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ガフ提督の「ためになる」今日の1枚

今日の1枚:戦慄衆の将軍、リリアナ

浅原 晃

 祝、『灯争大戦』発売じゃ!

 ふぉっふぉっふぉ、わしも、『灯争大戦』のボックスでも買いに行くとしようかのう。というのも、今回は総勢、36名のプレインズウォーカーがいるだけではなく、日本語版には日本オリジナルアートのプレインズウォーカーも収録されておるのじゃ。このニュースが発表された時にはビックリした人も多いんじゃないかのう。ちなみに無限の知識を持つわしは驚くことなどないのじゃが、知った時には、椅子からずっこけて、そのまま《墓石の階段》を転がり落ちたぞい。

 これら、すべてのイラストが素晴らしい出来栄えなのじゃが、注目を集めているという点では天野喜孝氏の《戦慄衆の将軍、リリアナ》が挙げられるかもしれんのう。

jp_mtgwar_altart_card_0097.png

 今回のストーリーでは完全に主人公ポジじゃしな。もちろん、カードとしての強さはまだ未知数じゃが、使ってみたいという気持ちにさせるのはストーリーとイラストのおかげかもしれんのう。

 今回は、みんながそれぞれ、お気に入りのプレインズウォーカーができることじゃろう。まずは、それを軸にデッキを組んでみるのがオススメじゃぞい。強いか弱いかは後で考えればよいのじゃ。わしは今回はおらんが、常にワンチャンは狙っておるぞい。天野喜孝氏の描く魔導タイタンアーマーに乗ったガフ提督がみたい人もおるわけじゃしな。え? 誰だって? ふぉっふぉっふぉ、わしじゃ。

 しかし、今回のストーリーではギデオンもこちら側へと来てしまったようじゃな。今まで、お疲れ様じゃった。《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》の時はマッチョすぎるパワーからか「ギデオンふざけすぎ」、などと散々な言われようじゃったが、みんなの「ギデオン……行かないで」といった今の反応を見ると、愛情の裏返しだったようじゃのう。ふぉっふぉっふぉ、これから寂しくなる? 大丈夫じゃ、スタンダードでは《黒き剣のギデオン》が当分使えるからのう、その時は元気にみんなで「ギデオンふざけすぎ」と言ってやるのが、プレインズウォーカーとしては冥利に尽きると思うぞい。

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