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戦略記事

岩SHOWの「デイリー・デッキ」

アゾリウス・モモで期待度◎のあのカードを試したい……(スタンダード)

岩SHOW


 次なるセット『ストリクスヘイヴンの秘密』の情報が出始めた!いきなりとんでもないインパクトのカードが登場したではないか!

 

 《観念の名誉教授》!5マナ5/5飛行に護法{2}……そして新たなフレーズ「準備済状態」。これは今セットで初登場になるメカニズムで、特定の条件を満たすと準備済状態になるクリーチャーがいる。その状態になるとテキスト欄右側にあるカード名を持った呪文のコピーが唱えられるようになる。インスタントやソーサリーがコピーされてそれが唱えられるようになり、唱えたらまた未準備状態になる。この名誉教授は攻撃時に墓地を8枚追放という厳しめの条件を設定されているが、戦場に出ればとりあえず準備済となっているのですぐさまコピーを唱えられる。

 さて、そのコピーとは……《祖先の回想》。聞き覚えのない呪文だが……英名は《Ancestral Recall》、あの通称アンリコ、マジック始まりのセットに収録された1マナ3枚ドローのインスタントだ。つまり、アンリコがヴィンテージ以外のフォーマットでもプレイ可能になる、ということ?それって……語彙力を失ってしまうな、「ヤバい」としか言えないぜ!この名誉教授を今から使いたくてしょうがないというプレイヤーもたくさんいることかと思う。ではどんなデッキで使うのか?青いデッキがあれこれ思い浮かぶが……スタンダードであれば、こんなアプローチはどうかな?

Marc Basconcillo - 「アゾリウス・モモ」
店舗イベント(ラスピニャス・フィリピン) トップ4 / スタンダード (2026年3月25日)[MO] [ARENA]
4 《マルチバースへの通り道
4 《神聖なる泉
4 《フラッドファームの境界
1 《不穏な投錨地
2 《放棄された気の寺
6 《平地
-土地(21)-

4 《空飛ぶ友だち、モモ
4 《養育するピクシー
2 《遠眼鏡のセイレーン
4 《天穹の鷲
2 《光に導かれし者、ハリーヤ
1 《大空の賢人
4 《星原の番人
4 《量子の謎かけ屋
2 《マネドリ
-クリーチャー(27)-
4 《縫い目破り
4 《失せろ
4 《バネ葉の太鼓
-呪文(12)-
3 《安らかなる眠り
3 《鳴り渡る龍哮の征服者
2 《アバターの怒り
1 《農場の奇妙な動物たち
1 《没収の強行
3 《幽霊による庇護
2 《スパイダーセンス
-サイドボード(15)-
MTGTop8 より引用)

 

 

 《空飛ぶ友だち、モモ》を軸とした白系のクリーチャーデッキ!《空飛ぶ友だち、モモ》は1マナ1/1で飛行、飛行クリーチャーのコストを1マナ軽減するという展開力を大きく後押しする能力を持つ。毎ターン最初の1枚のみ(そしてキツネザルでないカードのみ)に適応されるのだが、1マナクリーチャーがこれをもたらすのはかなり強力。しかも飛行クリーチャーが戦場に出ればターン終了時まで+1/+1修正を受けると、飛行クリーチャー出固めたデッキを分回す先鋒として最高の品質を誇っている。このモモに加えて《バネ葉の太鼓》のマナ加速が合わされば、かなり早いターンの内から飛行クリーチャーをバンバン展開していける。

 

 モモ系デッキの重要パーツの一つが《星原の番人》だ。モモが居ればこれをワープコストで白マナ1つだけで唱えられる。この天使は戦場に出ると1マナ以下のクリーチャーか《平地》を探して手札に加えられる。これで《養育するピクシー》をサーチし、このピクシーでワープで唱えた番人を手札に戻せば、次のターンにまた番人を繰り出して手札にカードを咥えられる。途切れることなく飛行クリーチャーを展開しながら攻めていけるというわけだ。いざとなれば《平地》を持ってくることもあるし、《マネドリ》《農場の奇妙な動物たち》などを持ってくるのも面白い。番人をぐりぐり回しつつ手札を切らさず、モモをサイズアップさせて攻めていく。

 

 そんなデッキは白単をはじめ、色を足した構成のバリエーションがいくつも見られる。このリストは青を足して飛行クリーチャーを増量している。《量子の謎かけ屋》は手札をキレさせないドローの付きのスフィンクスで、手札が1枚以下であれば追加ドローまでもたらしてくれる。ゴリゴリに手札をダンプしても、謎かけ屋で一気に補充!ワープでも良し、モモやバネ葉から早いターンに叩きつけてプレッシャーをかけるのも良し!

 そしてさらに青を足す理由となっているのが《天穹の鷲》!この鷲、基本セットの定番カードであるわけだが現在は『ファウンデーションズ』に収録されているので、今後かなり長い期間スタンダードでプレイすることが可能である。他の飛行を持つクリーチャーを一段階サイズアップする全体強化役であり、デッキの攻撃力を大きく高めることに貢献する。このリストでは《光に導かれし者、ハリーヤ》以外みな飛んでいるので、《天穹の鷲》のもたらすシンプルな打撃力で対戦相手を圧倒すべし!

 このデッキは元々手札切れに強い方ではあるが、そこに《観念の名誉教授》が加われば……ちょっとやそっとじゃ息が上がらない、長期戦を戦い抜けるスタミナを得られるだろう。モモでコスト軽減して4マナで唱えて準備済状態に、すかさず名誉教授をタップして青マナを得て《祖先の回想》を唱える……このムーブは狙ってみたいねぇ。手札が切れず、飛行により攻撃を通していくパンチ力もある。「アゾリウス(白青)モモ」で新カードの恩恵を受け取ってみないか?手札は多ければ多いほど良いぞ!

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