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戦略記事

岩SHOWの「デイリー・デッキ」

今週のCool Deck:ダークマター&ホガーク(レガシー)

岩SHOW


 やあやあ、どうも。クール探求家やらせていただいています、岩SHOWです。いやぁ~めっきりね。気候もクールになってきて。秋の到来、クールな季節がやってきたなと……ここ最近、11月に入るくらいまで暑い年が続いたから、この2026年は「秋ってこんな感じだったよなぁ」と過ごしやすい季節への感謝の思いが募る一方でね……これだけ過ごしやすいんだから、クールさを求めてもっともっと外へ……お出かけしたくなるのが人情。

 カードショップ巡ってみる?少し遠くの大会まで……って結局インドアか。それもまた良いもの、大会出るのも体力使うのだから……。

 そんなわけで今週もマジックにクールを求めて、人生のクール欠乏症を解決するべくクールなデッキやカードを掘っていく「今週のCool Deck」のお時間でございますと。『リアリティ・フラクチャー』というクールすぎるセットがリリースされたところだが……このセットのカード、どれもクールだけど、皆さんの心に響いたのはどれかな?

 

 発売週末に早速トーナメントでデビューを果たしたのは……《暗黒物質の操り手》。このカードがどんなデッキに採用されたかはコチラで詳しく。

 いやぁ、暗黒物質ですよ皆さん。英語版だとDark Matter、ダークマターですわ。ファンタジー、SF要素が強いクールな作品で育った人は必ずや目にしてきたであろうこのフレーズ。結局暗黒物質とは何なのか?よくはわからないが、なんだかすごくてヤバい、有害っぽいのはわかる。考えるな感じろの精神で、そのニュアンスを楽しむのがクール探求というもの。

 クリーチャーとしては1マナ1/2で戦場に出た時に3枚切削。墓地を肥やす能力を持ち、他の墓地参照カードへのセットアップとなる。それでいて本人も墓地を参照し、7枚につきパワーが2上昇する。1マナ3/2はパンチ力がある、あなどれない打点に。これが5、7と上昇すると……激ヤバなのは誰の目にも明白、いやぁクールすぎる1マナクリーチャーが出たものだ。

 こんな《暗黒物質の操り手》を使ったデッキを今回はピックアップ。モダンで結果を残したこのカード、それはつまりこのフォーマットでも強いということに……?

tiko - 「ゴルガリ・ホガーク」
Magic Online Legacy League 5-0 / レガシー (2026年10月12日)[MO] [ARENA]
4 《新緑の地下墓地》
1 《汚染された三角州》
1 《霧深い雨林》
3 《Bayou》
1 《地底の遺体安置所》
4 《不毛の大地》
1 《マダラの鉤爪門》
1 《ボジューカの沼》
2 《耐え抜くもの、母聖樹》
1 《ドライアドの東屋》
1 《ユーミディアンの孵化場》
1 《沼》
1 《森》
-土地(22)-

4 《月影》
4 《暗黒物質の操り手》
3 《縫い師への供給者》
3 《エルフの開墾者》
1 《森を護る者》
4 《オークの弓使い》
4 《聖遺のワイト》
2 《大鎌猫の仔》
3 《甦る死滅都市、ホガーク》
-クリーチャー(28)-
4 《思考囲い》
3 《陰謀団式療法》
3 《むかしむかし》
-呪文(10)-
3 《突然の衰微》
3 《殺し》
2 《溜め込み屋のアウフ》
3 《強迫》
4 《忍耐》
-サイドボード(15)-
(Magic Online より引用)

 

 

 そんなわけでレガシーのデッキリストを見てみよう!モダンなどでも《暗黒物質の操り手》とタッグを結成している《月影》の姿が。パーマネント・カードが墓地に落ちると能力が誘発、-1/-1カウンターが減少する。最大で7/7という規格外サイズの1マナ威迫持ち……これを暗黒物質や《縫い師への供給者》ら切削を行うクリーチャーに、《新緑の地下墓地》《不毛の大地》などの生け贄に捧げる土地と組み合わせて育てていく……そんなアグロデッキなわけだが、このデッキの親玉はなんと言ってもコイツだ、《甦る死滅都市、ホガーク》!

 このクールすぎるビジュアルのアバターは、唱える際にマナを支払えない!マジックの常識を覆すその制限は、初登場時にも話題になった。

 ホガークはマナを支払えない代わりに、召集と探査という代替コスト能力を2つ併せ持っている。クリーチャーをタップすることでマナの支払いの代わりにできる召集、そして墓地を追放して不特定マナの支払い代わりにできる探査。この2つを同時に支払うことで、マナを用いずに8/8トランプルという大怪物が戦場に!

 改めて見るとヤバすぎるよな、このクールなデザイン……墓地から唱えられるため、切削で勝手に落ちてそれを拾うという使い方をすれば手札すら消費せずに8/8トランプルが降臨だ。対戦相手が《月影》たちに対して妨害を使い果たした?だったら満を持してホガークGO!

 

 この「ゴルガリ(黒緑)ホガーク」デッキは、《暗黒物質の操り手》《縫い師への供給者》ら墓地にカードを送りつつ、召集のためのタップ役になれる軽いクリーチャーが中心に構成されている。《聖遺のワイト》もまたこれらのクリーチャーと相性が良い。

 墓地のクリーチャーの数だけ強化されるこのクールなゾンビは、クリーチャーを生け贄に捧げることで土地をサーチして戦場に直接出せる。これで《汚染された三角州》など生け贄に捧げる土地を持ってきたり《地底の遺体安置所》で諜報すればさらに墓地のカウントを増やせ、また同時に《月影》を育てることも可能だ。《ボジューカの沼》《マダラの鉤爪門》など1枚挿しの土地を引っ張ってくることで、様々なデッキやケースに柔軟に対応して優位に立ち回ることもできる。

 除去呪文の的になることでホガークらが生き延びるし、逆にそれらを裁いた後に出てくるワイトの威圧感もまたクールなこと間違いなし。

 またワイトで土地がグルグルと回転すると、《大鎌猫の仔》の能力も有効活用できる。上陸により+1/+1カウンターをばら撒き、各ターンの2回目であればカウンターの数を倍にできるという、2マナ2/2という見た目よりもずっと高い打点の持ち主だ。

 こうやってデッキのカードが兎に角噛み合っている、シナジー重視のデッキ……墓地を中心としつつもそれに依存しすぎない構成からなるクールなゴルガリ、《暗黒物質の操り手》が加わることでデッキの完成度が大幅アップ!

 暗黒物質、ダークマター。所謂中二病的な表現はいつだってクールな気持ちにさせてくれる。こういうのをずっと楽しめる、良い意味での若い心を持ち続けたいもんだなぁと……さあ、秋の夜は長い。デッキをウォッチングして、自分でも構築してプレイする。そこに必ずや、クールあり……それじゃ今週はここまで。Stay cool! Feel the dark side!!

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