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ガフ提督の「ためになる」今日の1枚

今日の1枚:郷愁的な夢

浅原 晃

 1998年11月27日は、家庭用ゲーム機の「ドリームキャスト」が発売された日じゃ。実はわしはドリームキャストが大好きでな、地元ではドリキャスじじいと呼ばれておったぞい。夢を伝えるという意味を持つドリキャスは持っておってのう。今日は懐かしさも含めて、夢をテーマにした『トーメント』のサイクルカードの1つ、《郷愁的な夢》を紹介していくぞい。

 《郷愁的な夢》は手札すべてを緑の墓地回収の元祖《新たな芽吹き》にする、そんな夢のような効果を持ったカードじゃった。まず、夢サイクルがどういうものか知りたい? ふぉっふぉっふぉ、夢サイクルはじゃな、手札を好きな枚数捨てて、その枚数に応じて増していく効果を持ったカードじゃ。そして、緑の《郷愁的な夢》は手札さえあれば、墓地のカードを大量に回収できる。そんな夢のあるカードだったのじゃ。

 この効果、見た目は派手で強力に見えるから、とても強いだろうと、最初は鳴り物入りで登場したんじゃな。しかし、使われていくうちにアドバンテージの損失や打ち消しへの弱さが浮き彫りになってのう、特定のデッキで使われる程度の活躍に留まったのじゃ。それが……

 ん? まるで、ドリキャスのようじゃと? コラァ!……わしはな、ドリキャスが大好きなんじゃ、大好きなんじゃよ。しかし、わしはな、強さ以上に夢を見させることも大事じゃと思うんじゃよ。こう使いたい、ワクワクさせる、かっこいい、そんな要素がこのカードには備わっておった。だから、最初に人気にもなった、わしはそう思うんじゃな。

 何はともあれ、カードのフレイバーと合わせて、懐かしさがこみ上げてくる1枚と言えるじゃろう。そして、ドリームキャストも同じように市場的には微妙だったのじゃがな、好きな人にとっては夢を見させてくれる……ん? それなら、《郷愁的な夢》ではなく、《壊滅的な夢》の方がそれっぽいじゃと? コラァ! 否定はせん、否定はせんがな……わしはな、ドリキャスが大好きなんじゃ、大好きなんじゃよ。

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