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グランプリ・北京2016

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来期プラチナ・プロ確定!日本人プロポイントレーストップの玉田遼一選手にインタビュー!

 プロのマジックプレイヤーとして最高峰に位置し、誰もが夢見るプラチナ・プロ・レベル。

 世界中のプロ・プレイヤーたちは1年間に渡る長いシーズンでしのぎを削り、日々このレベルに到達することを目指します。

 そんな中、シーズンの折り返し地点で早々と来期のプラチナレベルを確定した日本人プレイヤーがいます。

 そのプレイヤーは玉田遼一選手。

 プロツアー『戦乱のゼンディカー』で準優勝を果たし、ワールド・マジック・カップ2015でトップ8、グランプリ・パリ2016では3位入賞と、着実にポイントを重ね、見事早くも来期のプラチナ・レベルを確定させました。

 それだけでなく、現時点で今期プロ・ポイントが44点と、獲得プロ・ポイントで日本人トップに立っています(2位はプロツアー『戦乱のゼンディカー』優勝の瀧村和幸選手)。限られたプレイヤーしか出場することができない世界選手権とワールド・マジック・カップの出場権も視野に入ってきている状況となっているのです。

 果たして彼はどのようにしてプラチナ・レベルとなったのでしょうか。試合を控える中、彼にインタビューをお願いし、彼の素顔に迫りました。

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――グランプリ・パリ2016での入賞と来期プラチナレベル確定おめでとうございます。

「ありがとうございます」

――今期は非常に順調にシーズンを過ごされていますが、何か大きな要因はあるのでしょうか?

「うーん、何でしょうねえ(笑)。最初にWMCQ(ワールド・マジック・カップ予選)を抜けて、勝つとやる気が上がって、練習をするようになって、好循環が生まれた感じですかね」

――普段はどこでどのように練習をされているのでしょうか?

「練習は大阪でマジックプレイヤーと一緒にです。『集まれー』って感じです」

――現在プロ・ポイント44点で日本人トップと、ワールド・マジック・カップ(キャプテンの)権利が見えていると思うのですが、そこは意識されていますか?

「どちらかと言うと世界選手権のほうですね」

――もともとはレガシーのイベントでお名前を拝見することが多かったのですが、もともとはレガシープレイヤーだったのでしょうか?

「あの頃はあんまりマジックやってなかったんですよね(笑)。レガシーだったらあまり(マジックを)やっていなくても環境が変わらないのでちょろっと出てましたね」

――そこからマジックに熱を入れるきっかけは何があったんでしょう?

「周りのプレイヤーがマジックを真剣にやる人が増えてきたので、じゃあ僕も、となりました」

――昨年から海外グランプリでお見かけすることが多い印象があったのですが。

「覚前(輝也)君がやる気出して、僕もそれにつられてという感じですね。覚前くんとは(マジックに熱を入れて)やるようになってから知りあったのですが、そんなにやるんであればと僕もやろうかなと」

――玉田さんはアメリカなど海外グランプリで勝たれている印象ですが、特別な調整方法などはあるのでしょうか

「特には無いですね(笑)。ただ、僕は人混みが苦手なので、やっぱり国内グランプリだとすごく人口密度が高すぎて疲れてしまうんですよね。海外の方が土地も広いしゆったりリラックスしてプレイできますね」

――では今後も海外グランプリを積極的に周られる予定ですか?

「いえ、プラチナが確定してるので今期はもうあまり......。来シーズンになればまた周ると思うんですが。今期はアジアなど近場であれば行くと思います」

――では今期は世界選手権、マジック・ワールド・カップを視野に入れつつ......といったところでしょうか。

「まあ、あと2回プロツアーがあるのでだいぶ変わると思います。ワールド・マジック・カップは他の人がいっぱい勝てば無理なんで......。どっちかというと予選で抜けようと(笑)。世界選手権はマジックプレイヤーとして一度は出てみたいですね」

――ありがとうございました。

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