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戦略記事

岩SHOWの「デイリー・デッキ」

セレズニア・オフェンス:マナ加速と強化、そして新カードの怒りの鉄拳(スタンダード)

岩SHOW


 急に暑くなってきたな!身体が自然に熱気に包まれる……どうしてくれようぞ……そんな熱気はマジックで発散するべし!というわけで暑さに負けない、夏バテを吹き飛ばす元気なコラムを目指して今週もデイリー・デッキ、気合い入れていくのでヨロシクゥ!(と、自分に言い聞かせている)。暑いのでダラダラせずに早速本題だ。スタンダードの主流デッキを紹介しよう!

renatoaraujo - セレズニア・オフェンス
Magic Online Standard Challenge 32 トップ8 / スタンダード (2026年7月6日)[MO] [ARENA]
2 《マルチバースへの通り道
4 《寺院の庭
4 《ハッシュウッドの境界
3 《放棄された気の寺
1 《バーシンセー
2 《平地
6 《
-土地(22)-

4 《ラノワールのエルフ
4 《脚当ての補充兵
4 《アナグマモグラの仔
3 《蜘蛛の顕現
2 《ジェニファー・ウォルターズ
3 《神出鬼没の狩人、スーラク
4 《輝晶の機械巨人
4 《沼地のハンター、レザーヘッド
2 《ウロボロイド
-クリーチャー(30)-
2 《縫い目破り
1 《薮打ち
1 《溶かし歩きの消散
4 《練習を積んだ攻撃
-呪文(8)-
3 《薄暮の休戦
3 《幽霊による庇護
2 《浸食作用
1 《溶かし歩きの消散
3 《安らかなる眠り
1 《魂標ランタン
2 《嵐の討伐者、エルズペス
-サイドボード(15)-
Magic Online より引用)

 

 

 「セレズニア(緑白)オフェンス」!緑はマナを加えることに長けた色で、《ラノワールのエルフ》《蜘蛛の顕現》と各マナ域に優秀なものが揃っている。それらクリーチャーが供給するマナを爆発的に増やすのが《アナグマモグラの仔》!クリーチャーがマナを加える際に緑マナ1つ分のボーナスを得られるこの2マナクリーチャーのお陰で、3ターン目に6マナ以上使えるというような異常事態が発生する!

 そうやった溢れたマナから《脚当ての補充兵》を新生で唱えるなどして戦場にクリーチャーを並べて……オフェンスこと《練習を積んだ攻撃》や《ウロボロイド》で一気に全体強化!数とサイズの両方に優れたクリーチャーでゴリっと詰める、現スタンダードを代表する攻めのデッキである。

 

 このアーキタイプのポイントは、4マナクリーチャーの強さ。先に挙げた《ウロボロイド》も含め、このマナ域のクリーチャーの優秀さがデッキの強さを底上げしている。まずは何と言っても《輝晶の機械巨人》、先制攻撃とトランプルを持つ4/4は、戦場に出れば1マナ以下のパーマネントを手札に加えられる能力でアドバンテージをもたらす。クリーチャーであれば《脚当ての補充兵》、また《縫い目破り》と《溶かし歩きの消散》の2種のエンチャントがクリーチャーなどの除去を促す。これらの組み合わせを2枚加えられるので、どんな相手でも無駄にならずに勝利へのピースをかき集められる。

 そして葉機械巨人と共に4枚フル投入されている《沼地のハンター、レザーヘッド》!伝説でありながらの4枚採用は、それだけこのクリーチャーが勝敗に関わるという証拠。パワー5のトランプル持ちで、呪禁カウンターが乗って戦場に出るため相手のピンポイント除去は受け付けない。そして攻撃を通せば、これの上からカウンターを取り除いて、アーティファクトやエンチャントを破壊できる……《発見の石板》《土のベンダーの位に至る》などなど、放置しておくと勝負の決め手になってしまうややこしい置き物……レザーヘッドがバクッと噛みついて粉砕してくれるわけだ。取り除くカウンターの種類は問わないので、呪禁を維持しつつオフェンスなどで乗せた+1/+1カウンターを使ってパーマネント破壊を仕掛けられるのが素晴らしい。

 1枚のカードが2枚分の手札をもたらす機械巨人、対策されにくく相手のパーマネントを粉砕するレザーヘッド、これらのやり手がオフェンスデッキの4マナ域をガッチリと担っている!

回転

 このデッキが手に入れたスーパーヒーローが《ジェニファー・ウォルターズ》!同じくスタンダードに存在する《勝利の楽士》と同じ能力を持っており、対戦相手はこちらのターンに呪文を唱えられなくなる。打ち消しや除去といったものを恐れずに展開したり攻撃したりが可能になる……そして、彼女は能力を起動して変身させるか、最初から第二面として唱えることが可能である。《センセーショナル・シーハルク》になれば、同じ妨害能力を保持したまま、6/6到達&トランプルと戦闘面での強さが段違いに!さらにシーハルクは、自身のクリーチャーがダメージを受けることで能力が誘発。受けたダメージと同じ値を、任意の対象に与えることができる。この怒りの鉄拳はプレイヤーにダイレクトにぶち込め、しかもこちらのクリーチャーが誰であれダメージを受ければ誘発する。詰みの状況を作り出す、まさにセンセーショナルな能力だ。

 シーハルクを最も輝かせる1枚は《溶かし歩きの消散》。このオーラでクリーチャーを格闘させて受けたダメージも能力を誘発させるので、2体撃ち落としたり相手のライフが突然消し飛んだりと、破茶滅茶なシチュエーションを演出できるぞ。

 

 以前より強いデッキだった「セレズニア・オフェンス」。新カードの加入もしっかりあって、その地位をさらに確固たるものにしている。なので最近、黒系のデッキでは《死の印》が定番サイドボードになりつつある。1マナと軽いので1ターン目に出てきた《ラノワールのエルフ》を逃さずに仕留め、終盤に出てきた大物も逃さない。流行りデッキにはしっかりとサイドボードを用意して、一本目は取られたとしても二本目以降はしっかり巻き返せるようなデッキづくりを目指してみよう!というわけでスタンの良いデッキを組み上げることが、この夏の宿題だ!!デュエルスペースで会おう!

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