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市川ユウキの「プロツアー参戦記」

プロツアー『ストリクスヘイヴンの秘密』 前編
こんにちは!市川(@serra2020)です!今回はプロツアー『ストリクスヘイヴンの秘密』の調整記と大会レポートを綴っていこうと思います。
前編では、5月1日から5月3日までに行われたプロツアー『ストリクスヘイヴンの秘密』に向けての調整記をお送りします。よろしくお願いします!
0.近況
前回のプロツアー『ローウィンの昏明』で10勝6敗の成績を残し、今大会となるプロツアー『ストリクスヘイヴンの秘密』の権利を獲得した筆者。
もちろん"優勝"こそが最大の目標ですが、段階的な目標は様々あります。
初日を抜ける
現行のプロツアーの招待制度として、AMP、Adjusted Match Pointsを直近のプロツアー3回の合計で39点以上獲得しているとプロツアーの権利を獲得することができます。
現在私のAMPは
プロツアー『久遠の終端』 8勝8敗 15点 ※3勝分引かれて後は勝ち点と同じ点数が加算されます
プロツアー『ローウィンの昏明』 10勝6敗 21点
ですので、トータルで36点。なんと1勝分となる3点が僅かに足りません!
AMPは大会ごとに3勝分引かれたマッチポイントが計上されますので、3点の獲得=4勝4敗以上での初日抜けが次回のオランダはアムステルダムで行われますプロツアー『マジック:ザ・ギャザリング | マーベル スーパー・ヒーローズ』の権利を獲得するにあたって必須となります。
9勝7敗以上する
AMPの話が続きますが
プロツアー『ローウィンの昏明』 10勝6敗 21点
と合わせて39点となる、9勝7敗以上をすると次回のプロツアーの更に次、2027年のプロツアーの権利まで獲得することができます。
白熱する世界選手権およびリミテッド・チャンピオンシップの獲得ライン
AMP上位32名(プロツアートップ8などで既に権利を有しているプレイヤーを除く)に入ると世界選手権の権利、またプロツアーおよび世界選手権のドラフト成績を合算した上位16名が2027年に行われますマジック・リミテッド・チャンピオンシップに招待されます。
世界選手権招待の去年のボーダーは49点なので、3回のプロツアーでの成績は8~9勝が平均になります。
リミテッド・チャンピオンシップ自体はこれが初めてですが、去年のデータと照らし合わせると大会ごとに平均4勝2敗であればトップ16に入ると試算されているようです。
前回のプロツアーで10勝、そのうちドラフトが4勝だったことを鑑みると、どちらも今大会の結果次第では十分狙える位置に入れます。
つまり、今大会の結果次第で世界選手権を狙えるか、はたまたプロツアーから脱落するかの分水嶺に立っていると言えるでしょう。
1.スタンダード/前環境のおさらい
| 6 《島》 3 《マルチバースへの通り道》 4 《リバーパイアーの境界》 4 《蒸気孔》 4 《尖塔断の運河》 -土地(21)- 4 《神出鬼没のカワウソ》 2 《渦泥の蟹》 4 《精鋭射手団の目立ちたがり》 -クリーチャー(10)- |
4 《選択》 4 《嵐追いの才能》 1 《削剥》 3 《噴出の稲妻》 1 《跳ね弾き》 1 《塔の点火》 4 《ブーメランの基礎》 1 《秘密の正体》 1 《激しき乗りこなし》 4 《食糧補充》 4 《手練》 1 《送還》 -呪文(29)- |
1 《無効》 1 《金屑の嵐》 1 《今のうちに出よう》 1 《塔の点火》 1 《除霊用掃除機》 1 《咆哮する焼炉》 2 《轟く機知、ラル》 1 《紅蓮地獄》 2 《魂標ランタン》 1 《量子の謎かけ屋》 1 《呪文貫き》 1 《呪文嵌め》 1 《舷側砲の一斉射撃》 -サイドボード(15)- |
前環境の最終的な覇者はイゼット果敢。
《コーリ鋼の短刀》や《迷える黒魔道士、ビビ》の禁止によって衰退していたアーキタイプで、プロツアー『ローウィンの昏明』では若干しか使用者は見られませんでしたがここで復権しました。
地味にブロック制限が嬉しい《神出鬼没のカワウソ》、ノーガードの相手にはとんでもない打点を出す《精鋭射手団の目立ちたがり》などを絡めた苛烈な攻めもありつつ
《嵐追いの才能》のレベル2や、《食糧補充》などでロングレンジなゲームもデザインできる多角的な攻めが売りです。
| 17 《平地》 4 《放棄された気の寺》 -土地(21)- 4 《空飛ぶ友だち、モモ》 4 《大空の賢人》 4 《星原の番人》 3 《養育するピクシー》 4 《コスモグランドの頂点》 1 《寓話の大立者》 4 《光に導かれし者、ハリーヤ》 1 《小癪な家ネズミ》 1 《勝利の楽士》 1 《黒服の男、エージェント・ビショップ》 -クリーチャー(27)- |
4 《縫い目破り》 4 《バネ葉の太鼓》 4 《失せろ》 -呪文(12)- |
2 《没収の強行》 3 《幽霊による庇護》 1 《割に合わない一撃》 4 《安らかなる眠り》 4 《鳴り渡る龍哮の征服者》 1 《嵐の討伐者、エルズペス》 -サイドボード(15)- |
| 1 《森》 4 《始まりの町》 4 《寺院の庭》 1 《神聖なる泉》 4 《繁殖池》 4 《マルチバースへの通り道》 4 《ハッシュウッドの境界》 -土地(22)- 1 《孔蹄のビヒモス》 3 《マネドリ》 1 《鋭い目の管理者》 4 《ラノワールのエルフ》 4 《アナグマモグラの仔》 2 《輝晶の機械巨人》 4 《遺伝子送粉機》 4 《蜘蛛の顕現》 2 《ウロボロイド》 4 《量子の謎かけ屋》 -クリーチャー(29)- |
3 《縫い目破り》 4 《自然の律動》 1 《溶かし歩きの消散》 1 《声も出せない》 -呪文(9)- |
1 《軽蔑的な一撃》 1 《声も出せない》 2 《ローウィンの主、オーコ》 1 《跳ねる春、ベーザ》 3 《大空の賢人》 2 《スパイダーセンス》 1 《魂標ランタン》 1 《一点砲火》 2 《安らかなる眠り》 1 《腹黒茸》 -サイドボード(15)- |
イゼットメタで出てきた白単、その白単や緑単上陸に強いバント・ウロボロイド。
この2つのデッキで共通している点は、《大空の賢人》です。
このカードは1枚で2/3飛行絆魂を2体出せ、イゼット果敢とのライフレースを優位に運べます。
2枚展開なので除去にも強く、《大空の賢人》でイゼット果敢の攻略を試みています。
| 2 《有望な鉱脈》 4 《脱出トンネル》 3 《バーシンセー》 4 《寓話の小道》 13 《森》 -土地(26)- 4 《強靭形態の調和者》 2 《沼地のハンター、レザーヘッド》 4 《サッズのヒナチョコボ》 4 《氷耕しの探検家》 4 《ラノワールのエルフ》 4 《アナグマモグラの仔》 2 《苔生まれのハイドラ》 -クリーチャー(24)- |
4 《土のベンダーの位に至る》 2 《大ドルイドの魔除け》 4 《若木の生育場》 -呪文(10)- |
4 《溶かし歩きの消散》 1 《金属の技の原点》 1 《神出鬼没の狩人、スーラク》 1 《始まりの液体》 2 《脚当ての陣形》 1 《魂標ランタン》 2 《倦怠の宝珠》 2 《苔生まれのハイドラ》 1 《鋭い目の管理者》 -サイドボード(15)- |
緑単上陸は、数こそいますし各地の大会で結果を残していますが、イゼット果敢とウロボロイドデッキに相性が悪いのがややネガティブです。
| 4 《グルームレイクの境界》 2 《マルチバースへの通り道》 4 《不穏な浅瀬》 11 《沼》 1 《地底街の下水道》 4 《湿った墓》 -土地(26)- 4 《欺瞞》 3 《終末の加虐者》 3 《苦難の収穫者》 4 《スーペリア・スパイダーマン》 -クリーチャー(14)- |
1 《大反目者の魔除け》 3 《苦々しい勝利》 2 《死人に口無し》 3 《限りない強欲》 2 《脅迫戦術》 4 《報いの呪詛》 3 《食糧補充》 2 《冬夜の物語》 -呪文(20)- |
1 《残虐爪の強奪》 4 《強迫》 1 《否認》 3 《量子の謎かけ屋》 2 《保安官を撃て》 2 《魂標ランタン》 2 《倦怠の宝珠》 -サイドボード(15)- |
| 1 《アグナ・ケラ》 5 《島》 2 《山》 2 《マルチバースへの通り道》 4 《リバーパイアーの境界》 4 《尖塔断の運河》 4 《蒸気孔》 -土地(22)- 4 《ばあば》 -クリーチャー(4)- |
4 《愛着を捨てる》 4 《積み重ねられた叡智》 4 《美術家の才能》 4 《爆裂の技》 4 《火の技の修行》 3 《アイローの表演》 2 《飲めば潤う!》 4 《忍耐の記念碑》 3 《呪文嵌め》 2 《三歩先》 -呪文(34)- |
1 《アグナ・ケラ》 2 《無効》 1 《舷側砲の一斉射撃》 2 《本質の散乱》 1 《除霊用掃除機》 2 《否認》 2 《量子の謎かけ屋》 2 《轟く機知、ラル》 2 《魂標ランタン》 -サイドボード(15)- |
プロツアー『ローウィンの昏明』で見事優勝を果たしたディミーア加虐者、および筆者もそのプロツアーで使用したイゼット講義はどちらとも減少傾向にありました。
理由は明白で、上位デッキであるイゼット果敢と緑単上陸に不利だからです。
ディミーア加虐もイゼット講義も優れたフィニッシュ手段こそ有していますが、そこまでは受けるデッキで、これらが多角的な攻め方を持つイゼット果敢と緑単上陸を打ち破るのは困難と言えます。
2.スタンダード/プロツアーに向けて
ティムール全知
| 1 《森》 2 《始まりの町》 2 《踏み鳴らされる地》 3 《繁殖池》 2 《マルチバースへの通り道》 4 《巨大な神核、ウスロス》 4 《魂の洞窟》 1 《リバーパイアーの境界》 2 《尖塔断の運河》 4 《記念の星、カヴァーロン》 1 《蒸気孔》 -土地(26)- 4 《救助のけだもの、コーナ》 4 《再点火、アシュリング》 3 《マラング川の執政》 3 《北風の守護者》 4 《並外れた語り部》 -クリーチャー(18)- |
2 《雷魔法》 1 《間の悪い爆発》 2 《冬夜の物語》 1 《呪文嵌め》 2 《洪水の大口へ》 3 《食糧補充》 4 《全知》 1 《スパイダーセンス》 -呪文(16)- |
2 《削剥》 1 《ストームケルドの先兵》 1 《全変する変わり身》 1 《除霊用掃除機》 1 《北風の守護者》 1 《マラング川の執政》 1 《間の悪い爆発》 1 《紅蓮地獄》 2 《スパイダーセンス》 2 《魂標ランタン》 1 《受け継ぎし地の開墾》 1 《殲滅戦艦》 -サイドボード(15)- |
《夢根の滝》、《嵐削りの海岸》、通称スローランドの再録によりマナベースが強化されました。
ティムール全知は《記念の星、カヴァーロン》や《巨大な神核、ウスロス》などの配備土地が大量に入る関係上、基本土地タイプを参照して2色出す《リバーパイアーの境界》などの境界土地、また序盤に置くことでアンタップインするため、配備土地のタップイン処理とプレイターンが競合する《植物の聖域》などのファストランドが強く運用できません。
そのため基本土地タイプを参照せず、またプレイターンが配備土地と競合しないスローランドはティムール全知的には待望の土地と言えます。
でしたが、イゼット果敢にボコボコで終了。
クリーチャーを絡めたコンボデッキというアーキタイプ自体が、トップメタたるイゼット果敢的には格好の的でした。
マナベースが良くなったとか、そういう問題ではありません。
《共鳴するリュート》デッキ
| 3 《神聖なる泉》 3 《蒸気孔》 4 《聖なる鋳造所》 1 《嵐削りの海岸》 2 《日没の道》 4 《フラッドファームの境界》 3 《リバーパイアーの境界》 3 《サンビロウの境界》 1 《コーリ山の僧院》 1 《湧霧の村》 -土地(25)- 2 《観念の名誉教授》 -クリーチャー(2)- |
2 《フラッシュバック》 2 《審判の日》 2 《噴出の稲妻》 3 《稲妻のらせん》 4 《失せろ》 3 《食糧補充》 3 《ジェスカイの啓示》 2 《雷魔法》 4 《星間航路の助言》 2 《浸食作用》 2 《数魔学》 4 《共鳴するリュート》 -呪文(33)- |
|
《共鳴するリュート》から《ジェスカイの啓示》を打っている時は爽快感がありますが、とにかく安定しません。
《共鳴するリュート》は重ね張りしても《荒野の再生》と違い、使えるマナが倍になるわけではありません。
そのため枚数を抑えてリスクを減らす=バリューも減る、もしくはリスクを取って最大枚数採用するしかありません。
また《共鳴するリュート》を除くと前環境から退場した程度のデッキパワーであるジェスカイ・コントロールであり、《呪文貫き》やサイドボード後の《無効》などを考慮するとネガティブな感情しか残りませんでした。
他にも《一繋がりの根》や《積み重ねられた叡智》などの講義スペルを軸とした形なんかも試したり、
| 4 《大図書棟の大ホール》 6 《島》 4 《リバーパイアーの境界》 4 《尖塔断の運河》 4 《蒸気孔》 -土地(25)- 4 《ばあば》 -クリーチャー(2)- |
4 《愛着を捨てる》 4 《積み重ねられた叡智》 2 《発見の石板》 4 《ブーメランの基礎》 4 《爆裂の技》 4 《火の技の修行》 2 《飲めば潤う!》 2 《アイローの表演》 2 《轟く機知、ラル》 4 《嵐追いの才能》 2 《ジェスカイの啓示》 -呪文(33)- |
|
《共鳴するリュート》より《発見の石板》の方が強くないという発想から《発見の石板》が出たターンの{R}{R}を使いたい!という思考過程もあり、イゼット講義に《発見の石板》と《ジェスカイの啓示》を採用してみたりしてみました。
色々やりましたが、正直どの《共鳴するリュート》デッキも(途中から《発見の石板》デッキでしたが)イゼット果敢や緑単上陸を越えられないなと判断して断念することに。
ディミーア加虐者
| 12 《沼》 4 《湿った墓》 4 《不穏な浅瀬》 1 《地底街の下水道》 4 《グルームレイクの境界》 -土地(25)- 2 《苦難の収穫者》 3 《終末の加虐者》 4 《欺瞞》 4 《スーペリア・スパイダーマン》 -クリーチャー(13)- |
4 《強迫》 2 《保安官を撃て》 3 《食糧補充》 4 《報いの呪詛》 3 《端正な論文》 2 《萎縮の呪い》 4 《水薬師の収集品》 -呪文(22)- |
|
対戦相手も対象に取れる《端正な論文》はフィニッシュ兼リソースカード。
《水薬師の収集品》はマナ加速兼ライフ推移を押し上げるカードとして注目。
しかし、繰り返しますがデッキコンセプト自体はイゼット果敢に弱い。
《強迫》などの手札破壊で相手のリソースを絞っていくゲームプランは、《嵐追いの才能》や《食糧補充》などの優れたリソースカードを採用できるイゼット果敢にあまりにも無力です。
また、《端正な論文》などのマナ・コストの高く、ライフルーズがあるリソースカードが、単純にイゼット果敢と緑単上陸が存在するメタゲームに合っていませんでした。
イゼット果敢
ここまでイゼット果敢に勝つデッキが作れていないのに、イゼット果敢は新カードが入ってノリノリです。
《彩嵐の雄馬》はイゼット果敢にしては3マナとややマナ・コストが高いですが、マナ・コスト3タフネス3でイゼット果敢を狙い撃っている軽量除去、《噴出の稲妻》や《報いの呪詛》が当たらないのが特徴です。
コピーされる能力も《噴出の稲妻》のキッカープレイや、このリストであれば《傷残す批評》のX=3以上で誘発し、オマケと呼ぶにはいささか躊躇われる程度にはコピーされます。
また、レガシー環境でも注目の《没頭》もイゼット果敢にジャストフィット。インスタントとソーサリーが多量に入っているこのデッキでは、なんなく2枚手札に加えることができます。
また《食糧補充》と比べると1マナ軽く、《没頭》で手札を増やしつつ《噴出の稲妻》などでダブルアクションもしやすいです。
テストプレイで一番最初に実感したのが《没頭》の強さで、トップメタのイゼット果敢が更に強化されるのか……とめまいがしました。
| 4 《尖塔断の運河》 1 《マルチバースへの通り道》 8 《島》 4 《リバーパイアーの境界》 4 《蒸気孔》 -土地(21)- 4 《彩嵐の雄馬》 4 《渦泥の蟹》 -クリーチャー(8)- |
4 《ブーメランの基礎》 4 《噴出の稲妻》 3 《没頭》 2 《今のうちに出よう》 2 《プリズマリの魔除け》 2 《傷残す批評》 2 《呪文貫き》 4 《嵐追いの才能》 4 《選択》 4 《手練》 -呪文(31)- |
2 《舷側砲の一斉射撃》 1 《軽蔑的な一撃》 1 《今のうちに出よう》 1 《すべきでない悪ふざけ》 1 《否認》 2 《轟く機知、ラル》 1 《咆哮する焼炉 // 蒸気サウナ》 1 《焼きつけ》 1 《無効》 1 《呪文嵌め》 3 《魂標ランタン》 -サイドボード(15)- |
| 6 《島》 3 《マルチバースへの通り道》 4 《リバーパイアーの境界》 4 《尖塔断の運河》 4 《蒸気孔》 -土地(21)- 2 《彩嵐の雄馬》 2 《渦泥の蟹》 1 《量子の謎かけ屋》 4 《精鋭射手団の目立ちたがり》 -クリーチャー(9)- |
4 《ブーメランの基礎》 4 《噴出の稲妻》 4 《没頭》 1 《今のうちに出よう》 4 《選択》 2 《プリズマリの魔除け》 1 《咆哮する焼炉 // 蒸気サウナ》 4 《手練》 4 《嵐追いの才能》 2 《塔の点火》 -呪文(30)- |
1 《削剥》 1 《無効》 2 《炎魔法》 1 《今のうちに出よう》 2 《除霊用掃除機》 1 《量子の謎かけ屋》 2 《轟く機知、ラル》 2 《咆哮する焼炉 // 蒸気サウナ》 1 《魂標ランタン》 2 《呪文貫き》 -サイドボード(15)- |
| 6 《島》 3 《マルチバースへの通り道》 4 《リバーパイアーの境界》 4 《尖塔断の運河》 4 《蒸気孔》 -土地(21)- 1 《彩嵐の雄馬》 3 《渦泥の蟹》 4 《精鋭射手団の目立ちたがり》 -クリーチャー(8)- |
4 《ブーメランの基礎》 4 《噴出の稲妻》 4 《没頭》 1 《今のうちに出よう》 1 《魔法無効化「シェル」》 4 《選択》 1 《プリズマリの魔除け》 1 《咆哮する焼炉 // 蒸気サウナ》 4 《手練》 1 《呪文貫き》 1 《食糧補充》 4 《嵐追いの才能》 1 《傷残す批評》 -呪文(31)- |
1 《無効》 1 《舷側砲の一斉射撃》 1 《彩嵐の雄馬》 1 《軽蔑的な一撃》 1 《炎魔法》 2 《今のうちに出よう》 2 《除霊用掃除機》 1 《否認》 1 《轟く機知、ラル》 1 《咆哮する焼炉 // 蒸気サウナ》 1 《焼きつけ》 1 《金屑の嵐》 1 《魂標ランタン》 -サイドボード(15)- |
チームとしては、地域チャンピオンシップでも同デッキでトップ8の成績を残し、一貫してイゼット果敢を調整し続けていた堀内(真)。
2日間掛けてディミーア・ミッドレンジでチームのイゼット果敢に1勝12敗、デッキを破壊されたペトル(・ソフーレク)が使用することになりました。
《古えのヤギ角》コントロール
| 1 《夢根の滝》 1 《グルームレイクの境界》 1 《島》 1 《マルチバースへの通り道》 4 《草むした墓》 4 《始まりの町》 1 《沼》 3 《地底街の下水道》 1 《地底の遺体安置所》 4 《ウェイストウッドの境界》 4 《湿った墓》 -土地(25)- 1 《狡猾な怪盗、ブラックキャット》 4 《欺瞞》 3 《観念の名誉教授》 4 《スーペリア・スパイダーマン》 1 《幽愁》 -クリーチャー(13)- |
4 《古のヤギ角》 3 《誉れある死者の目覚め》 2 《クアンドリクスの魔除け》 4 《ラクシャーサ流取り引き》 2 《報いの呪詛》 2 《保安官を撃て》 2 《ウィザーブルームの魔除け》 3 《萎縮の呪い》 -呪文(22)- |
1 《苦々しい勝利》 1 《狡猾な怪盗、ブラックキャット》 2 《魂の洞窟》 1 《軽蔑的な一撃》 2 《強迫》 2 《鋭い目の管理者》 2 《否認》 2 《害獣駆除》 2 《戦略的裏切り》 -サイドボード(15)- |
《古えのヤギ角》のライフゲインがイゼット果敢に強いと考えて構築。
新カードである《ウィザーブルームの魔除け》、《クアンドリクスの魔除け》は序盤を捌きつつ《嵐追いの才能》のレベル2を抑えるユーティリティさを持っています。
また《観念の名誉教授》はゲームを速やかに終わりに向かわせるには優れたカードです。
《誉れある死者の目覚め》や《ラクシャーサ流取り引き》などで、うっかり墓地に落ちると《スーペリア・スパイダーマン》で4ターン目に出ることもままありますし、攻撃誘発の8枚追放も現実的なデッキと言えます。
その他《古えのヤギ角》とコンボで3マナの確定全体除去となる《萎縮の呪い》。
《古えのヤギ角》の誘発はゲインするか選ぶことができるので、出力を抑えて自軍のクリーチャーを残すこともできます。
行弘(賢)さんが提案し、チームデッキとして最も手が掛けられたデッキでした。
こちらは小澤(毅)、木原(惇希)、中村(修平)、行弘、芝田(輝良)の5名が使用することに。
3.デッキ解説
イゼット・スペレメンタル
一方、私が最終的に使用したのはイゼット・スペレメンタルです。
使用理由は、シンプルにイゼット果敢に明確に有利だったからです。
《かまどの精》や《渦泥の蟹》から《刻み群れ》に繋げる動きはクリーチャーデッキに無類の強さを持っています。
前環境のウィンレート上では不利が出ていた緑単上陸にテストプレイで良い結果が出たのも大きく使用を後押ししました。
私の考えでは、緑単上陸が《若木の生育場》をメインに採用していない形が一般的になっていること。
また、自分たちのスペレメンタルのリストが《今のうちに出よう》や《三歩先》などのカウンターが多く入っていることが有利に働いているのではないかなと思っています。
| 1 《大図書棟の大ホール》 4 《島》 1 《マルチバースへの通り道》 4 《リバーパイアーの境界》 4 《尖塔断の運河》 4 《蒸気孔》 2 《轟音の滝》 -土地(20)- 4 《渦泥の蟹》 4 《かまどの精》 4 《刻み群れ》 -クリーチャー(12)- |
4 《噴出の稲妻》 2 《今のうちに出よう》 4 《選択》 4 《プリズマリの魔除け》 4 《手練》 1 《呪文嵌め》 2 《三歩先》 4 《傷残す批評》 3 《冬夜の物語》 -呪文(28)- |
2 《無効》 1 《舷側砲の一斉射撃》 1 《魂の洞窟》 4 《彩嵐の雄馬》 1 《軽蔑的な一撃》 1 《除霊用掃除機》 2 《液状の重罪犯、ハイドロマン》 1 《間の悪い爆発》 1 《魂標ランタン》 1 《呪文嵌め》 -サイドボード(15)- |
デッキリスト提出の5日前の金曜日から回しはじめ、チームメイトも一人、また一人と使用者が増えていき最終的に以上のリストになりました。
こだわった部分を解説します。
デッキの潤滑油となる2マナのドロースペル、新カードでもある《プリズマリの魔除け》と《傷残す批評》を最大枚数採用。
このデッキは1ターン目《選択》or《手練》、2ターン目《プリズマリの魔除け》or《傷残す批評》、3ターン目《かまどの精》が最も優れた動きです。
そのためそれをサポートする2種類は欠かせません。
また、両方ともただのドローソースではありません。
《プリズマリの魔除け》は1点×2で《嵐追いの才能》や《神出鬼没のカワウソ》を連打して来たイゼット果敢の初動を挫くことができますし、《傷残す批評》は中盤X=2で《精鋭射手団の目立ちたがり》などにちょっかいを掛けることも可能です。
後半トップデックしても《プリズマリの魔除け》はバウンスモード、《傷残す批評》はもちろんXの値を大きく打って本体を狙うことができます。
イゼット果敢にも入っている《没頭》も試しましたが、スペレメンタルのデッキの構造上、ただのドロースペルをデッキに入れるのはスロットの関係上難しかったです。
2マナ以上のドロースペルは墓地に複数のインスタントソーサリーを送れることが重要なので《冬夜の物語》を優先して採用しました。
前述しましたが《今のうちに出よう》2枚と《三歩先》2枚でメインからカウンターがやや多めの構成も特徴です。
メインターゲットは《渦泥の蟹》です。
《渦泥の蟹》はエレメンタルですから《刻み群れ》でバウンスできませんし、2体をタップする能力はクリーチャーを大量に出すわけではないこのデッキではかなりキツい。
そのため対戦相手の《渦泥の蟹》は極力カウンターで対処したいです。
幸い《渦泥の蟹》は2体タップする能力がある関係からプレイターンを選べず、ほぼこちらのターンになってからキャストされます。
つまりこちらのマナがオープンになってからキャストされるので、《三歩先》のようなやや重めのカウンターでも十分に対処が可能です。
《三歩先》はその他にルーティング能力、またクリーチャーのコピー能力で《渦泥の蟹》をコピーするなど、3マナと重たいので枚数こそ取りづらいですが、デッキに非常に合っているカードです。
《今のうちに出よう》も、クリーチャーを戻す能力で《刻み群れ》や《渦泥の蟹》の誘発型能力を使い回すことができます。
完全に受動的なカードをデッキに採用すると、構えているところで対戦相手に回し打たれてマナ損することもあります。
早いターンにエレメンタルを出すことが重要になるデッキでそれは看過できず、カウンター呪文にも複数の役割があるものを重視しました。
デッキ全体で受動的なカードは《呪文嵌め》1枚に留め、ガンガン手札を回転させてドンドンエレメンタルを出すことを狙っています。
1 《大図書棟の大ホール》
4 《島》
1 《マルチバースへの通り道》
4 《リバーパイアーの境界》
4 《尖塔断の運河》
4 《蒸気孔》
2 《轟音の滝》
マナベースも熟考しました。
2ターン目に《プリズマリの魔除け》と《傷残す批評》をプレイしたい関係から赤マナの需要が従来の構成と比べると上がっています。
そのため赤マナは多めの16枚採用。
《大図書棟の大ホール》と《マルチバースへの通り道》は1枚引く分には許容できるレベルだったのでそれぞれ1枚採用しました。
試した中で、《嵐削りの海岸》だけは許容できないレベルだったので不採用に。
2ターン目にアンタップインしないので1ターン目《選択》、2ターン目《プリズマリの魔除け》などが実現しない。
基本土地タイプを有していないので《リバーパイアーの境界》に貢献しないのが理由です。
一方《轟音の滝》は感触が良く、2枚採用。
初手に《選択》や《手練》がなかった場合に最も置きたい土地で、諜報で《かまどの精》のキャストコストを軽くするカードを落とせる確率は5割を超えています。
それらを落とせた場合、1ターン目にドロースペルをプレイしたのと同様の効果を得ることができます。
プレイアブルな1マナのドロースペルがスタンダードにこれ以上ないので、それは分の良い賭けでしょう。
チームとしては市川、井上(徹)、黒田(正城)、増門(健太)、森山(真秀)の5名が使用することになりました。
──といったところで前編は終了です。
後編ではドラフト環境の考察からトーナメントレポートをお届けします。お楽しみに!
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プロツアー『ストリクスヘイヴンの秘密』 前編 |市川ユウキの「プロツアー参戦記」
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2026.5.13戦略記事
イゼット果敢の変化と、それがもたらしたもの(スタンダード)|岩SHOWの「デイリー・デッキ」
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2026.5.12戦略記事
イゼット・スペレメンタル:フィーチャーの熱戦、新カードの手応え(スタンダード)|岩SHOWの「デイリー・デッキ」
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2026.5.12戦略記事
第1回:『ストリクスヘイヴンの秘密』ブースタードラフト攻略|石村信太朗のよくわかる!リミテッド講座
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2026.5.12お知らせ
MTGアリーナニュース(2026年5月11日)|お知らせ
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2026.5.11戦略記事
プロツアー王者はセレズニア上陸!白の理由と、メタゲームの恩恵(スタンダード)|岩SHOWの「デイリー・デッキ」
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BACK NUMBER 連載終了
- Beyond the Basics -上級者への道-
- Latest Developments -デベロップ最先端-
- ReConstructed -デッキ再構築-
- Daily Deck -今日のデッキ-
- Savor the Flavor
- 射場本正巳の「ブロールのススメ」
- 津村健志の「先取り!」スタンダード・アナライズ
- 行弘賢のよくわかる!リミテッド講座
- 浅原晃の「プレミアイベント三大チェックポイント!」
- ガフ提督の「ためになる」今日の1枚
- 射場本正巳の「統率者(2017年版)のススメ」
- かねこの!プロツアー食べ歩き!
- ロン・フォスターの統率者日記
- 射場本正巳の「統率者(2016年版)のススメ」
- マアヤのマジックほのぼの日記
- 金子と塚本の「勝てる!マジック」
- 射場本正巳の「統率者(2015年版)のススメ」
- 週刊連載インタビュー「あなたにとってマジックとは?」
- なかしゅー世界一周
- 中村修平の「デイリー・デッキ」
- 射場本正巳の「統率者(2014年版)のススメ」
- 中村修平の「ドラフトの定石!」
- 浅原晃の「プロツアー観戦ガイド」
- 鍛冶友浩の「プロツアー観戦ガイド」
- ウィザーズプレイネットワーク通信
- Formal Magic Quiz
- 週刊デッキ構築劇場
- 木曜マジック・バラエティ
- 鍛冶友浩の「デジタル・マジック通信」
- 鍛冶友浩の「今週のリプレイ!」
- 渡辺雄也の「リミテッドのススメ」
- 「明日から使える!」渡辺リミテッド・コンボ術
- 高橋優太の「このフォーマットを極めろ!」
- 高橋優太の「このデッキを使え!」
- 黒田正城の「エターナルへの招待」
- 三田村リミテッド研究室
- 新セットめった切り!
- シングルカードストラテジー
- プレインズウォーカーレビュー
- メカニズムレビュー
- その他記事

























































