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岩SHOWの「デイリー・デッキ」

とことん!スタンダー道!デリアン教授登場、ゴルガリ・コントロールの新戦力に?(スタンダード)
新学期がキタキタキタァ!
学生の皆!4月は新学期を迎え、学年が上がって後輩が出来たり、新しい学校へ行ったり……あるいは社会人の皆!新年度のスタートで気合いが入っている、新たな職場に馴染もうと頑張っていることだろう……全員エラい!そんな新生活の中でマジックをプレイしているなら、さらにエラい!スタンダードの最新情報を追いかけているならもうエラすぎるぞ!
というわけでポジティブをモットーに新年度を迎えた当コラム「とことん!スタンダー道!」。今年度もとことんポジティブにとことんスタンダードを楽しむぞと。同じ志の人が居れば、着いてきてくれたら嬉しいぜ。そんなわけで今週もデッキ情報をお届け!まずは『ストリクスヘイヴンの秘密』プレビューで公開されたカードのチェックから……

《デリアン・フェル教授》!久しぶりにプレビュー段階で話題を集めたプレインズウォーカー・カードの登場だ。黒と緑を司るウィザーブルーム大学の偏屈教授であるキャラクターだ。この新登場のプレインズウォーカーは4マナで忠誠度5でスタート、4つの能力を持っている。
この中でも[-3]は条件や追加のコストなどもなく、クリーチャーを破壊できる便利除去。これでクリーチャー1体を撃ち落とし、その後[0]を起動してカードを引ければそれだけで対戦相手とのアドバンテージ差を開くことが可能。[+3]はライフを3点得るというもので、構築では軽視されるライフゲインなわけだが……3点は結構デカい。アグロデッキ相手に逃げ切れる可能性を高める、悪くない値だ。また『ストリクスヘイヴンの秘密』の黒緑はライフを得ることがテーマになっている。
なのでこのゲインも他のボーナスに繋がる可能性あり!そんなデリアンが気になるところだが……このカードを迎え入れることができそうな、現スタンダード環境のゴルガリ(黒緑)デッキを紹介しておこう!
| 4 《寓話の小道》 4 《草むした墓》 3 《花盛りの湿地》 4 《ウェイストウッドの境界》 1 《眠らずの小屋》 2 《バーシンセー》 1 《不安定な断層》 3 《沼》 4 《森》 -土地(26)- 4 《ラノワールのエルフ》 4 《アナグマモグラの仔》 1 《変容する悪党、サンドマン》 4 《氷耕しの探検家》 1 《沼地のハンター、レザーヘッド》 1 《金脈のハイドラ》 2 《生けるスライム、ミュータンジェンマン》 -クリーチャー(17)- |
3 《報いの呪詛》 2 《苦々しい勝利》 1 《保安官を撃て》 2 《黒い太陽の日》 4 《幻獣との交わり》 3 《妄執の追跡行》 2 《ソジンの台頭》 -呪文(17)- |
3 《強迫》 2 《倦怠の宝珠》 1 《報いの呪詛》 1 《保安官を撃て》 1 《一巻の終わり》 1 《緊急の検死》 1 《除霊用掃除機》 1 《始まりの液体》 1 《鋭い目の管理者》 1 《沼地のハンター、レザーヘッド》 1 《極悪非道の盗人》 1 《ビビアン・リード》 -サイドボード(15)- |
ゴルガリ・カラーのコントロールデッキだ。《報いの呪詛》《黒い太陽の日》など黒いクリーチャー除去呪文を備え、相手の攻めを減速。自身は緑のクリーチャーで盤面を作って応戦するというスタイルだ。コントロールは、アグロなどよりもカード1枚の質で勝負する。そうなるとどうしてもマナが必要だ。このデッキは他の緑系デッキでも見られるアプローチでこの問題を解決する。生け贄に捧げて基本土地を探し戦場に出す《寓話の小道》。これを再利用するムーブだ。《氷耕しの探検家》は土地のプレイ枚数を増やし、さらに墓地から土地をプレイ可能に。これで小道を使いまわしてバンバン土地を並べていく。
それに《アナグマモグラの仔》。これで《ラノワールのエルフ》や土の技でクリーチャー化した土地が加えるマナを増やすという普通の使い方でマナを得ても良いが……アナグマモグラは最も警戒されているカードの1つなので即除去されてしまうだろう。だったら2ターン目すぐに出すのをちょっと我慢して、小道を出してからアナグマモグラ→小道に土の技、というルートを辿る手もある。土の技でクリーチャー化した土地は墓地に置かれると戦場に戻るので、小道は生け贄に捧げると自動的にカムバック。また次のターンに起動が可能で、1枚の土地が2枚の基本土地に化けるのである。このテクニックは《不安定な断層》でも可能であり、また土の技は《バーシンセー》でもかけられる。そうやって着実に使えるマナを増やして、コントロールデッキのフィールドに引きずり込むのだ。
さて、コントロールデッキにおいてマナと共に重要なのは手札だ。対戦相手の猛攻をしのいでも、手札が空になれば……向こうが体勢を立て直して再度仕掛けてきた時に迎え撃つことが出来ずに敗れてしまう。なのでドローはしっかり確保しておきたい。ゴルガリはその役目を《妄執の追跡行》に担わせている。これは手掛かりを生成し、間接的にドローをもたらしてくれるエンチャントであり……同時に、攻撃クリーチャーを強化する手段にもなっている。同一ターンに生け贄に捧げたパーマネントの数だけの+1/+1カウンターを乗せ、3個以上であれば絆魂も持たせるのでライフ回復要素にもなっている。手掛かりを貯めてから起動したり《寓話の小道》を絡めたり……。
そんな追跡行と抜群の愛称を誇るのが《生けるスライム、ミュータンジェンマン》!その名の通りミュータンジェン・トークンを生成するこの伝説のクリーチャー、+1/+1カウンターを自分に乗せて良し他のクリーチャーに乗せて良しの器用なヤツなのだが、これは同時にトークンであるアーティファクトの起動コストを{1}減らしてくれるというオマケも持っている。なので手掛かりトークンのコストが{1}になり、かなり気軽にドローを狙えるようになる!《眠らずの小屋》から得られる食物もコスト軽減されるため、そういったものをフルに活用して、追跡行でクリーチャー強化&絆魂で対戦相手とライフを差を拡大させつつ、潤沢な手札でその再展開を阻み続けよう!
カードパワーは十分すぎるものの、これまで使うデッキが見つからなかった《ソジンの台頭》。6マナというコストがネックになっていたわけだが、このアーキタイプならば問題なく支払えるので採用されている。クリーチャーをすべて破壊する全体除去であり、最終的にはクリーチャーとなり、対戦相手の墓地からクリーチャーを奪える驚異のフィニッシャーとなる。
そんな台頭、コントロールデッキとして嬉しいのはⅡ章能力でもあったりする。これはカード名を指定し、対戦相手の手札・ライブラリー・土地……あらゆる領域からそのカードを計4枚追放する。相手のデッキに入っているものが判断できれば、負け筋を消すための手段として大変に優れている。この能力はクリーチャーで攻めるデッキ以外にも効果的に働く。コンボデッキ相手であれば《全知》や《強靭形態の調和者》といったパーツを指定してすべてぶっこ抜くことで、機能不全に陥らせることも可能だ。そんなわけで無駄なドローになりにくい、非常に優秀な全体除去。マナをしっかり用意できるデッキで、お試しあれ!
さあ、このゴルガリ・カラーのコントロールデッキに《デリアン・フェル教授》は迎え入れられ、その席を確保できるだろうか?カードパワーは十分そうに見えるので、1枚くらい投入して実戦で試して、自分自身の体験で判断したいものだ。他にも黒緑2色のカードはたくさんリリースされる予定なので、この春はゴルガリで生命の芽吹きを楽しもう!それじゃ、今夜もランク戦でマッチしたらヨロシクゥ!
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