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日本選手権11

読み物

Round 8: 石田 龍一郎(愛知) vs. 秋山 貴志(千葉)

By Takamasa Sato  日本選手権二日目。7回戦が終了した時点で相当数のプレイヤーが淘汰された。  トップ8への切符を争える者も絞り込まれ、崖っぷちに立つ者も居れば、トップをひた走り続ける者もいる。  ここでお送りするのはもちろん、先頭グループを牽引する二人の戦い。 Round 8  今回が初のフィーチャー・マッチである石田 龍一郎(愛知)は、最終戦で「魔王」三原 槙仁を下しての初日全勝者。  普段はフライデー・ナイト・マジックで遊び、その後ひたすらドラフトという、本人いわく「ドラフトジャンキー」。  初のフィーチャーに緊張しているとは言うものの、一つ一つの動作を丁寧に行っており、集中を維持できている様子だ。  対する秋山 貴志は第5回戦でもフィーチャーされ、「帝王」森 勝洋を下した千葉の強豪。  初日スタンダードを有田 隆一、三田村 和弥とともに作りこんだ青黒コントロールで全勝し、ドラフトも一敗でまとめて二日目に臨んでいる。  勝ってベスト8を、その先の日本王者・日本代表の地位を引きつけるのはどちらか。
Game 1
石田 龍一郎
石田 龍一郎
 先手の石田は親指を立てて高らかにキープを宣言すると、後手の秋山は静かにダブルマリガン。  石田のファーストアクションは《空回りのドレイク》。  対する秋山は土地が《平地》一枚でストップしてしまい、《ギデオンの法の番人》を出すことしかできない。  これも石田に《送還》され、8枚となってしまった手札から《ベナリアの古参兵》をディスカード。  ようやく次のターンに2枚目の土地を引き込み、再び《ギデオンの法の番人》をプレイするが《取り消し》。  ドレイクに3度殴られ、ライフは既に11だ。  秋山はようやく3枚目の土地となる《》を引きこみ、《血のオーガ》。狂喜は当然誘発しない。  石田は一気に勝負を決めるべく《暴走するサイ》を送り込むが、秋山はこれを《平和な心》。  さらに《血のオーガ》アタックからの《嵐血の狂戦士》と、少しずつ、盤面を押し返していく。  しかし、石田も緑マナを残しての《肌変わり》。  今の秋山にはトランプルモードも飛行モードも辛い。  秋山はドレイクに《火葬》を撃ち込んでライフを守ろうとするが、そこに飛んでくる《剛力化》。  次なるターンに石田が《踏み荒らし》を唱えると、秋山はカードを片付けた。 石田 1-0 秋山
Game 2
秋山 貴志
秋山 貴志
 先手は秋山。涼しい表情で7枚のハンドをキープすると、今度は石田がダブルマリガン。  秋山、1ターン目から《ゴブリンの投火師》、2ターン目に《真紅の魔道士》と理想的な動き。  石田は2ターン目《不屈の自然》から、1戦目では見せていない《》をサーチ。  秋山は落ち着いて《ゴブリンのトンネル掘り》を召喚し、速攻をつけて攻撃。これで石田のライフは15。  次なるターン、石田のプレイした一枚のエンチャントを、秋山は手にとって確認する。  《栄華の儀式》。  ゲームを加速させる一枚であり、石田のデッキにおそらくは大量に入っているであろうファッティを出しやすくする一枚だ。  石田は秋山のウィニークリーチャーによる攻撃を《送還》で誤魔化し、ライフを守る。  秋山も《ギデオンの法の番人》でファッティへの備えを強化。  石田は5マナに到達し《地割れのドレイク》。サイズは決して大きくないが、飛行をつける能力がやっかい。  だが、秋山は自分のターンに丁寧にダメージ計算をしたうえで、ドレイクを《チャンドラの憤慨》。  さらに、全員で攻撃してライフを7にまで追い詰めると、石田は自分のターンにカードを引いてから「ありません」と呟いた。 石田 1-1 秋山
Game 3
 先手は再び石田に移り、1マリガン。 秋山の初手  後手の秋山は《平和な心》《焦熱のヘルハウンド》《ギデオンの法の番人》に、《》4枚というハンドを悩んだ上でキープ。  ファーストアクションは石田の《珊瑚マーフォーク》。  対する秋山は《真紅の魔道士》。  石田は脅威への回答となる《帝国の王冠》を置くが、土地が二枚で止まってしまう。  その隙に秋山は《焦熱のヘルハウンド》を設置。  4枚目の《》を置き、そのまま《焦熱のヘルハウンド》で攻撃するが、これは《珊瑚マーフォーク》と相討ちに。  石田は引きこんだ《不屈の自然》で《》をサーチ。ようやく、形になってきた。  しかし、秋山も《平地》を引いており、《ベナリアの古参兵》を出したターンに速攻をつけて攻撃。石田のライフを追い詰める。  石田は初のお披露目となる黒い呪文、《グレイブディガー》を置くと、《珊瑚マーフォーク》を回収。なんとか盤面を保とうとする。  が、秋山は初手から抱えていた《ギデオンの法の番人》を投入し、石田の防御をこじ開ける。  石田、タッパーを《送還》して《大いなるバジリスク》を出すが、これも秋山によって《反逆の行動》され、ぴったりライフを削りきられてしまった。 石田 1-2 秋山
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