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ガフ提督の「ためになる」今日の1枚

今日の1枚:戦士の誉れ

浅原 晃

 ふぉっふぉっふぉ、久しぶりに日曜日に更新、ガフ提督休日出張版じゃ。今日はマジックにおけるブラフについて、過去の事例から1つ教授しようと思ってな、こうして出張って来たわけじゃ。

 みんなはブラフにどんなイメージを持っておるかのう? そもそも、ブラフがよう分からん? ふぉっふぉっふぉ、簡単に言えば、相手から見えていない情報を利用して、まるで無いものが有るように見せかけることじゃな。マジックだと手札が一番いい例じゃな、持ってるぞいと思わせて攻めるのは、相手にとって非公開な情報を利用した、至って戦略的な行為なのじゃな。

 今回、ここで取り上げるのは1997年5月5日、日本で最初に行われたグランプリ・東京の決勝での出来事じゃ。その大会で藤田憲一はブラフを駆使し、優勝を掴み取ったのじゃな。(参考記事:我が Key Play ~藤田憲一の場合~

 簡単に説明するとじゃ、《戦士の誉れ》というカードを引いたかのようにプレイし、それを相手に思い込ませ、手札に無いにも関わらず有利なやり取りを行ったのじゃ。

 この行為は一か八か? というと全然違うのじゃな。だらだら長引いても不利になるということを判断した上での最善の選択がブラフだったわけじゃな。

 わしが思うに、対戦ゲームの大事なところの1つは「相手がどう思うか?」にあると思うんじゃ。それを考えれば、プレイの選択肢は一気に広がると思うぞい。自分視点で負け試合でも、相手視点ではどうじゃろう? となればまだまだやれることはあるじゃろう。ちなみに、この時の藤田憲一のブラフは何食わぬ顔で攻撃したことから、「とぼけてアタック」と言われておるのじゃ。

 余談じゃが、優勝した藤田憲一はもらったトロフィーがその場で壊れてしまい、故意ではない(と言われている)もののトロフィーを最初にクラッシュした人物としても知られておるのじゃな。ふぉっふぉっふぉ、さて、わしもそろそろ苦情が来る前にとぼけて帰宅するとするぞい。

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