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戦略記事

岩SHOWの「デイリー・デッキ」

とことん!スタンダー道!狼が吠えるゴルガリ・ミッドレンジ(スタンダード)

岩SHOW

中秋の名月が、クルゥーーー!

 十五夜とも呼ばれる、1年で最もお月様が綺麗とされる「中秋の名月」。2025年は9月25日がその日に当たる。問題なくコラムが掲載されていれば、明日の夜ということになるね。そしてこの25日は、ただ満月が美しいだけの日ではない!『リアリティ・フラクチャー』のプレリリースが始まる!!いやぁ、楽しみ過ぎるぞオイ!スタンダードをこよなく愛するプレイヤーに捧ぐ当コラムとしても、この秋を彩るセットはパワフルなカードをたっぷりとスタンダード環境にもたらしそうで……とことん極め甲斐のありそうな予感をビシバシと……スタンダードという道を突っ走りたくなること間違いなし!

 というわけで今回の「とことん!スタンダー道!」は中秋の名月という季節のイベントにピッタリなデッキを皆さんにお届けしよう!

Proctor_LOL - 「ゴルガリ・ミッドレンジ」
Magic Online Standard Challenge 32 トップ16 / スタンダード (2026年9月11日)[MO] [ARENA]
2 《マルチバースへの通り道
4 《草むした墓
4 《ウェイストウッドの境界
4 《花盛りの湿地
2 《死天狗茸の林間地
1 《眠らずの小屋
2 《魂石の聖域
1 《バーシンセー
2 《
3 《
-土地(25)-

4 《ラノワールのエルフ
4 《宝石で飾った魔狼
4 《親分魔狼の隊
2 《狩猟群の頭目
2 《ウロボロイド
1 《獰猛なるビヨルン
-クリーチャー(17)-
3 《報いの呪詛
2 《保安官を撃て
2 《苦々しい勝利
2 《大渦の脈動
3 《石人の核
4 《不浄な別室 // 祭儀室
2 《デリアン・フェル教授
-呪文(18)-
1 《古からの確執
2 《黒い太陽の日
1 《死人に口無し
4 《強迫
2 《受け継ぎし地の開墾
2 《脅迫戦術
1 《沼地のハンター、レザーヘッド
2 《戦略的裏切り
-サイドボード(15)-
Magic Online より引用)

 

 

 名月、満月と言えば……月にほえろ!狼デッキの登場だ!狼は歴史あるクリーチャータイプで、過去のスタンダードでもこれをフィーチャーしたデッキが活躍したタイミングがあった。夏にリリースされた『マジック:ザ・ギャザリング | ホビット』では、中つ国に住まう魔狼達がカード化されて登場。それらの中には狼のタイプを参照するものの姿が見られる。《宝石で飾った魔狼》は、2マナ3/2トランプルと攻めっ気溢れるスペック。そしてこれが対戦相手に戦闘ダメージを与えると、+1/+1カウンターを狼1体に乗せられる。自身を強化してより高いスペックで一気に詰めていくか、後続を強化して難しい選択を迫るか……この狼への強化の他に、宝物トークンを生成してマナ加速にも貢献できる。かなり優秀な2マナ域だ。

 そして《親分魔狼の隊》、これは3マナで5/3トランプルとこれまたやる気に溢れたアグロ向けの1枚!ただ、狼2体をコントロールしていなければ攻撃させることはできないという制限付き。しかしこの親分魔狼自身が、アップキープに狼トークンを生成するので、これ1枚だけを出してもいずれは攻めて行けるようになる。先に出していた《宝石で飾った魔狼》や、《不浄な別室》とのコンボパーツとして採用されている《石人の核》のように他の狼をコントロールしていれば、よりスムーズに攻撃できるね。この2種類の闘志ムンムンな狼を軸に、序盤からクリーチャーを展開。《報いの呪詛》《大渦の脈動》などの除去呪文で対戦相手の盤面を妨害し、攻撃を通していく……狼が主役の王道的なミッドレンジ(中速)デッキとして組まれている!アオゥゥゥゥ!!

 

 4マナ域にはさらなる狼として《狩猟群の頭目》も採用されている。瞬速持ちで相手の隙を見て展開可能で、そして対戦相手のクリーチャーが死亡すれば追放&狼トークン生成の能力が誘発する。墓地利用系のカードへの牽制となりつつ、これも親分魔狼と同じく1枚で複数体のクリーチャーとなり得るカードなので、対戦相手にとってはかなり対処が面倒なカードとなるだろう。

 そして狼ではなく熊を扱うカード、《獰猛なるビヨルン》も採用されている。このビヨルン、シンプルにやたらと強いんだよな……本人がデカいのもさることながら、自身のクリーチャーを熊にして強化。熊が3体以上ならカードを2枚引けるという……これもまた《石人の核》や《魂石の聖域》と相性◎!強いパーマネントを繰り出し、対戦相手のパーマネントは除去。わかりやすいこの狼型の「ゴルガリ(黒緑)ミッドレンジ」、万人にオススメできるスタンダードらしいナイスデッキだ!

 

 『リアリティ・フラクチャー』でこのゴルガリ・カラーのデッキが得るカードとしては……狼と相性の良いカードは(この原稿を書いている時点)では見当たらないが……カード全般、強そうな雰囲気を放っているので、色が合うものをあれこれメインとサイドで試してみるのが良いかもしれない。クリーチャーがにらみ合うデッキ相手であればサイドから《多元宇宙の上書き》をインしてみるのは良いんじゃないかな?クリーチャーを一網打尽にしつつ、それらの数だけの忠誠度を持ったジェイス。トークンを生成。上手くハマれば複数枚ドローも……各種ジェイス付与カードは是非とも試してみたいものだな。

 それから色が合う《鋭き一瞥、ヴラスカ》、3マナ/3接死とバランスが良く、そして土地が6枚以上出ていればパーマネント破壊も可能!4マナ以上のカードもそれなりの枚数があるため、土地も25とアグロデッキなどより多いミッドレンジにおいて、この6枚以上という条件はじっくりゲームを進めれば達成できるものだろう。土地を増やす《一繋がりの根》のようなマナ加速を採用するのも、ヴラスカの確実性を高めるのでオススメだ。

 というわけで、プレリリース期間……プレリ関係イベントはもちろん、新カードを手に入れて即座にスタンダードでもプレイしてみよう!この秋は満月と共に、とことんスタンダードを楽しもうぜ!!

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