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戦略記事

岩SHOWの「デイリー・デッキ」

ゴルガリ・フレンズ(スタンダード)

岩SHOW

 前回は好きなカード、好きなデッキを使うのがやっぱり楽しいという話をした。ただモダンはカードプールが広すぎて、好きで決めるのも一苦労かなと今、思っているところだ(笑)。

 じゃあ、もしスタンダードのイベントに出るならどうするか。それなら、割と好きなカードは絞り込める。やっぱりキャラ的にも、普段から愛を公言している緑黒のデッキを使いたい。《巻きつき蛇》を使ったデッキも素晴らしいのだが、個人的にはこのデッキに一目惚れしてしまった。これだね、フレンズ(プレインズウォーカーたっぷりデッキ)だ!

mentor_balance - 「ゴルガリ・フレンズ」
Magic Online Competitive Standard Constructed League 5勝0敗 / スタンダード (2018年5月23日)[MO]
9 《
4 《
4 《森林の墓地
4 《花盛りの湿地
2 《イフニルの死界
3 《進化する未開地
-土地(26)-

4 《才気ある霊基体
2 《打ち壊すブロントドン
1 《リッチの騎士、ジョス・ヴェス
1 《ヤヴィマヤの化身、ムルタニ
-クリーチャー(8)-
4 《致命的な一押し
4 《喪心
2 《アルゲールの断血
2 《板歩きの刑
2 《大災厄
4 《ヴラスカの侮辱
2 《ウルザの後継、カーン
2 《死の権威、リリアナ
2 《生命の力、ニッサ
2 《秘宝探究者、ヴラスカ
-呪文(26)-
2 《密航者、スライムフット
2 《殺戮の暴君
4 《強迫
1 《帰化
2 《押し潰す梢
2 《黄金の死
2 《リッチの熟達
-サイドボード(15)-
 

 ゴルガリ印のお友達大集合! プレインズウォーカーが4種8枚の豪華仕様だ。

 いずれもそれぞれに得意なことが異なるので、お互いにできることで弱点を補いあって強固な盤面を作り上げていくことを目標としたコントロールデッキだ。速攻で勝利するブンブンな動きはなく、筋金入りのヘビーコントロールである。あぁ、盤面を作っていく系は大好きだぞ。

 デッキの大部分は除去だ。定番の黒い除去呪文に加えて、《秘宝探究者、ヴラスカ》や《才気ある霊基体》も除去とみなせば、クリーチャーに対処する手段は20枚を超える。

 またクリーチャーのみならず、エンチャントやアーティファクトにもヴラスカと《打ち壊すブロントドン》で対処可能、他のカードタイプでも唱えられる前に《大災厄》……と、理論上すべて相手にできないものはないって感じだ。クリーチャーデッキに強いデッキ、うん、こういうのも好みなんだよな。

 このデッキのプレインズウォーカーたちには共通点がある。それは自衛ができること。

 《ウルザの後継、カーン》は構築物・トークンを、《死の権威、リリアナ》はゾンビ・トークンを、《生命の力、ニッサ》は土地をクリーチャー化させ、それぞれブロッカーにすることで身を守る。リリアナは墓地のクリーチャーも盾として戦場によみがえらせることができる。ヴラスカは先述の除去能力に海賊・トークンでこちらも堅い。

 これらのプレインズウォーカーが並ぶと、誰かが自衛能力を起動してその横で誰かが別のアドバンテージに繋がる能力を起動できるようになる。誰かが守りっぱなしではなく、状況に最も合った能力を選択できるのが嬉しいね。リリアナの[+1]で墓地に落ちたパーマネント・カードをニッサの[-3]能力で拾ったり、カーンの構築物・トークンがヴラスカの宝物・トークンでサイズアップしたりと、地味ではあるがゲームに影響を与えるシナジーも。そうだよ、こういう小技が楽しいんだよ。

 プレインズウォーカー以外にも勝ち筋は用意されている。ロングゲームになることを見越して、キッカーでとんでもないことを起こす《リッチの騎士、ジョス・ヴェス》! 黒いコントロールなら思わず使いたくなるね。

 同じく『ドミナリア』からやってきた伝説のクリーチャーは《ヤヴィマヤの化身、ムルタニ》! 世代的にはたまらない。

 復活のムルタニが参照するのは自身の戦場と墓地の土地の数。これまたリリアナと相性の良いカードで、ゴリゴリ墓地を作っていきたくなるというもの。到達能力は忘れずに! これで《栄光をもたらすもの》《キランの真意号》をなんとか食い止めるというゲーム展開もありそうだ。相手に使われた際も衝突事故を起こさないよう注意!

 サイドボードにも気になる新カードが。《密航者、スライムフット》に《リッチの熟達》、どちらもこのデッキでどのように機能するのか、気になるカードだ。《リッチの熟達》からの不死身大逆転は一回は決めてみたい。現スタンダードの実績解除的な1枚だね。

 とにかくわくわくさせられる構成に仕上がっていて、こりゃやられたなと。このデッキの制作者はまあ間違いなくゴルガリ大好き勢でしょう。この秋から出るセットの舞台がラヴニカと聞いて、あったまっているに違いない。

 皆も今のうちから好きなギルドのデッキを使い続けていれば、新セット発売時にはギルドの先輩として通ぶれるかも? だからなんだって話なんですけどね(笑)。

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