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Daily Deck -今日のデッキ-

訓練されたオーグ・アグロ(フリーフォーム)

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訓練されたオーグ・アグロ(フリーフォーム)

Melissa DeTora

2015年7月8日


 マジックのデベロッパー、ブライアン・ホーリー/Bryan Hawleyがマジックを手に取ったのは、1999年のことでした。幼いブライアンはお手伝いで得たおこづかいを貯め、母親と一緒に近くのショッピング・モールにあるゲームとパズルの店へ出かけました。そこで彼は、毎週のようにブースター・パックやトーナメント・デッキを買い求めるようになったのです。

 彼が最初に購入したマジックの製品は、『STARTER 1999 2-Player Gift Box』というものでした。中にはデッキふたつとルールブック、それからマジックの遊び方を紹介するVHSのテープが入っています。ブライアンと彼の母親はこの製品でマジックの遊び方を学び、キッチン・テーブルでたっぷりとマジックを楽しみました。そして、ブライアンは親友のクリス/Chrisとアレク/Alecにもマジックの遊び方を教えました。やがて、毎週パックを買ってデッキを強化するのは、彼らの習慣になりました。

 ブライアンの「デッキ」は、彼の持つカードのほとんどを詰め込んだ5色の怪物でした。それでも彼は泣く泣く、たった100枚までデッキの枚数を削らなくてはいけませんでした。なぜなら、スリーブが100枚しかなかったからです。やがて、彼のデッキは今回ご紹介するジャンド・アグロ・デッキに落ち着きました。デッキを構成する主なカードは、やはり『STARTER 1999』に入っていたものです。ブライアンはこのお気に入りのデッキを使い続け、そして『時のらせん』ブロックの頃に競技マジックの世界に入りました。その後彼は何度かプロツアー予選を突破し、最後はウィザーズ社開発部でデベロッパーの職に就いたのです。

 ブライアンが愛した40枚の「訓練されたオーグ・アグロ」デッキをご覧ください。マジックのルールでは構築デッキの枚数は60枚以上と定められていますが、当時の初心者向け製品では40枚デッキが推奨されていました。ブライアンはこの最初のデッキのカード1枚1枚を今でも持っています。それらは彼の職場の机に積まれ、またプレイされる時を待っているのです。

Bryan Hawley -「訓練されたオーグ・アグロ」
フリーフォーム[MO] [ARENA]
6 《
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-土地(18)-

2 《柳のエルフ
1 《モンスのゴブリン略奪隊
1 《泥ネズミ
2 《沼インプ
1 《灰色熊
1 《ムーン・スプライト
2 《ゴブリンの勇士
2 《スケイズ・ゾンビ
1 《オーガの戦士
1 《ダークウッドの猪
1 《訓練されたオーグ

-クリーチャー(15)-
2 《超巨大化
2 《死神の魔手
1 《強要
2 《溶岩の斧

-呪文(7)-
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