その上から忠誠カウンターを取り除くかです。プレインズウォーカーにダメージが1点与えられるごとに、その上から忠誠カウンターが1個取り除かれます。プレインズウォーカーの上の忠誠カウンターが無くなったら、それはオーナーの墓地に置かれます。「プレインズウォーカー」を参照。
伝説の~
1人のプレイヤーは同名の伝説のパーマネントを2つ以上コントロールすることはできません。同じ名前の伝説のパーマネントを、1人のプレイヤーが2つ以上コントロールした場合、どれか1つを選んで残し、残りはすべて墓地に置きます。
トークン
カードの中にはトークンを生み出すものがあります。トークンには何を使ってもかまいませんが、タップしているかどうかがわかるものを使ってください。トークンは効果で指定されているパーマネントと同様に扱いますが、戦場を離れた場合は消滅します。
土地
カード・タイプの1つです。土地はパーマネントですが、呪文のように唱えられるわけではありません。土地をプレイする場合は、単にそれを戦場に出します。これは即座に実行され、誰もそれに対応して何かをすることはできません。あなたは、自分のメイン・フェイズでスタックが空の間に、土地をプレイすることができます。あなたは毎ターン1つしか土地をプレイできません。
トランプル
トランプルを持つクリーチャーは、ブロックされたとしても、余ったダメージをプレイヤーに与えることができます。トランプルを持つクリーチャーが、自身をブロックしているすべてのクリーチャーを破壊するのに十分なダメージを割り振る場合、あなたは残りのダメージを防御プレイヤー(あるいはプレインズウォーカー)に割り振ることができます。
ドロー
ライブラリーの一番上のカードを手札に加えることを指します。
二段攻撃
二段攻撃を持つクリーチャーは、戦闘ダメージを2回与えます。先制攻撃や二段攻撃を持つクリーチャーが戦闘に参加している場合、通常の戦闘ダメージ・ステップの前にまず、先制攻撃や二段攻撃を持つクリーチャーのみが戦闘ダメージを与えます。その後、通常の戦闘ダメージ・ステップで、残りのクリーチャーと二段攻撃を持つクリーチャーが戦闘ダメージを与えます。
パーマネント
戦場にあるカードやトークンのこと。パーマネントは、アーティファクト、クリーチャー、エンチャント、土地、プレインズウォーカーのいずれかです。それらは唱えられたら戦場に出ます。インスタントやソーサリーはパーマネントではなく、唱えられたあとで墓地に置かれます。
破壊
パーマネントを戦場から墓地に移動すること。たとえばクリーチャーは、自身のタフネス以上のダメージを受けると破壊されます。生け贄に捧げられるなど、パーマネントが破壊以外の方法で墓地に置かれることもあります。
プレインズウォーカー
カード・タイプの1つです。プレインズウォーカーは、あなたがソーサリーを唱えられるときのみ唱えることができます。これはパーマネントで、カードの右下に示された数の忠誠カウンターを置いた状態で戦場に出ます。 プレインズウォーカーには、それぞれ忠誠カウンターをそのプレインズウォーカーに置いたり取り除いたりすることで起動する忠誠度能力 があります。例えば、というシンボルは「このプレインズウォーカーの上に忠誠カウンターを3個置く」を意味し、というシンボルは「このプレインズウォーカーの上から忠誠カウンターを2個取り除く」を意味します。あなたがソーサリーを唱えることができて、このターンにそのプレインズウォーカーの忠誠度能力を起動していない場合にのみ、あなたはこれらの能力を起動することができます。
相手のクリーチャーは、あなたのプレインズウォーカーを攻撃することができます(その場合、あなたは通常どおりにブロックができます)。プレインズウォーカーにダメージが与えられた場合、その点数に等しい数の忠誠カウンターがそこから取り除かれます。忠誠カウンターが無くなってしまったら、プレインズウォーカーは墓地に置かれてしまいます。
プロテクション
プロテクション(性質)は、以下の5つの能力を内包しています。
・プロテクションを持つパーマネントやプレイヤーは、その性質を持つ呪文の対象にならず、その性質を持つ発生源からの能力の対象になりません。
・プロテクションを持つパーマネントやプレイヤーは、その性質を持つオーラによってエンチャントされません。それにつけられているその性質を持つオーラはルールによって墓地に置かれます。
・プロテクションを持つパーマネントは、その性質を持つ装備品を装備できません。それにつけられているその性質を持つ装備品はルールによってそのパーマネントからはずれ、戦場に残ります。
・プロテクションを持つパーマネントやプレイヤーに、その性質を持つ発生源から与えられるすべてのダメージを軽減し0にします。
・プロテクションを持つ攻撃クリーチャーはその性質を持つクリーチャーにブロックされません。
墓地
あなたの墓地は、あなたの使用済みカード置き場です。あなたのインスタント呪文やソーサリー呪文は、解決時にあなたの墓地に置かれます。あなたのカードは、何らかの効果で捨てられたり、破壊されたり、生け贄に捧げられたり、打ち消されたりした場合に、あなたの墓地に置かれます。
墓地のカードは常に表向きで、その中身をいつでも誰でも見ることができます。
マナ
土地から生み出され、呪文や能力の支払いに用いる魔法のエネルギー。マナは{W}(白)、{U}(青)、{B}(黒)、{R}(赤)、{G}(緑)、{C}(無色)のいずれかです。
マリガン
ゲームの開始時に手札が気に入らない場合、あなたはマリガンを行うことができます。マリガンを行うプレイヤーは自身の手札をライブラリーに戻して切り直し、もう一度7枚引いてから、自身がマリガンを行った回数に等しい枚数のカードを選んであなたのライブラリーの一番下に戻します。この行為は手札が1枚以上あれば何度でも行えます。マリガンの宣言は1度ずつ、ターン順に行われます。
多人数戦においてはフリー・マリガンという、カードを戻さなくてよいマリガンが一度目だけ適用される場合があります。
ライブラリー
ゲームが始まった時、あなたのデッキはあなたのライブラリー(山札)になります。それは伏せたまま重ねて置かれ、ゲームの開始時の順番を変えることはできません。ライブラリーの中のカードは誰も見ることができませんが、各プレイヤーのライブラリーの枚数を数えることはできます。各プレイヤーにはそれぞれ自分のライブラリーがあります。