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ガフ提督の「ためになる」今日の1枚

今日の1枚:獣群の呼び声

浅原 晃

 パオーーーン。ふぉっふぉっふぉ、本日は「世界ゾウの日(World Elephant Day)」じゃ。象牙の密猟、環境の変化によって数を減らしている象への関心を高めるとともに、その保護について考える日なのじゃ。みんなが動物園で見ている人気者の象さんも、いろいろと大変なのじゃぞい。そこで、今日は象にスポットを当ててじゃな、《獣群の呼び声》を紹介していこうかのう。

 すべてではないのじゃが、象は3/3クリーチャーといったイメージを持っている人も多いんじゃないかのう。特定のマナとサイズの組み合わせがある種族で表現されることは多いのじゃ、2マナ2/2が熊と呼ばれるように、3マナ3/3は象といった通称で呼ばれたりもするのじゃ。こうした通称はバニラ・クリーチャーがもとになっておることが多くてな、象に関しては《訓練されたアーモドン》あたりが、そのイメージのもととなっておるんじゃな。そして、開発部も象のサイズは大体3/3と考えていたようじゃから、そこから、いろいろな3マナ3/3の象が作られたのじゃ。

 そして、フラッシュバックによって2回も象が呼び出せたのが、『オデッセイ』の《獣群の呼び声》だったのじゃ。マナ・クリーチャーから2ターン目に出すといったビートダウン的なムーブはもちろん、コントロールのようなデッキにも使われておったのう。相手のクリーチャーを受け止めるカードとして使ったり、墓地に落ちてもアドバンテージ要員となるから、相手の手札破壊に対抗したり、《嘘か真か》といったカードと組み合わせても強かったのじゃな。

 そうそう、象には死に際を見せないために象の墓場に行くなんていう都市伝説もあるのじゃが、ドミナリアの象は墓場に行っても復活し、相手を踏み潰していくのじゃ。かっこええじゃろう。ふぉっふぉっふぉ、踏みつぶされそうになった時の対策? そりゃ、仲間のふりをするのが一番じゃぞい。ちょうど、向こうに象の群れが見えるのう、わしの手本を見るといいぞい。それ、パオーーーン! パオーーーーン! パ、パオーー(グシャ。

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