ZENDIKAR

- ゼンディカー -

荒ぶるマナ、不安定な気象、そして浮遊する地形からなる嵐のごとき次元。ゼンディカーは比類なき自然の美と危険の世界です。この次元では、「乱動」として知られる気まぐれな地殻変動によって風景は暴力的に変化し、”不確かで予測不能かつ冒険に満ちた生涯が約束されています。川は地平線上から流れ落ち、岩だらけの峰は傾いて、その高さを測ろうとした者を押し潰します。瑞々しい森と陰気な沼が、古の秘密を隠す転覆した遺跡の上に広がっています。プレインズウォーカーのウギン、ソリン、石術師ナヒリによる古の製作物、「面晶体」として知られる巨大で謎めいた石の配列がこの次元の穏やかな時代を、エルドラージが脱出する遥か以前の日々を思い出させるように残っています。

そのエルドラージとは、久遠の闇に生きる三体の不可解な存在であり、世界を食らうべく次元から次元へと渡り歩きます。倒すことは叶わず、古のプレインズウォーカーは面晶体を用いてその巨人らをおびき寄せ、封じ込め、拘禁しました。それらは数千年の間、停滞状態のまま封じ込められ、隠されていました。若きプレインズウォーカーたちが意図せずそれらを解放してしまうまで。

封印から解き放たれたエルドラージの巨人はその落とし子を召喚して次元中に放ち、ゼンディカーの七大陸のうち二つを貪り、白亜の砂漠と歪んだ幾何学的風景へと変えてしまいました。その破壊を生き延びたゼンディカー人らは順応し、同盟を築きました。コー、マーフォーク、エルフ、人間。そしてグール・ドラズの誇り高くも危険な吸血鬼一族までも。ギデオン・ジュラ、ニッサ・レヴェイン、ジェイス・ベレレン、チャンドラ・ナラー。ゲートウォッチを創設したプレインズウォーカー4人の助力を得て、巨人ウラモグとコジレックは海門の街近郊にて倒されました。広大な地域が荒廃し、僅かな生命が残るのみです。それでもゼンディカーは復興への道を歩んでいます。

LEGENDARY CREATURES

- 伝説のクリーチャー -
  • 綱投げ、アキリ
    綱投げ、アキリ

    アキリはかつてゼンディカーでコーの一団を導いていましたが、エルドラージの攻撃で同志たちを失ったことから、独自の道を歩み始めました。彼女は今、綱投げの技を用いて旅人をウラモグから守っています。不意の死が彼女を襲うことはありません—事前準備と自己信頼こそ残酷な世界で生き残る術であると彼女は信じており、実際にそれで生き残り続けています。

地域

  • アクーム
    アクーム

    「アクームの歯」での生活は危険と隣り合わせですが、慣れればやっていけるはずです。この不安定な地での最大の危険は岩石崩落でしょう。数少ない避難場所にしがみ付きながら、人間たちは互いに励まし合い、かばい合い、安全地帯への近道を見つけることで生き延びています。

クリーチャー種族

  • エルドラージ
    エルドラージ

    ひとたびゼンディカー内の牢獄から解き放たれると、三体の巨人はおびただしい数の小型エルドラージを放ちました。それらは世界の隅々へと広がりながらあらゆるエネルギーと物質を食らいました。巨人が倒された後も、その奇怪で物騒な子らはただ食らうものだけを求めて次元をさまよっています。

PLANES 次元

  • ゼンディカー
  • テーロス
  • タルキール
  • 過去のタルキール
  • タルキール(『タルキール龍紀伝』)
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