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ガフ提督の「ためになる」今日の1枚

テヴェシュ・ザットのオールナイトヤバナリア! 今日の1枚:記憶の壺

浅原 晃
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「Ssssssssssssssillence!」 みなさんお待ちかね! 悪いものでも食べたのか体の調子の悪いテヴェシュ・ザット様だ! 気を取り直して、今回のオールナイトヤバナリア、第3回目のお便りを紹介するぜ!

「暇なので過去のヤバかったカードたちを知りたい。私、気になります。」(ラジオネーム、壁の中にいマルコフ)

 暇で気になるのは分かるが、閉じ込められた理由が自業自得すぎて自身は誰も気にしてくれない、壁の中にいマルコフからのお便りだ! そうだな、1999年2月15日は『ウルザズ・レガシー』の発売日だ! そこで、『ウルザズ・レガシー』の思い出のカード、いや、ヤバイカードたちをズバッと紹介していくぜ! 察しの通り、ウルザって名の付く以上、ファンキーなセットに仕上がっているからな!

 早速、第3位! 《怨恨》だ!

 打点が高い高ーい! って子供をあやしてるんじゃねぇぞ! 《怨恨》4枚ついたら、ゲーム的にも心理的にも辛すぎるわ! そもそも、コストが{G}だけは、何か間違ってんじゃね?と当時も話題になったが、本当に元のコストは{1}{G}で印刷ミスってどういうことやねん! それでも、何とかなってるのもヤバすぎるわ!

 第2位! 《修繕》だ!

 直してない直してない、それ完全に魔改造やん! そこら辺のマナ・アーティファクトが、突然《ファイレクシアの巨像》になるって質量どんだけ変わってるねん! そりゃ、アインシュタインも泡吹くわ! 携帯を修繕に出したら、治りましたって言ってガンダム来るんかこの国は!

 そして、第1位! 《記憶の壺》だ!

 《修繕》と同時期に出てきたのも確かに悪かったが、《偏頭痛》とのコンボで1ターンキルされた時は俺も泡吹いたわ! 1999年やし、ノストラダムスは「実は1999年にスタンダード・プレイヤーの滅亡を予言説」を本気を考えたやんけ! 1か月で禁止になって、事なきを得たから、今ではいい思い出ちゃ思い出だがな!

 まあ、いろいろなヤバイ歴史を持つが、それを糧にして無事に今に至るのがマジックの本当にヤバイところだがな! おっと、ヤバイことだけでもなく、朗報としては、このセットからカードに光る加工がされた、いわゆるフォイルカードが入ったことも挙げられるだろうな! コレクターにとってはある意味、どのカードよりもヤバイ話かもしれないがな! それじゃあ、次のリクエストハガキを待ってるぜ!

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