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ガフ提督の「ためになる」今日の1枚

今日の1枚:冠雪の山

浅原 晃

 今日は二十四節気で「小雪」と呼ばれる日じゃ。そろそろ寒くなり、雨は夜更け過ぎに雪へと変わる的な季節が近づいて来た、そういう意味じゃ。冬支度も必要じゃし、冬用のカードも引っ張り出す必要があるじゃろう。

 ふぉっふぉっふぉ、カードに冬用なんてあるのかって? わしは、冬は氷雪デッキを引っ張り出すと決めておるのじゃよ。それならば、今回は「氷雪」という特性をちょっとばかし紹介していこうかのう。

 「氷雪」は1995年発売の『アイスエイジ』で生まれた特殊タイプの1つじゃ。いろいろなカードに氷雪というタイプが付随しておってのう、例えば《冠雪の山》は「基本氷雪土地」で、氷雪を参照するカードとセットで使えるほか、{S}(氷雪マナ・シンボル)を含むコストなどに充てられるのじゃ。 そして、《冠雪の山》は基本土地と同様に何枚でも土地の枠に入れられたから、デッキにも自然と組み込めたのじゃな。

 じゃから強かった……とならないのが、デザイン面でのバランスの難しいところでのう。簡単に使える反面、当時は強いカードよりも氷河期のフレイバーを表した特殊なカードが多かったのじゃな。

 それをトーナメントレベルまで引き上げたのが、後の2006年に発売された、アイスエイジ・ブロック「失われし最終セット」……という触れ込みで登場した、『コールドスナップ』じゃった。軽量火力の《雪崩し》、アドバンテージ源となる土地《占術の岩床》、地味さと硬さと力強さを備えた《ファイレクシアの鉄足》などを使った、「氷雪コントロール」というデッキも誕生したのじゃな。

 その後は『モダンホライゾン』などでも採用されたりと、ちょくちょくバージョンアップされておるし、パウパーでも活躍しておるぞい。

 さて、わしは自慢のデッキも準備したし、あとは雪が降るのを待つだけじゃな。で、雪が降らなかったら? ふぉっふぉっふぉ、そうなったら、布団2枚から取り出した綿で代替コストとするぞい。わしは雰囲気でマジックをやっとるからのう。

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