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戦略記事

岩SHOWの「デイリー・デッキ」

とことん!スタンダー道!アジャニ率いるスーパーフレンズ(スタンダード)

岩SHOW

頼もしい仲間が……キタキタキタァ!!

 マジックが盛り上がっている、スタンダードの熱が高まっているのを感じる……『リアリティ・フラクチャー』のリリースはかなり大きかったなと思うね。

 このセットのカードは強い!そして面白い!これまで見たことのないテキスト……あるいは見たことがある気がするけども、やっぱり知らないクリーチャー……デッキを組みたくなるカードが溢れている。

 皆も色々とデッキを組んでは試している期間だろう、そんなとことんスタンダードを楽しんでいる、同じ道を歩む仲間……スタンダー道を行く者たちに捧ぐ、デッキ紹介のコーナー。今週は仲間、友であるスタンダードプレイヤーたちを象徴するようなアーキタイプ名のあのデッキを……いってみようか!

Paul Wright - 「ジェスカイ・スーパーフレンズ」
ストアチャンピオンシップ(アメリカ・ノースオルムステッド) 優勝 / スタンダード (2026年10月10日)[MO] [ARENA]
1 《マルチバースへの通り道》
4 《神聖なる泉》
4 《蒸気孔》
4 《聖なる鋳造所》
1 《さびれた浜》
1 《嵐削りの海岸》
4 《フラッドファームの境界》
1 《リバーパイアーの境界》
2 《サンビロウの境界》
1 《コーリ山の僧院》
1 《平地》
1 《山》
-土地(25)-
 
-クリーチャー(0)-
2 《浸食作用》
2 《失せろ》
3 《稲妻のらせん》
2 《別行動》
2 《ピナクルの星檻》
2 《審判の日》
3 《喝破》
4 《食糧補充》
2 《領事の権限》
2 《紅蓮術師としての歩み》
1 《ギデオンの記念碑》
2 《遵守の冷気、チャンドラ》
2 《反逆の先導者、チャンドラ》
2 《理論家、ジェイス・ベレレン》
2 《嵐の討伐者、エルズペス》
2 《容赦なきアジャニ》
-呪文(35)-
1 《浸食作用》
2 《炎魔法》
1 《ピナクルの星檻》
2 《瞬間凍結》
2 《正確な改訂》
3 《勝利の楽士》
2 《自由の代価》
2 《安らかなる眠り》
-サイドボード(15)-
(MTGTop8 より引用)

 

 

 ジェスカイ(青赤白)カラーで、クリーチャーカードがメインに0枚……コントロールデッキなのは明白だ。このアーキタイプの名は……「スーパーフレンズ」!!これはスタンダードにおける伝統的なアーキタイプであり、そしてここ数年は目にする機会がなかったものになる。

 では何がスーパーなフレンズなのか?デッキリストを見ればもうお分かり、プレインズウォーカー!このリストには実に5種10枚のプレインズウォーカーがその名を並べている。ここまで採用されているデッキもここしばらくのスタンダードではなかなか目にすることがなかった……何故なら、そもそもスタンダードのセットにおけるプレインズウォーカー自体が、昔に比べると減少していたからだ。

 「スーパーフレンズ」が台頭した時代は、毎セット2、3枚はプレインズウォーカーが収録されていたりしたもので……今は1枚も収録されていないセットも普通になっている。背景世界においてプレインズウォーカーの大半がその能力を失ったことがこの理由になっている。

 で、『リアリティ・フラクチャー』。このセットは特別で、初代プレインズウォーカー・カードの5人が一堂に集結!そのうち4人はプレインズウォーカーのままであり、しかも模倣宇宙におけるもう一人の自分も存在する……というわけで、全部で8種類のプレインズウォーカーが収録されている!ちょっとしたお祭り状態だ。

 再録カードで強さは実証済みの《反逆の先導者、チャンドラ》を筆頭に、新セットから4種類の頼もしいお友達(プレインズウォーカー)を取り入れたのがこの「スーパーフレンズ」最新バージョンだ。各種クリーチャー除去で徹底して盤面をクリーンにして、プレインズウォーカーを繰り出してその能力でゲームを掌握……このコントロールの一流派、決め手となるのは《容赦なきアジャニ》!

 このアジャニはプレインズウォーカーの忠誠度能力を起動することで能力が誘発し、2/2の実習生を生成する。これはアジャニ自身のみではなく他のフレンズの能力でも誘発するので、仲間が並べば並ぶほど1ターンに生成されるトークンの数が増える。アジャニはクリーチャーを強化しつつ速攻を与えたり、クリーチャーの数だけドローしたり……また自身のトークン以外のクリーチャーに4点ダメージを与える全体除去でもある。相手の盤面を流しつつこちらは2/2をずらずら並べて……そんな一方的な状況を作り出すのがこのデッキのゴールだ!

 

 《審判の日》などの除去を唱え、《食糧補充》で手札を満たし、プレインズウォーカーを繰り出す。それでいてインスタントも構えたい……ぜいたくな悩みであるが、勝つためにはそれを成し遂げたい。必要なのはマナだ。マナを加える要素も、我らの仲間が担ってくれるのが最新のフレンズ。

 《遵守の冷気、チャンドラ》!模倣宇宙の青いチャンドラは、《反逆の先導者、チャンドラ》と同じく4つの能力を持つ。いずれも少し本家に似つつも青らしいものにアレンジされていて面白い。3マナと軽く、彼女も[+1]能力で青マナを加えられる。クリーチャーを唱えるためには使えないマナだが、このリストでは全く問題ない。

 それから《紅蓮術師としての歩み》……こちらはジェイス付与でジェイス・トークンを呼び出し、そしてプレインズウォーカーたちに赤マナを加える能力を持たせる!本来忠誠度を減らす能力しか持たないジェイスが、自力でその値を増やして[-3]を狙いに行けるようになる。2マナと軽く、マナ加速としても優秀だ。これらのマナ加速からアジャニや《理論家、ジェイス・ベレレン》《嵐の討伐者、エルズペス》と強力なプレインズウォーカーを繰り出そう!

 プレインズウォーカーというプレイヤーにとっての頼りになるお友達を展開し、その起動型能力で圧倒する「スーパーフレンズ」。プレインズウォーカーが一気に増え、そして《容赦なきアジャニ》という他のプレインズウォーカーと共に用いることで爆発的な強さを発揮するカードが登場したことで、スタンダードでまたこのアーキタイプを目にすることができるようになった。ジェスカイ以外のカラーリングでのデッキ構築にもトライしてみたいところだね。仲間と共にスタンダードをとことん楽しみ、盛り上がろう!それじゃ、カード屋さんで待ってるぜ。

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