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岩SHOWの「デイリー・デッキ」

ウィザーブルーム再臨に期待!ゴルガリ・ドラゴン(スタンダード)
気になるのはやっぱりドラゴン!というわけで前回に引き続きドラゴンとそのデッキの話をしよう。今回は『ストリクスヘイヴンの秘密』より《均衡を保つもの、ウィザーブルーム》をピックアップ。新たなウィザーブルームは、5/5飛行・接死であるがマナ総量は8とかなりの高重量。しかしそのコストは、親和という能力で軽減される。これが参照するのはクリーチャーで、それをコントロールしている数だけマナが軽減される。極端な話、6体コントロールしていれば黒と緑の2マナのみで唱えられる。
そしてウィザーブルームは、コントローラーが唱えるインスタントとソーサリーにもこの親和を与える……つまりかなり軽いコストでそれらの呪文を唱えて、クリーチャー除去などが行えるわけだ。デッキ構築は難しい部類になるカードであるが、そのポテンシャルを引き出せればかなり楽しい1枚になること間違いなし!さて、このゴルガリ(黒緑)カラーの伝説のドラゴンを使うならば……
| 4 《寓話の小道》 1 《魂の洞窟》 2 《マルチバースへの通り道》 4 《草むした墓》 2 《眠らずの小屋》 1 《地底の遺体安置所》 2 《魂石の聖域》 6 《沼》 4 《森》 -土地(26)- 2 《悪戯好きの忍び仔》 4 《易変の探検者》 4 《ゴミあさりの執政》 3 《咲蔦森の執政》 2 《破壊の嵐孵り》 -クリーチャー(15)- |
4 《苛性の吐息》 3 《苦々しい勝利》 2 《保安官を撃て》 1 《受け継ぎし地の開墾》 2 《一繋がりの根》 3 《ラクシャーサ流取り引き》 4 《不浄な別室 // 祭儀室》 -呪文(19)- |
2 《除霊用掃除機》 2 《食らいつく変わり身》 1 《受け継ぎし地の開墾》 3 《脅迫戦術》 2 《古からの確執》 3 《神出鬼没の狩人、スーラク》 2 《欄干ワーム》 -サイドボード(15)- |
こういうデッキが良いのではないだろうか?というわけで『マジック:ザ・ギャザリング | ミュータント タートルズ』環境のスタンダードにおける「ゴルガリ・ドラゴン」をご紹介!基本的にコントロールデッキになる。黒のクリーチャーやプレインズウォーカーへの除去、そして緑のマナ加速や多色のアドバンテージ源から構成されている。その中に《ゴミあさりの執政》《咲蔦森の執政》《破壊の嵐孵り》……前兆能力を持ったドラゴンらがラインナップされている。これらはドラゴンとして戦場に出しても良いし、ソーサリーとして唱えても良し。そちらを選んだ場合はライブラリーに戻って、再び引いて唱えるチャンスが巡ってくるという使い勝手の良いクリーチャーだ。《ゴミあさりの執政》《破壊の嵐孵り》はパーマネント対策となる除去で、まとめて流せるゴミあさりにピンポイントで狙い撃ち、エンチャントやアーティファクトにも触れられる嵐孵りとどちらも優秀。
そして《咲蔦森の執政》は《森》を2枚獲得できる。1枚は戦場に出るのでマナ加速になり、マナを必要とするコントロールにとって有難い前兆呪文だ。さらにドラゴンとして戦場に出すと、これ自身や他のドラゴンが戦場に出ると3点回復という沁みる能力まで持っている。終盤はこれでライフを危険域から脱出させて、ドラゴンら航空戦力で攻守交替というのがこのデッキの狙い。
ドラゴンのカウントを増やすために多相持ちのクリーチャーを採用しているのもこのリストのポイント。全てのタイプを持つ多相クリーチャーらは《咲蔦森の執政》でライフを得られるものであり、また《苛性の吐息》を唱えるためのドラゴンの後見を得るのにも役立つ。《易変の探検者》は土地を増やすマナ加速役でもあり、その土地も多相を得る《変わり谷》なのも強みだ。そしてこれらのカードがあるからこそ《不浄な別室》が輝く!本来なら1ドローと引き換えに2点のライフを要求してくるが、デーモンをコントロールしているとむしろライフをプレゼントしてくれるし、対戦相手がライフを失ってくれる。この邪悪なデーモン・シナジーを多相を持った面々はスムーズに誘発させてくれるというわけである。かわいい顔しておきながらドラゴンでありデーモンだなんて、恐ろしいね。
《ラクシャーサ流取り引き》はライブラリーの上から4枚見てそのうち2枚を手札に加える、質も量も両方取れる便利なインスタントだ。これのコストは特殊で、それぞれの色マナにつきそれの代わりに{2}を支払っても良い。黒緑2色のこのリストでは、頑張れば青マナも捻出できるが、基本的には{G}{B}{2}の計4マナで唱えることになるだろう。そんなこのカードが……《均衡を保つもの、ウィザーブルーム》により親和(クリーチャー)を持つとどうなるか?不特定マナはクリーチャーの数だけ軽減されるので、極端な話クリーチャーをたくさん並べて0マナで唱えることが可能になる!元でゼロで手札が増える、こんなお得なムーブを狙わない手はないでしょうよと。というわけで今後のスタンダードではコスト軽減がもたらす恩恵が大きいカードに要注目?
他にも『ストリクスヘイヴンの秘密』には多色カードが多数見られる。その中でも《デリアン・フェル教授》はコントロールにマッチした1枚。ライフ回復・ドロー・クリーチャー破壊とどのモードも受ける戦い方には噛み合っている。最後の紋章も、ライフを得る手段がいくつか見られるこのリストには噛み合っているかもしれない。初期忠誠度が高いので、[-6]も思っているより狙いやすそうなのが良いね。それとコントロールといえば全体除去、というわけで《悪意ある競争心》もチェックしておきたい。ライフの支払いを要求されるので、ガッツリ4枚採用とかは厳しそうではあるが、4マナでクリーチャーとアーティファクトを複数なぎ倒せるのは魅力的だ。アーティファクトを用いるデッキが多い環境になれば、これが奥の手として火を噴くことになる。全体除去の選択肢が増えるのは良いことだ。
また《精神の根》も面白いカードで個人的には大注目の1枚。対戦相手の手札を2枚捨てさせられるソーサリーだが、これで対戦相手が土地を捨てた場合……それをこちらの戦場に出せる!これは……決まるとかなり気分が良さそうだ。この手の手札破壊を受けて、呪文を温存するために土地を捨てるのは常套手段。そんな逃げを《精神の根》は許さないというか、ちゃっかりいただける。コントロールはマナがあればあるほどうれしい。呪文を2枚捨ててくれれば相手の攻め手は減るし、どっちに転んでも得するカード……これはサイドボードに搭載しておいて、速度がゆっくり目の相手に撃ち込んでリソースを奪ってやりたくなる。これまた環境によってはメインから採用しても良いだろう。
いやぁウィザーブルーム大学のカードは、その創設者自身も含めてそそられるラインナップだ。新たな環境のスタートは、ドラゴンデッキで切ってみるのも面白いだろう。ゴルガリ系のデッキ、色々トライしてみよう!
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