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岩SHOWの「デイリー・デッキ」

とことん!スタンダー道!緑単アグロで勝ち抜け、伝説の戦いを(スタンダード)
ヒーローたちが……キタキタキタァ!
『マジック:ザ・ギャザリング|マーベル スーパー・ヒーローズ』環境始動!記念すべきこの一大イベントは様々な媒体でも取り上げられ、現在多くの人々の注目を集めている……マジックとマーベル・コミック、どちらも人生を形成する重要なコンテンツである僕のような人間にはたまらない夏の到来だ。どちらか一方のみを知っているような人も、この夢のコラボを機にどちらのコンテンツも親しんで楽しんでいただきたいなと切に願っている。そしてスタンダードが盛り上がれば、これほど嬉しいことはない!
マジックの構築フォーマットとして定番のスタンダード。この一大イベントでプレイヤー人口が増加してくれれば、フォーマット自体も熱く盛り上がる……皆がとことんスタンダードを遊びまくる夏になることを願って……今週もデッキを紹介させてもらうぜ!
| 3 《バーシンセー》 2 《石化した村落》 17 《森》 -土地(22)- 4 《ラノワールのエルフ》 4 《野心ある増強者》 4 《逆上したベイロス》 3 《神出鬼没の狩人、スーラク》 3 《大界の回収者》 3 《ウロボロイド》 1 《沼地のハンター、レザーヘッド》 2 《原初の飢え、ガルタ》 4 《まどろみのトラッジ》 -クリーチャー(28)- |
4 《薮打ち》 3 《狩人の才能》 3 《髑髏胞子の結節点》 -呪文(10)- |
3 《溶かし歩きの消散》 3 《金属の技の原点》 2 《乗り手を守れ》 1 《沼地のハンター、レザーヘッド》 1 《屑鉄撃ち》 2 《漁る軟泥》 1 《鋭い目の管理者》 2 《ビビアン・リード》 -サイドボード(15)- |
こちらは『ストリクスヘイヴンの秘密』環境の最終盤に登場した、緑単色のアグロデッキ。アグロとはアグレッシブの意味で、積極的に対戦相手のライフを攻めるデッキのことを意味する。アグロと呼ばれるデッキのほとんどは1・2マナの軽いクリーチャーを搭載しており、最序盤から脅威を繰り出して攻撃を仕掛け捲る。緑はクリーチャーのサイズに優れた色であり、個のアグロ戦術を昔から得意としている。
このリストでも《ラノワールのエルフ》《野心ある増強者》と1マナクリーチャーからしっかりとスタートし、毎ターンクリーチャーを繰り出しながら攻めていくのを信条とする。特に増強者は、これのパワーやタフネスよりもマナ総量が大きい呪文を唱えるとサイズアップ。2・3・4としっかりステップアップさせながらダメージを叩き込んでいくのが理想的だ。2マナ域には速攻をはじめ、能力がビッシリと書かれた《逆上したベイロス》が。このベイロスや《神出鬼没の狩人、スーラク》など、打ち消されないクリーチャーが多めの構成が、青いデッキが流行中の現環境で光るのだろう。全力展開からの畳みかけ、シンプルにしてストロンゲストッ!
この緑単色のアグロデッキにおける激熱ポイントは《まどろみのトラッジ》!この植物・ビーストは6/6という巨躯を誇り、そのマナコストは……プレイヤーが自由に調節できる。3からXを引いた数の麻痺カウンターが乗って戦場に出る、Xが2以下ならタップ状態で出るという……つまり低コストで唱えれば、しばらくの間寝ていて戦闘には参加してくれない。なのでX=3で支払って4マナ6/6として運用するのが正解……と思いきや、ただ戦場に入れくれればそれで十分というケースも。
このリスト内での最強最大の存在《原初の飢え、ガルタ》。この大恐竜は、自身がコントロールしているクリーチャーのパワー分コストが軽減される。トラッジはたった1マナで戦場に出せるパワー6!寝ていようが麻痺していようが、コスト{6}軽減されるのでガルタの降臨を熱烈に後押ししてくれるというわけだ。12/12トランプル、あらゆるものを踏み潰すサイズで対戦相手を粉砕ッ!ガルタと同じくパワーを参照してコスト軽減される《髑髏胞子の結節点》との相性も素晴らしく、トラッジを絡めたコンボ的な動きが、アグロデッキに更なる爆発力を付与しているのだ。
さて、この「緑単アグロ」の視点から『マジック:ザ・ギャザリング|マーベル スーパー・ヒーローズ』の新カードを見てみよう。今セットの緑は、格闘やそれに似た処理など、クリーチャーに対する除去手段に優れている印象を受ける。
コモンには《ハジけたるでぇ!》という新たな要素、チームワークを持った呪文が。これは2つのモードからどちらかを選ぶのだが、パワーの合計が3になるようにクリーチャーをタップすればどちらも選択可能というソーサリー。クリーチャー強化と格闘を同時に行え、カウンターを乗せてサイズアップさせたものを格闘させても良いし、それぞれを別のクリーチャーに対して行ってもOK。1マナというお手軽コストで、チームワークのコストもサイズに優れた緑であれば問題なく支払えるだろう。
《伝説の戦い》もモードを選ぶソーサリーで、これは何もせずとも両方を選択可能。同じく格闘と、クリーチャーのパワーとタフネスを2倍にするという爆発的な強化が見込める、パワフルな1枚だ。予想外の突然のフィニッシュを演出し得る、緑単に仕込んでみたい必殺技だな。
アグロデッキなのでクリーチャーは軽いものが理想的。そういう視点から見れば《不死身のヴィジランテ、ヘルキャット》などはアグロで使いたくなる性能をしている。2マナで速攻を持ち、死亡すると戦場に戻る能力を持つ。この戻るという能力は失われてしまうので、延々と蘇ってくるカードではないが、その代わりに+1/+1カウンターが乗って3/3というパンチ力のあるサイズになる。かつてのスタンダードにてプレイされていた《絡み根の霊》を思い出させてくれるデザインで、このしぶとさが現在のスタンダードでも通用するのか、試してみたくなる。それから攻撃を通したいアグロというデッキにおいて、ブロックをすり抜ける類の能力は重要である。
《アイアンマン・アーマー》は3マナという現実的なコストで戦場に出せて、そのままクリーチャーに装備される。パワー/タフネスを上げてさらに飛行まで持たせてくれるので、対戦相手が盤面を作り上げてしまっても上からトドメの一撃を叩き込むという望みを繋げてくれる。アーマー自体も飛行を持ったクリーチャーになるので、ソーサリー除去受けない最後の勝利の一手となってくれる可能性もある。何よりアイアンマンだ、シンプルにカッコイイ。あのアーマーを着て空を飛ぶという夢を、マジックで叶えられるのだから使いたくなるに決まっている!
| 3 《バーシンセー》 2 《石化した村落》 17 《森》 -土地(22)- 4 《ラノワールのエルフ》 4 《野心ある増強者》 4 《逆上したベイロス》 2 《不死身のヴィジランテ、ヘルキャット》 3 《神出鬼没の狩人、スーラク》 2 《大界の回収者》 2 《ウロボロイド》 1 《沼地のハンター、レザーヘッド》 2 《原初の飢え、ガルタ》 4 《まどろみのトラッジ》 -クリーチャー(28)- |
2 《薮打ち》 2 《ハジけたるでぇ!》 2 《伝説の戦い》 3 《アイアンマン・アーマー》 1 《髑髏胞子の結節点》 -呪文(10)- |
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そんなわけでこれら気になる新カードを、先ほど紹介した「緑単アグロ」のメインデッキにぶっこんで枚数を調整してみた。《アイアンマン・アーマー》を装着して《伝説の戦い》……ロマンを追求する剛腕デッキ、梅雨のジメジメも吹き飛ばしてくれそうな爽快感を堪能したい。
というわけで、『マジック:ザ・ギャザリング|マーベル スーパー・ヒーローズ』参入後のスタンダード……この激しく楽しい道を、皆で駆け抜けようぜ!
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