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戦略記事

岩SHOWの「デイリー・デッキ」

オルゾフ・ライフゲイン:アジャニ、リリアナ……新セットで強化確定?(スタンダード)

岩SHOW


 超期待大の『リアリティ・フラクチャー』。これが公開される頃には……もうプレリリース目前?相変わらず怒涛のスケジュールだ……プレリ、公式発売日と経たら大型イベントも……マジックプレイヤーに休息はないね。嬉しい悲鳴を上げながら、カードと向き合っていこうじゃないの……で、今回は新セットの影響を色濃く受けるであろうスタンダードより、こちらのデッキをピックアップ!

Gxs3v3n - 「オルゾフ・ライフゲイン」
Magic Online Standard League 5-0 / スタンダード (2026年9月11日)[MO] [ARENA]
4 《始まりの町
4 《神無き祭殿
3 《秘密の中庭
3 《砕かれた聖域
1 《ブリーチボーンの境界
1 《ダルコヴァンの露営地
3 《平地
2 《
-土地(21)-

4 《内陸の聖別者
1 《メイおばさん
1 《農場の奇妙な動物たち
4 《アマリア・べナヴィデス・アギーレ
3 《鋭い切先、レオナルド
2 《本質の媒介者
3 《大洞窟のコウモリ
2 《星景の僧侶
3 《光に導かれし者、ハリーヤ
3 《脈の新学部長、モセオ
2 《星界を呼ぶ者、ゾラリーネ
2 《暗黒星の占い師
1 《空虚
-クリーチャー(31)-
1 《戦略的裏切り
4 《手つかずの饗宴の事件
3 《月の集会
-呪文(8)-
3 《虚空の力線
2 《浸食作用
1 《縫い目破り
1 《保安官を撃て
1 《鳴り渡る龍哮の征服者
2 《農場の奇妙な動物たち
2 《古からの確執
1 《ファイレクシアの闘技場
1 《端正な論文
1 《永劫の不屈
-サイドボード(15)-
Magic Online より引用)

 

 

 スタンダードの「オルゾフ(白黒)ライフゲイン」!その名の通りライフを得ることを勝利に繋げるコンセプトで組まれているデッキだ。白は治癒、黒は吸血などの形で昔からライフゲインを得意としており、そして現スタンダードではそれを参照するカードが多数存在している。《アマリア・べナヴィデス・アギーレ》はライフを得るたびに探検を行い、土地をもたらしたりドローを調整してくれる。

 《鋭い切先、レオナルド》や《本質の媒介者》はライフを得るたびに+1/+1カウンターで強化され、《星景の僧侶》はライフゲインの度に対戦相手のライフを削る……これらのライフゲインを責めの手段とする面々と、《内陸の聖別者》《メイおばさん》《手つかずの饗宴の事件》といったライフゲインを誘発させるカードや、絆魂持ちなどを採用したのがこの「オルゾフ・ライフゲイン」と呼ばれる、名前に反してアグレッシブな要素が強いデッキだ。

 

 《光に導かれし者、ハリーヤ》はライフゲイン役でありながらその値が3を越えれば毎ターン、ドローをもたらしてくれるアドバンテージ源でもある。「オルゾフ・ライフゲイン」においては、単に打点の高いような攻め手よりもこのようなカードを重視する傾向にある。単純なパンチ力が欲しいなら他のデッキを、このデッキはじりじりと寝技で固めるような戦いを望んでいるのだ。

 《脈の新学部長、モセオ》などはまさしくそれを体現したカードであり、これ自身に加えてライフゲインが出来る邪魔者をもたらしてくれる。さらに毎ターンの終了時、得たライフに応じてクリーチャーを墓地からリアニメイトが可能というなかなか大盤振る舞いな能力を持っている。そもそもが軽いクリーチャー出固められているデッキなので、リアニメイトのハードルは高くない。戦場に出したターンでも即座に何かを墓地から拾える可能性が高く、これ1枚でクリーチャー3体分以上の驚異的な仕事っぷりをみせてくれることが期待できる。テクニカルカードでライフを得ながら他の面でも得をして、茶位線相手との殴り合いに打ち勝つのだ!

 

 さて、この「オルゾフ・ライフゲイン」に採用できそうな『リアリティ・フラクチャー』のカードをピックアップしてみよう。まずは《光の腹心》……スタンダードにも存在する《闇の腹心》の真逆となるようなデザインが施されている。カードのマナ総量分ライフを失ってそれを手札に加える《闇の腹心》に対して、《光の腹心》はそのターンに得たライフの値以下のマナ総量のカードが手に入るものとなっている。1ターン目にライフゲインクリーチャー、2ターン目に腹心と動けば……運が良ければ1マナの呪文が手に入るかも。ターンが進み得られるライフが増えるほどにアドバンテージを得られる可能性は増大。そして《闇の腹心》と同じくとりあえず土地が捲れれば手に入るというのは嬉しいポイントだ。

 これと同じく2マナの白いカードには《意志堅固なるアジャニ》の姿が!最新のアジャニはライフを得ることで忠誠度が増すので、このデッキだとモリモリと値を伸ばしていくだろう。そして[-4]能力では《アジャニの群れ仲間》を生成、ライフゲインデッキで活躍してきたシンプルながらも扱いやすい名クリーチャーだ。そして大マイナス能力は、クリーチャーを二段階サイズアップさせる紋章!忠誠度10はかなり重たく見えるが……勝負を決める破壊力は十分すぎるほどだ。計8回のライフゲインでアジャニを育てる……意外と狙えそうかな?

 

 模倣宇宙におけるリリアナの姿を描いた《過ち無き者、リリアナ》もこのデッキには入ってくること間違いなし。1マナと軽く、クリーチャーが戦場に出ることで誘発するゲイン役であり、そして手札を捨てつつ能力を起動すればクリーチャーやプレインズウォーカーに呪禁を与えて護ることが可能だ。後続のバックアップ役として活躍が期待できる……伝説なので枚数は多くは入らないだろうが、デッキのクオリティを高めてくれる1枚であることは間違いない。

 またその白いリリアナの姿が描かれているインスタント《報復の勝利》も、ライフゲインとは無関係だがオルゾフというカラーリング的には要注目の1枚だ。クリーチャーやプレインズウォーカーへの問答無用の追放除去であり、それのマナ総量が3以下だった場合、それを戦場に出すことが可能……というゲームを大きく動かすアクションをもたらす。対戦相手のパーマネントを奪えば、これ1枚でカード2枚分の交換になる。また、自分のクリーチャーに対して唱えれば、対戦相手の除去を回避しつつ、戦場に出た時に誘発する能力のおかわりを狙える……テクニカルな1枚、デッキに潜ませておきたいね。

 というわけで次期セットでも強化されることが予想される「オルゾフ・ライフゲイン」。この夏一気に使用率を高めたこのアーキタイプ、今後のスタンダードでも要注目の存在だ。ライフを得ながら、確実に攻めていく、攻防のバランスに優れたデッキをプレイしたい人にオススメだ!

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