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IXALAN
- イクサラン -イクサラン次元の鬱蒼とした密林の奥深くには、想像を絶するほどの宝物が眠っています。不滅の太陽とは、古の黄金の都オラーズカに眠る、神話的な力を持つアーティファクトです。それは、無限の富、帝国の力、自然の支配、そして永遠の命を約束すると言われています。長きに渡って、それは伝説に隠されたおぼろげな記憶に過ぎませんでした。ですが今その伝説は現実味を帯び、イクサランのすべての勢力が不滅の太陽とそれが持つという力を欲しています。彼らはそれを手に入れるためならば、どんなことも厭わないでしょう。
川守りのマーフォークと太陽帝国の人間は長い間、戦ったり、危うい平和を保ったりしながら、イクサランの大陸を分かち合ってきました。ですが外部からの勢力が―まずは宝物に飢えた鉄面連合の海賊が、そして今は薄暮の軍団の不吉な艦隊が―その微妙な均衡を破ったのです。そして薄暮の軍団によるイクサランの征服が進む中で、四勢力は黄金の都とその宝物を必死に探し求めています。
世界は発見されるのを待ち焦がれています。太陽帝国最盛期の遺跡は密林の奥深くで発見されるのを待っていて、高山には魔力を持つ聖なる泉が湧き出し、秘密の洞窟には遥か昔の海賊たちが隠した宝物が眠っています。四勢力の勇敢なる探検家たちは、黄金の都を探し求めてイクサランを調査していく中で、そういった場所を発見していきます。
LEGENDARY CREATURES
- 伝説のクリーチャー --
法をもたらす者、アゾール
ラヴニカ次元において、アゾールは最高判事アゾール一世として伝わっています。彼はその都市次元における十のギルドの平和と均衡を維持する法規を確立し、文書としてのギルドパクトを記しました。ですがアゾールはプレインズウォーカーだったのです。その行いはラヴニカだけに留まらず、多元宇宙の広範囲に渡るものでした。多くの異なる次元、その古代文明に「法をもたらす者」の伝説があり、しばしば翼を持ち、神やそれに近い存在としてみなされています。そしてそういった伝説の多くにはアゾールの影響が現れているのです。そして、イクサラン次元において、アゾールは自らの灯を犠牲に「不滅の太陽」を創造しました。
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原初の嵐、エターリ
黄金の都の解放によって巨大な古の恐竜たちが姿を現しました。大地の内にてオラーズカとともに長い眠りについていたのです。これらの怪物はそれぞれ大地が持つ魔力の一面を体現しています。背鰭のエターリは赤のマナと嵐の終わりなき怒りの体現です。
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原初の潮流、ネザール
黄金の都の解放によって巨大な古の恐竜たちが姿を現しました。大地の内にてオラーズカとともに長い眠りについていたのです。これらの怪物はそれぞれ大地が持つ魔力の一面を体現しています。水棲のネザールは青のマナと海の果てない深みの体現です。
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原初の死、テジマク
黄金の都の解放によって巨大な古の恐竜たちが姿を現しました。大地の内にてオラーズカとともに長い眠りについていたのです。これらの怪物はそれぞれ大地が持つ魔力の一面を体現しています。棘のテジマクは黒のマナと死そのものである絶えない飢えの体現です。
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原初の夜明け、ゼタルパ
黄金の都の解放によって巨大な古の恐竜たちが姿を現しました。大地の内にてオラーズカとともに長い眠りについていたのです。これらの怪物はそれぞれ大地が持つ魔力の一面を体現しています。巨大な翼竜ゼタルパは、白のマナと太陽の焼け付く輝きの体現です。
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原初の飢え、ガルタ
黄金の都の解放によって巨大な古の恐竜たちが姿を現しました。大地の内にてオラーズカとともに長い眠りについていたのです。これらの怪物はそれぞれ大地が持つ魔力の一面を体現しています。巨体の暴君ガルタは緑のマナと貪り尽くす飢えた野性の体現です。
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太陽の化身、ギシャス
恐竜ギシャスは創造、育成、破壊という太陽の三つの面をその恐るべき巨体に体現しています。敵に対抗すべくその力にあやかる兵士や司祭からは、健全に混じり合った敬意と怖れを向けられています。
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原初の災厄、ザカマ
黄金の都の解放によって巨大な古の恐竜たちが姿を現しました。大地の内にてオラーズカとともに長い眠りについていたのです。三つ首のザカマは白と赤と緑のマナの体現、三相の太陽の生ける権化です。
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オラーズカの暴君、クメーナ
かつてティシャーナの弟子であったクメーナは、マーフォークの間で著しい信望を得ています。ですがその信念と気質は師のそれとは決定的に異なっているかもしれません。彼は長いこと、川守りがオラーズカを見つけ出し、その力を得て侵略者を追い払うべきだと信じてきました。やがて彼が黄金の都を発見してその魔法を呼び起こしたことで、都と不滅の太陽を奪い合う厳しい戦いが始まりました。
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薄暮薔薇、エレンダ
数世紀の昔、ガラノのエレンダは遠方の地トレゾンにて不滅の太陽を守護していました。それが奪われると、彼女はいかなる対価を払おうとも取り戻すという真摯な誓いを立てました。年月が経ち、絶望の中にエレンダは自らの魂を捧げて捜索を続ける手段としました――そしてその行いによって、彼女は最初の吸血鬼となったのです。
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マーブレン・フェイン
マーブレン・フェインはトレゾンの高位の聖職者です。その揺るがぬ権威に満ちた力強い声は、貴族階級の者をも震わせます。フェインは不滅の太陽の守護者エレンダを探し出し、彼の民へと永遠の生命をもたらそうとしています。
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波を司る者、コパラ
大いなる川の九つの支流は要衝であり、マーフォークの勢力が常に支配を争っています。マーフォークの形成師であるコパラは熱い野望をもって第九支流の源流を統べています。地位への渇望から、彼は勢力を日々鍛えて版図を広げています。
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風雲船長ラネリー
「逃げ上手」の風雲船長ラネリーは航海と探検、そして大海原の自由を愛する大胆な剣客です。彼女はウナギのようにしなやかに、どのような困難な状況からも抜け道を見つけます。彼女の魂もひとところにとどまってはいない、彼女をそう表現する者もいます。
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鉄面提督ベケット
「災難」号の船長であった鉄面のベケットは剣術と付与魔術の腕前で名を轟かせていました。鉄面船長は今や鉄面提督となり、見事に統制された恐るべき深海艦隊を率いています。
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マガーンの鏖殺者、ヴォーナ
異統戦争の際に堅固に守られた村を侵略し、十人に及ぶ敵将を殺戮したことでヴォーナはその二つ名を得ました。そして今、征服者の一団を率いて、彼女は最初の吸血鬼であるガラノのエレンダを探し求めています。イクサランでの敵、薄暮の軍団に立ち向かうために。
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轟く声、ティシャーナ
全ての団の上に立つ強大な造物師、ティシャーナはただの一言だけで海賊船を沈め、もしくは吸血鬼の群れを退散させます。その魔力を帯びた声は敵をひるませる力を持ち、ですが民からは温かく優しい年長者として慕われています。
重要地点
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黄金の都、オラーズカ
オラーズカは古の太陽帝国最大の遺跡、輝かしい黄金の都であり今も不滅の太陽が眠っています。長年そこは帝国の首都として機能し、全土からの献上品がその宮殿や神殿を飾っていました。都のほぼあらゆる建物が黄金で彩られ、埋め込まれた翡翠は人間と共に都に居住していた古のマーフォークの影響を表しています。何世紀もの間、大地が黄金の都を覆い、その秘密と宝物を隠していました――ですが今や都は開かれ、その力を求める争奪戦が始まっています。
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太陽帝国の都市
太陽帝国はイクサランの沿岸地域を三つの都市で支配しています。アゾカンは沿岸の低地、海に最も近い場所にあります。パチャチュパは沿岸低地が高い山脈に接する箇所に、そしてオテペクは太陽帝国の西端、高山の森林地帯に位置します。
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薄暮の軍団の前哨地
薄暮の軍団は太陽海岸に上陸すると、沿岸低地や沼がちの河口に城塞や植民地を建設し始めました。最も重要な城塞は一番砦アダント、信念砦デュロン、追放砦リオアです。
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孤高街
水上都市である孤高街は鉄面連合にとっての中立地帯です。この街は筏船、荷船、船殻、そして水上の乗降段が繋ぎ合わされて一つの巨大な塊となったものです。海賊向けの酒場や店がその上にあり、暴力沙汰はありふれたものとしてしばしば放置されています。
クリーチャー種族
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太陽帝国
太陽帝国の民は人間です。覚醒の太陽キンジャーリの慈愛に満ちた手によって粘土から作られたと言われています。彼らは恐竜と共に生きています。飼い慣らしたり家畜化しているのではなく、ですが戦いには連れ出し重い荷車を引かせています。
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川守り
イクサランの海、川、雨林の至る所に住む水陸両用の人型種族。それが川守りと呼ばれるマーフォークです。マーフォークは空中と水中での呼吸が可能です。緑のマーフォークは地上を、青のマーフォークは水中を好む傾向にあります。
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薄暮の軍団
薄暮の軍団を率いるのは、吸血鬼の貴族階級です。彼らはほとんどの人間よりも素早く、力は強く、そして超自然的な能力から故郷においては最強の軍勢です。今、不滅の太陽を探し求めながら、彼らはその力をイクサランへもたらしています。
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鉄面連合
鉄面連合の海賊は多種多様な寄せ集めです。様々な過去を持つ人間だけでなく、ゴブリン、オーク、セイレーンの三つの非人間種族も混じっています。
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ゴブリン
ゴブリンはイクサランの生まれですが、海賊たちが太陽帝国の海岸へやってくると、その好奇心から鉄面連合に惹かれました。ゴブリンは今も密林の居住地に生息していますが、流線型の海賊船の舷縁に腰掛けていたりマストによじ登っていたりする姿がよく見かけられます。
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オーク
薄暮の軍団が創建された時から、オークはその仇敵でした。軍団との何世紀もの戦いを経て、彼らの数は僅か数百にまで減ってしまいました。幾らかは今もトレゾン近くの離れ島に生息していますが、多くが鉄面連合の海賊船に乗り込んでいます。
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セイレーン
セイレーンは岩がちの海岸や離れ小島、あるいは浮遊する海藻の森にも生息しています。とても気紛れで、彼女らの愛情は次の瞬間には殺意に変化し、そしてまた戻るのです。彼女らは船に夢中で、乗組員の地位を得ています――船長になった者すら少なくとも一人存在します。