- HOME
- >
- WORLD OF MAGIC
- >
- 次元
- >
- ミラディン
MIRRODIN
- ミラディン -ミラディン では森や山、そして草に至るまで、すべてが金属でできています。それぞれのマナの色に輝く5つの太陽が、この次元を照らしています。
遠い昔、プレインズウォーカーであるウルザによって造られた銀のゴーレムの カーン によってこの金属の次元は創られました。しかし、 カーン の創造物に問題が発生しました。カーンは意図せずに、自分の世界に暗い汚染を引き込んでしまったのです。それはファイレクシアの油でした。数百年の時を経て、この油は根付いて土地を汚染し、新たな恐怖を際限なく生み出すようになりました。
次元を守るために カーン が創った守護者も不安定になり、自我に目覚めると自らをメムナークと呼ぶようになりました。 メムナークは何度も狂ったような怒りを見せ、造物主に見捨てられたと感じるようになりました。 メムナークの狂気が深まっていくにつれ、彼の力も変わっていきました。 彼は他の次元から数え切れないほどの者を拉致するようになり、最後にはエルフのグリッサ・サンシーカーによって倒されました。
しかし、それでも ミラディン に平穏は戻りませんでした。ミラディン人の第一世代は消え、さらわれてきた元の次元へと帰っていきました。その間にも、ファイレクシアの汚染は進行を続けていました。新ファイレクシアの恐怖が次々と ミラディン の核から出現し、出会ったすべてのミラディン人を殺し、その死体を蘇らせて自らの戦力として取り込んでいったのです。
しかし、ファイレクシアの各派閥は、その目的において統一化されていたわけではなかったのです。ウラブラスクが率いる赤の力の派閥は ミラディン の人々には目もくれず、彼らに安息の地を与えます。
それぞれのマナに基づく派閥間の断絶は、新ファイレクシアをより強化し、同時に弱体化させました。つまり、さらなる多様性と対応力がついたことで強化されましたが、その目的が統一化されなかったために弱体化も招きました。
はたして、ミラディン人は生き残ることができるのでしょうか? この殺伐とした世界で彼らを待つ新たな恐怖とは? この汚染は他の次元へと広がることになるのでしょうか?
LEGENDARY CREATURES
- 伝説のクリーチャー --
グリッサ・ サンシーカー
反抗的なトラブルメーカーであるグリッサは、故郷が完全に破壊されるその時までエルフのしきたりを疑問視していました。両親を殺害した者を探し出して復讐を果たすことに執念を燃やす彼女は、金属的なミラディンの地形をくまなく捜索しています。
-
鉄のゴーレム、 ボッシュ
巨大な鉄のゴーレムであるボッシュは、メフィドロスの沼の黒き汚泥の中に埋まっていたところを発見されました。解放された後、ボッシュは過去の記憶を持たず、グリッサとスロバッドと随伴することを選びました。その過去を明らかにする証拠を求めて、彼らとともにミラディン中を探索しています。
-
ゴブリンの修繕屋 スロバッド
ゴブリンの基準で言うと非常に聡明であるスロバッドは、ミラディンの内部構造の解体と理解に長けていました。旅の途中で出会ったグリッサと意気投合したスロバッドは、次元を支配する恐るべき勢力を倒す手助けをすることを誓ったのです。
-
黄金の若人ラクシャ
誇り高く、獰猛で、戦いにおいては味方の士気を鼓舞するラクシャは、タージ=ナールの広大な剃刀ヶ原からミラディンのレオニンたちを率いています。同胞のレオニンを再興させながら、ラクシャは彼らにすべての武器の使い方に習熟し、古くからの居住地の防衛を強化することを奨励しています。
-
メムナーク
メムナークはミラディンの核を常に見守る管理人であり、パノプティコンを通じてすべての事象を監視し操作しています。ミラディン表層の全土をくまなく覆う無数の無害なマイアの軍勢を操ることで、メムナークは彼の失脚を望む者たちの常に一歩先を進むことができています。
派閥
-
オーリオック
ミラディンにおける人間の派閥の中でもっとも文明的なオーリオックは、レオニンたちとの外交と貿易によって存続しています。強力な戦士であるオーリオックの者たちは、本拠地がある剃刀ヶ原に接近する人工の脅威を一時的に無力化または解体するために魔法の力を多用しています。
-
ニューロック
ルーメングリッドでは、ニューロックは主であるヴィダルケンの謙虚な助手として働いています。実験を手伝いながら、一般的な知識と並んで彼らが特に求めているのが、ミラディンの奥深くに生息する謎多きちらつき蛾に関する知識でした。
-
モリオック
屍賊たちから離れたメフィドロスの各地にある集落に住み、モリオックは沼地で物拾いを行うことで生き残っています。猛毒の煙に常に囲まれていることから、彼らの多くは頭部を守る防具を身に付けていますが、それは彼らの脳に浸食する狂気を収めることにはほとんど役立っていません。
-
ヴァルショク
常に戦闘を求めるヴァルショクは、鉄鉱石を求めて居住地である山を探索し、それらを使って強大な破壊力を持つ武器を造り出します。彼らの多くは、ヴァルショクの凶暴な力を補完する、稲妻を操る強力なシャーマンを帯同させて戦います。
-
シルヴォク
体の中に銅が駆け巡るシルヴォクは、ミラディンの鬱蒼とした絡み森の中で孤立した生活を送っています。他の種族とほとんど交流を持たないシルヴォクは、森で収穫した果物や狩猟で得た獲物を生活の糧としています。
クリーチャー種族
-
ゴブリン
金属の継ぎ当てで覆われたミラディンのゴブリンたちは、大焼炉の中に棲みます。彼らのアーティファクトを操る才能は、かなり進んだものから、棒で突くまで様々です。
-
レオニン
気高く、自らの王に忠誠を誓うレオニンたちの棲みかは、ミラディンの剃刀ヶ原にあります。彼らは無駄のない統率された戦術によって、恐ろしい地ならし屋や他の敵を撃退してきました。また、彼らはミラディンで最も洗練された武器を造り出すことができます。
-
エルフ
美しい銅の金線で装飾されたミラディンのエルフたちは、絡み森の巨大な金属製の大木に生息しています。それらの大木のなかで最も尊重され、守護されているのが、彼らの歴史や豊かな伝承が記された、伝承の樹と呼ばれる大木です。
-
ゾンビ(屍賊)
メフィドロスの黒い汚泥の中に巣くう屍賊たちは、この不浄な沼を通り抜けようとする無謀な者を見境なく攻撃します。囁きの大霊堂から操作されている屍賊たちは、ゲスによる闇の統治を執行し、拡大するための手助けをしています。
-
マイア
小さく滑らかで静かな、どこにでもいる自動機械の監視者は、めったに攻撃性を表しません。多くの場合無視され、せいぜい邪魔者程度に見られているマイアたちの真の目的は、ほとんど気に留められることがありません。