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グランプリ・静岡2017秋

戦略記事

チーム八尾/黒田/表西 2日目チームシールドデッキ構築~18勝0敗の男たち~

By Masashi Koyama

(この記事は第10回戦開始前に取材・執筆したものです)

team_omonishi_kuroda_yao.jpg
写真左から表西/黒田/八尾

 チームリミテッドグランプリ2連続初日全勝。

 昨年のグランプリ・京都2016に引き続き、ポールポジションで2日目に臨む八尾俊佑/黒田正城/表西幸次郎。

 この2大会で初日の成績だけを見れば18勝0敗と土付かずの驚異的な成績を収めている。

 環境が全く異なる両大会でこれだけの成績を収めているのはプロツアーチャンプの黒田のみならず、その脇を固めるふたりの実力も高いからに他ならない。

「ドラフトまで行けるようにがんばります!」

 グランプリ・京都2016では叶わなかった決勝プレイオフ進出を今度こそ。

 3人が2日目のシールド構築に挑む。

kuroda_deckbuild1.jpg

チームシールドデッキ構築

チーム八尾/黒田/表西 2日目カードプール
グランプリ・静岡2017秋 2日目 / 『イクサラン』3人チームシールド (2017年10月1日)[MO] [ARENA]
2 《未知の岸》
1 《陽花弁の木立ち》

-土地(3)-

4 《キンジャーリの呼び手》
2 《立ち枯れの守り手》
2 《巧射艦隊の追跡者》
2 《宿営地の守り手》
2 《帝国の槍騎兵》
2 《ジャングルの探査者》
2 《岸の守り手》
2 《這い回る心止虫》
2 《敵意ある征服者》
1 《火の祭殿の守り手》
1 《クメーナの語り部》
1 《セイレーンの嵐鎮め》
4 《凶兆艦隊の貯め込み屋》
4 《猛竜の相棒》
2 《司教の兵士》
2 《自暴自棄の漂流者》
2 《凶兆艦隊の船長》
2 《深海艦隊の扇動者》
2 《女王湾の兵士》
2 《探求者の従者》
2 《見習い形成師》
2 《難破船あさり》
2 《軍団の飛び刃》
2 《指名手配の獄道者》
1 《深根の戦士》
1 《イクサーリの卜占師》
1 《イクサーリの守り手》
1 《帆凧の掠め盗り》
1 《巣荒らし》
1 《ティロナーリの騎士》
1 《ずる賢いゴブリン》
2 《日の出の使者》
2 《激情の猛竜》
2 《身勝手な粗暴者》
2 《駆り立てる僧侶》
2 《軍団の征服者》
2 《稲妻砲手》
2 《財力ある船乗り》
2 《セイレーンの見張り番》
2 《流血の空渡り》
2 《縄張り持ちの槌頭》
2 《水罠織り》
1 《アゾカンの射手》
1 《開花のドライアド》
1 《巧射艦隊の拷問者》
1 《貪る死肉あさり》
1 《貪欲な短剣歯》
1 《かき回すゴブリン》
1 《ティシャーナの道探し》
4 《鉄面連合の海賊》
4 《源流の歩哨》
4 《血潮隊の聖騎士》
2 《巧射艦隊の操舵手》
2 《凶兆艦隊の侵入者》
2 《深海艦隊の殺し屋》
2 《秘滝の軍使》
2 《帝国のエアロサウルス》
2 《聳えるアルティサウルス》
2 《隠れ潜むチュパカブラ》
2 《無法の物あさり》
2 《プテロドンの騎士》
2 《嵐を変容する者》
2 《猛竜の群れ》
1 《皇帝の先兵》
1 《金色の歩哨》
1 《葉を食む鞭尾》
1 《翡翠の守護者》
1 《切り裂き顎の猛竜》
1 《大嵐呼び》
2 《選定された助祭》
2 《血潮隊の司教》
2 《巧射艦隊の略取者》
2 《薄暮の賛美者》
2 《輝くエアロサウルス》
2 《日の出の追求者》
1 《突進するモンストロサウルス》
1 《裕福な海賊》
1 《棘尾ケラトプス》
1 《風を跨ぐ者》
4 《女王の工作員》
2 《巨大な戦慄大口》
1 《太陽冠のハンター》
2 《突き刺すケラトプス》
1 《轟く棘背びれ》
2 《覚醒の太陽の化身》
1 《古代ブロントドン》

-クリーチャー(156)-
3 《啓蒙》
2 《潜水》
2 《強迫》
2 《溺死者の行進》
2 《選択》
2 《もぎ取り刃》
2 《苛立ち》
2 《卑怯な行為》
2 《鉤爪の切りつけ》
2 《呪文貫き》
2 《吸血鬼の士気》
1 《恐竜との融和》
1 《両手撃ち》
1 《歩哨のトーテム像》
2 《アルゲールの断血》
2 《高くつく略奪》
2 《繁雑な火炎砲》
2 《間に合わせの砲弾》
2 《風と共に》
2 《川守りの恩恵》
2 《陰鬱な帆船》
2 《確実な一撃》
1 《継ぎ当ての翼》
1 《稲妻の一撃》
1 《起源の柱》
1 《襲撃》
1 《セイレーンの策略》
1 《向こう見ず》
1 《新緑の再誕》
2 《取り消し》
2 《軍団の裁き》
2 《航海士の喪失》
2 《海賊のカットラス》
2 《女王の任命》
2 《結集する咆哮》
2 《若返りの儀式》
2 《弱者成敗》
1 《目隠し霧》
1 《塁壁壊し》
1 《押し潰す梢》
1 《欲望の深み》
1 《恐竜暴走》
1 《火炎砲発射》
1 《秘儀司祭の杯》
1 《乗っ取り》
1 《新たな地平》
1 《凶暴な踏みつけ》
2 《饗宴への召集》
2 《破砕》
2 《イクサランの束縛》
2 《吸血鬼の印》
2 《崇高な阻止》
2 《海賊の獲物》
2 《座礁》
2 《残骸の漂着》
2 《ヴラスカの侮辱》
1 《原初の呪物》
3 《依頼殺人》
2 《輝く報復》
2 《蔓延する腐敗》
1 《決別の砲撃》

-呪文(102)-

 黒田を中心に3名が座ったままデッキ構築を開始すると、配布されたパックを確認しながらまずはレアだけ抜き出していく。

表西「レア出ましたね!」

黒田「すごない?」

八尾「全部使えるんちゃう?」

 3人が感嘆の声を上げたレアは以下の通りだ。

 《残骸の漂着》《覚醒の太陽の化身》《突き刺すケラトプス》という3枚のボムレアを擁する白をどのように振り分けるかが焦点だろうか。

 黒田いわく、「この環境のチームシールドはカードが足りないことはないんちゃうかな......デッキの組み方次第やと思う」ということで、ここからどうやってデッキを組み上げていくのだろうか。

 その他のカードも確認しつつ黒田が赤いカードだけを、その他のふたりはそれぞれ表西が白黒を、八尾が緑青といきなりデッキ構築に近い形で並べて行く。

yaodeck1.jpg omonishideck1.jpg
表西、八尾はいきなりデッキの仮組みに入る。

 ここで赤いカードを並べた黒田から「赤いカードは大したことないわ」という声が上がり、八尾から「青は大したことありますね......ただ緑青は強いデッキにならなそう」と、ふたりがカードを再分配。八尾が赤緑恐竜、黒田が青黒海賊に組み替え、本格的にデッキ構築に入る。

 唯一、色の再分配を行っていない表西は「白黒は昨日と同じ考えでいいなら昨日くらい強い」と、全勝を遂げた昨日を比較し、十分に戦えるプールだと判断。

 ここでいちど冒頭に挙げた白の強力レアを八尾に渡し、緑白恐竜の試作に入る。

yaodeck2.jpg

八尾「重すぎ欲張りデッキになりそうなんですけど......」

黒田「うーん......」

 このデッキの感触は良くないようで、さらに赤白のコンビネーションを試してみるも「これまでに赤白で勝った経験が無いから」と恐竜は赤緑デッキを本線とし、《確実な一撃》などで押し込むプランを模索する。除去も《確実な一撃》2枚、《火炎砲発射》《決別の砲撃》《恐竜暴走》《襲撃》《凶暴な踏みつけ》と十分に揃っており、これがエースデッキとなるだろうか。

yaodeck3.jpg

 ここで焦点が表西の白黒デッキに移り、《覚醒の太陽の化身》をデッキに投入するかどうかなど、デッキ全体の構造を黒田を中心に検討していく。

 この部分は3人でも意見が分かれたが、最終的に「出れば勝ち」クラスのカードであり、デッキに組み込む方向で微調整していく。

 非クリーチャー呪文には《残骸の漂着》に加え、《イクサランの束縛》《崇高な阻止》と各レアリティの強力カードが揃っており、白黒のグッドスタッフに近い形で落ち着いた。

omonishideck2.jpg

 最後に黒田の青黒海賊の詳細を詰める。除去呪文に関しては《依頼殺人》こそ表西に譲ったものの、《ヴラスカの侮辱》《弱者成敗》と確定除去が揃っており、「海賊は経験値があるからね」と黒田が自身の感覚をもとに組み上げていく。

 途中で黒赤のコンビネーション(黒田いわく「ドツく」形)も確認しつつ、サイドボード後のプランBとしてカードを確保し、最終的に《稲妻砲手》と《無法の物あさり》をタッチしている。

kurodadeck.jpg

 その後数枚のカードの入れ替えがあり、最終的な3人のデッキリストは以下の通りとなった。

八尾 俊佑
グランプリ・静岡2017秋 2日目 / 『イクサラン』3人チームシールド (2017年10月1日)[MO] [ARENA]
9 《山》
8 《森》

-土地(17)-

1 《深根の戦士》
1 《イクサーリの守り手》
1 《巣荒らし》
1 《ティロナーリの騎士》
2 《激情の猛竜》
1 《開花のドライアド》
1 《貪る死肉あさり》
2 《猛竜の群れ》
1 《皇帝の先兵》
1 《葉を食む鞭尾》
1 《切り裂き顎の猛竜》
1 《突進するモンストロサウルス》
1 《巨大な戦慄大口》
1 《轟く棘背びれ》

-クリーチャー(16)-
2 《確実な一撃》
1 《稲妻の一撃》
1 《襲撃》
1 《恐竜暴走》
1 《凶暴な踏みつけ》
1 《決別の砲撃》

-呪文(7)-
1 《陽花弁の木立ち》
2 《ジャングルの探査者》
2 《苛立ち》
1 《恐竜との融和》
1 《啓蒙》
1 《両手撃ち》
1 《火の祭殿の守り手》
1 《クメーナの語り部》
1 《歩哨のトーテム像》
2 《川守りの恩恵》
1 《継ぎ当ての翼》
1 《イクサーリの卜占師》
1 《起源の柱》
1 《向こう見ず》
1 《新緑の再誕》
1 《ずる賢いゴブリン》
1 《アゾカンの射手》
1 《目隠し霧》
1 《塁壁壊し》
1 《押し潰す梢》
1 《火炎砲発射》
1 《秘儀司祭の杯》
1 《乗っ取り》
1 《新たな地平》
1 《貪欲な短剣歯》
1 《かき回すゴブリン》
1 《ティシャーナの道探し》
1 《金色の歩哨》
1 《翡翠の守護者》
1 《原初の呪物》
1 《棘尾ケラトプス》
1 《太陽冠のハンター》
1 《古代ブロントドン》

-サイドボード(36)-
黒田 正城
グランプリ・静岡2017秋 2日目 / 『イクサラン』3人チームシールド (2017年10月1日)[MO] [ARENA]
7 《島》
7 《沼》
2 《山》
1 《未知の岸》

-土地(17)-

1 《セイレーンの嵐鎮め》
2 《自暴自棄の漂流者》
1 《帆凧の掠め盗り》
1 《指名手配の獄道者》
2 《財力ある船乗り》
1 《巧射艦隊の拷問者》
1 《稲妻砲手》
2 《凶兆艦隊の侵入者》
1 《無法の物あさり》
1 《大嵐呼び》
1 《巧射艦隊の略取者》
1 《裕福な海賊》
1 《風を跨ぐ者》

-クリーチャー(16)-
1 《卑怯な行為》
1 《セイレーンの策略》
1 《欲望の深み》
1 《海賊のカットラス》
1 《弱者成敗》
1 《ヴラスカの侮辱》
1 《依頼殺人》

-呪文(7)-
1 《立ち枯れの守り手》
1 《巧射艦隊の追跡者》
1 《潜水》
1 《溺死者の行進》
1 《選択》
1 《岸の守り手》
1 《呪文貫き》
1 《高くつく略奪》
1 《凶兆艦隊の船長》
1 《繁雑な火炎砲》
1 《深海艦隊の扇動者》
1 《間に合わせの砲弾》
1 《風と共に》
1 《探求者の従者》
1 《陰鬱な帆船》
1 《見習い形成師》
1 《難破船あさり》
1 《取り消し》
1 《身勝手な粗暴者》
1 《航海士の喪失》
1 《セイレーンの見張り番》
1 《水罠織り》
2 《鉄面連合の海賊》
2 《源流の歩哨》
1 《巧射艦隊の操舵手》
1 《破砕》
1 《深海艦隊の殺し屋》
1 《秘滝の軍使》
1 《隠れ潜むチュパカブラ》
1 《吸血鬼の印》
1 《海賊の獲物》
1 《座礁》
1 《嵐を変容する者》
1 《蔓延する腐敗》

-サイドボード(36)-
表西 幸次郎
グランプリ・静岡2017秋 2日目 / 『イクサラン』3人チームシールド (2017年10月1日)[MO] [ARENA]
9 《平地》
8 《沼》

-土地(17)-

2 《凶兆艦隊の貯め込み屋》
1 《司教の兵士》
1 《軍団の飛び刃》
1 《駆り立てる僧侶》
1 《流血の空渡り》
2 《血潮隊の聖騎士》
1 《帝国のエアロサウルス》
1 《選定された助祭》
1 《薄暮の賛美者》
1 《輝くエアロサウルス》
1 《覚醒の太陽の化身》

-クリーチャー(13)-
1 《もぎ取り刃》
1 《吸血鬼の士気》
1 《アルゲールの断血》
1 《女王の任命》
1 《饗宴への召集》
1 《イクサランの束縛》
1 《崇高な阻止》
1 《残骸の漂着》
1 《輝く報復》
1 《依頼殺人》

-呪文(10)-
2 《キンジャーリの呼び手》
1 《啓蒙》
1 《強迫》
1 《宿営地の守り手》
1 《帝国の槍騎兵》
1 《這い回る心止虫》
1 《鉤爪の切りつけ》
1 《敵意ある征服者》
2 《猛竜の相棒》
1 《女王湾の兵士》
1 《日の出の使者》
1 《軍団の征服者》
1 《軍団の裁き》
1 《結集する咆哮》
1 《若返りの儀式》
1 《縄張り持ちの槌頭》
1 《聳えるアルティサウルス》
1 《プテロドンの騎士》
1 《血潮隊の司教》
1 《日の出の追求者》
2 《女王の工作員》
1 《突き刺すケラトプス》

-サイドボード(25)-

 念願の決勝ラウンドにたどり着けるか。3人の2日目の行方を見守りたい。

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RESULTS

対戦結果 順位
14 14
13 13
12 12
11 11
10 10
9 9
8 8
7 7
6 6
5 5
4 4
3 3
2 2
1 1

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