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戦略記事

岩SHOWの「デイリー・デッキ」

白単コントロール:エルズペスとともにゴージャスライフ(スタンダード)

岩SHOW

 『ニューカペナの街角』は日本時間の4月29日にデジタルでリリースされ、そして同日に店頭にカードが並ぶことになる。

 ここ数年は新セットのリリースはオンラインの方が先に行われていたので、タイムラグがほぼ発生しない本セットはちょっと新鮮な気持ちになれるね。

 何よりプレリリースにて紙のカードに触れるのがこのセットとの初対面となるのが、ワクワク感が高まって素晴らしい、これが掲載される頃にはプレリを経て、皆各カードの性能をなんとなく掴んでいるんじゃないかな。

 新しい能力を理解し、それらをデッキに落とし込むために必要な工夫を模索し……脳内構築が捗っているはず。僕もこういうコラムをやっている手前、日々デッキについて脳細胞の使用率を割きながら過ごしている。

 今回もこの原稿を書きながら、デッキアイディアを形にしていきたい。ニューカペナ参入後のスタンダード、どうなるかな?

Stephen Magee - 「白単コントロール」
$1,000 Cash GGtoor M:TG Arena Cup #4 準優勝 / スタンダード (2022年4月16日)[MO] [ARENA]
10 《平地
3 《フロスト・ドラゴンの洞窟
2 《皇国の地、永岩城
4 《這い回るやせ地
4 《廃墟の地
-土地(23)-

1 《スカイクレイブの亡霊
-クリーチャー(1)-
2 《ポータブル・ホール
3 《運命的不在
2 《払拭の斬撃
1 《勇敢な姿勢
4 《永岩城の修繕
3 《シュタルンハイムの解放
2 《ドゥームスカール
3 《告別
4 《エメリアの呼び声
4 《冥途灯りの行進
4 《勢団の銀行破り
4 《放浪皇
-呪文(36)-
4 《精鋭呪文縛り
2 《スカイクレイブの亡霊
1 《エメリアのアルコン
1 《傑士の神、レーデイン
1 《ポータブル・ホール
4 《神聖なる一撃
1 《獅子の飾緒
1 《勇敢な姿勢
-サイドボード(15)-
MTGMelee より)

 

 参加者183名、「$1,000 Cash GGtoor M:TG Arena Cup #4」にて準優勝の「白単コントロール」だ。

 白と言えば昔も昔、マジックが誕生したころより《剣を鍬に》などのクリーチャー除去に優れた色。同時に《解呪》のようにクリーチャー以外のパーマネントの対処にも可能であり、対戦相手の盤面作りを妨害することに長けた色として長年に渡ってコントロールデッキを輩出し続けている。

 青や黒と組み合わせることでドローなど手札を補充する要素を補う構築が施されることが多いが、単色でもコントロールデッキとして戦えるものを十分に構築することが可能だ。やっぱり色を絞ることで得られる安定感というのは魅力的なものだからね。

 このリストもその精神のもと、単色デッキにドローをもたらす《勢団の銀行破り》で手札を補充しながら戦うコントロールとして組まれている。

 スタンダードのパーマネント除去をあらかた採用したスタイルは圧巻だ。《冥途灯りの行進》《告別》とプレインズウォーカー以外のパーマネントは楽々対処。

 プレインズウォーカーに対しては《永岩城の修繕》から変身した《修繕する建築家》、《勢団の銀行破り》、各種カードから生成する侍・トークン、そしてクリーチャー化する土地などで攻撃して落とせればという算段だな。

回転

 クリーチャー除去兼フィニッシャーの《放浪皇》がいるので、単色でも十分に勝ち切れる!

 《永岩城の修繕》で土地を墓地から出すマナ加速により、他のデッキ相手にも速度負けしない!これがこの白単のセールスポイントかな。

 この白単を『ニューカペナの街角』のカードでアップデートすることを考えてみよう。やっぱり真っ先に候補に挙がってくるのは白の神話レア《華やいだエルズペス》。

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 ゴージャスな衣装に身を包んだ彼女は、クリーチャーをサイズと能力付与の両方の面で強化する。コントロールデッキであれば絆魂や警戒のカウンターを置けることの意味は非常に大きく、アグレッシブなデッキやさまざまな搦め手によって削られたライフを絆魂で回復することで危険域を脱出、警戒で安心しながら攻めに転じられるというゲームプランは理想的。

 《放浪皇》と組み合わせることで、非常に強力な侍をあっと言う間に用意でき、好機を逃さずに即座に勝利へと向かえるのは手放しで賞賛できる。

 ただこのカードを使うのであれば、しっかりと[-3]能力も機能するようにデッキを組みたいところ。上記のリストにそのまま放り込んだ場合、ほとんどの状況で土地を出すだけの能力になってしまうので、せっかくならエルズペスのポテンシャルを最大限に引き出すためにクリーチャーなどの枚数を増やしたいところ。

 《監禁の円環》《仮初めの時間》といった対戦相手のパーマネントに対処可能なものを仕込んでおくと、いざという時に安心だ。

 《粗暴な聖戦士》が飛び出て、しかも盾カウンターが乗って破壊やダメージを防げるのも強烈!

回転

 サイドボードの《精鋭呪文縛り》《傑士の神、レーデイン》なんかもメインから採用して、デッキの引き出しを増やしたいね。

回転

岩SHOW - 「白単コントロール」
新スタンダード (『ゼンディカーの夜明け』~『ニューカペナの街角』)[MO] [ARENA]
10 《平地
3 《フロスト・ドラゴンの洞窟
2 《皇国の地、永岩城
4 《這い回るやせ地
4 《廃墟の地
-土地(23)-

3 《粗暴な聖戦士
-クリーチャー(3)-
2 《払拭の斬撃
2 《運命的不在
4 《永岩城の修繕
2 《仮初めの時間
2 《ドゥームスカール
3 《告別
3 《エメリアの呼び声
3 《冥途灯りの行進
4 《勢団の銀行破り
4 《放浪皇
2 《集団失踪
1 《謎めいたリムジン
2 《華やいだエルズペス
-呪文(34)-

 新カードからは相手によっては《審判の日》になる《集団失踪》、《粗暴な聖戦士》と侍で搭乗できる《謎めいたリムジン》も採用。徹底的にクリーチャーを盤面から消し去ってしまうスタイルで行こう!

//

 リムジンで自分の聖戦士を追放するという使い方が活きてくるケースもありそうで楽しみだ。

 新たな人生を送るエルズペス。彼女のサポートも加わった白単やそれに準ずるデッキ、ゴージャスな盤面作りに期待が高まるぜ!

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