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岩SHOWの「デイリー・デッキ」

とことん!スタンダー道!バス運転手がフラッシュデッキを大強化(スタンダード)
プロツアーがキタキタキタァ!
スタンダードをこよなく愛するプレイヤーにとって重要なイベント、それがプロツアー!競技トーナメントの最高峰である舞台、そこではリミテッドと構築の混合フォーマットで最強プレイヤーを決める戦いが繰り広げられる。構築ラウンドでは多くの場合スタンダードが採用され、世界中の予選を勝ち抜くなどして権利を手にしたプレイヤー達は珠玉のデッキリストを持ちより、葉を競い合う……というわけで、参加しないプレイヤーにとってもプロツアーは見逃せないイベントであり、その結果は以降のスタンダード環境に大きな大きな影響を与えるのである!
というわけでこの回が予定通りにアップされていれば……明日2026年5月1日はプロツアー『ストリクスヘイヴンの秘密』初日!(日本時間的にはさらに翌日?まあ細かいことは置いておいて)ラスベガスという世界一有名なきらびやかな都市にて行われるトーナメント、生放送でフィーチャーマッチが観戦できるので、皆夜更かしして……あるいはアーカイブで視聴するべし!筆者岩SHOWも実況担当としてこのイベントの初日と二日目に参戦予定で、これを書いている今からドキドキワクワクが止まらない。とことん楽しみながら最後まで駆け抜けるぞ!というわけでどうぞよろしく。
『ストリクスヘイヴンの秘密』公式発売日より1週間後に開催となる今大会。この短い期間でプレイヤーはどんなデッキリストを組み上げるのか?スタンダードの可能性がさらに高まり、よりエクストリームなデッキが組めるようになった環境……君ならどんなデッキを選ぶだろうか?プロツアーに出場するプレイヤーの傾向として、テクニカルなもの、青いドロー要素や、打ち消しなどの構えて動く要素を持ったデッキが好まれがち、というのが長年トーナメントを観戦し続けてきた僕の抱いている感覚だ。プロツアーに出場するレベルのプレイヤーは、ベストな選択をすることに長けている。ドローで増えた手札の中で何を唱えるか・自分のメインで動くか相手の動きを見てから行動する……選択肢が増えれば増えるほどミスも発生しやすくなる。そんなデッキを乗りこなすのがプロプレイヤーというイメージは昔からずっとあるねぇ。
というわけで今回のトーナメントも青いデッキの比率が高くなるのではないか、と考えている。スタンダード、青いデッキが強くて種類も豊富だし、それらがストリクスヘイヴンで強化されるとしたら……これはもう外さない選択肢になるんじゃないかなと。そんな直前予想を抱きながら、環境最初期のスタンダードのデッキリストをチェックしこの原稿を書いているところだ。そして……いかにもプロツアーっぽさを感じるリストを発見したので、ここで取り上げさせていただこう!
| 2 《始まりの町》 4 《マルチバースへの通り道》 4 《神聖なる泉》 4 《フラッドファームの境界》 2 《放棄された気の寺》 5 《平地》 4 《島》 -土地(25)- 4 《フラッドピットの溺れさせ》 4 《勝利の楽士》 4 《エイヴンの阻む者》 3 《素早き救済者、アン》 4 《飛空バスの車掌》 4 《量子の謎かけ屋》 -クリーチャー(23)- |
4 《縫い目破り》 4 《喝破》 4 《真昼の決闘》 -呪文(12)- |
1 《呪文貫き》 1 《呪文嵌め》 1 《スパイダーセンス》 2 《失せろ》 3 《安らかなる眠り》 4 《鳴り渡る龍哮の征服者》 1 《司書、ワン・シー・トン》 1 《辺境地の御目付役、アジャニ》 1 《嵐の討伐者、エルズペス》 -サイドボード(15)- |
というわけでスタンダードの「アゾリウス(白青)フラッシュ」のお出ましだ!フラッシュとは瞬速能力のこと。優先権があるタイミングであればいつでも唱えられるインスタント、それと同じように瞬速を持つクリーチャーやエンチャントは唱えられるので、対戦相手が何かをしてきたのを見てから唱えて応じることができる。《フラッドピットの溺れさせ》は対戦相手のクリーチャーをタップして麻痺させるので、相手のターンに唱えれば攻撃を防ぐことが可能。《素早き救済者、アン》や《エイヴンの阻む者》は相手の呪文を追放することで、打ち消し呪文のような妨害を行う。これらの妨害アクションを行いつつ、クリーチャーが戦場に残るので、それらで攻撃を仕掛けていく……派手な一撃はないが、隙なく立ち回り着実に詰めていくのがこのアーキタイプ。じっくり構えて戦う……この青いデッキという感じ、いかにもプロプレイヤー好みというイメージだ。
青いデッキの代名詞とも言える《量子の謎かけ屋》もこのリストにもちろん鎮座している。戦場に出るとカードが引けるこのスフィンクス。とりあえずワープで唱えて2マナで出してドロー……このアクションを大きく強化するのが新カード《飛空バスの車掌》!この車掌も瞬速を持ったクリーチャーで、飛行&警戒とバランスの良い高スペック。この車掌は準備済状態で戦場に出て、呪文のコピーを1つ提供してくれる。これは青マナ1つと軽く、クリーチャーを追放してから戦場に戻すブリンクと呼ばれるムーブを披露する。これの対象にワープで唱えたスフィンクスを指定すると、追放されて戻ったスフィンクスが再びドローをもたらし……そしてこれはワープで唱えたものとは別のカードとして扱われるので、そのまま戦場に居座る!4/6飛行、攻防共に優れたクリーチャーが低コストで戦場に。またこのブリンクは追放してタイムラグなしですぐさま戦場に戻ってくるため、これを利用してエイヴンやアンを出し直し、対戦相手の呪文を追放する妨害能力を使い回せる。相手にしたいことをさせず、飛行クリーチャーで攻めていく……フィーチャーマッチで圧倒的な支配力と優雅なカード捌きを拝めるかもしれない!
プロツアーといえばテクニカルなデッキの晴れ舞台。颯爽と使いこなすプロプレイヤーに見惚れてしまう……そしてそのリストをコピーし、いざ自分も!そんな風に皆のモチベーションが爆上がりし、スタンダードという道がより活性化することを心から願っているよ。さあ、お祭りだ!夜更かしに備えろ!
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- 津村健志の「先取り!」スタンダード・アナライズ
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