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エターナル・ウィークエンド・アジア2018
懐かしのカードが大活躍! オールドスクール
ここでは1993-94年のカードだけを使ったマジック、「オールドスクール」のトーナメント風景をお届けします。
フォーマットについての詳細は、こちらの記事をご覧ください。
柵で仕切られたエリアの中で、参加者32名によるオールドスクールの大会が行なわれています。
そこらじゅうのテーブルで「パワー9」が目につきますが、そのほかにも《セラの天使》、《エイトグ》、《放蕩魔術師》、《十字軍》、《ミシュラの工廠》、《ジェイムデー秘本》……と往年の名カードの数々が並んでいました。
ヴィンテージでも使えない《Chaos Orb》があちこちで投げられる珍しい光景が見られ、うまく当たったときには観客から拍手が湧き起こることも。いろいろな投法があるようで、こちらはコイン投げのように親指の上にのせてはじくタイプ。
こちらでは《Chaos Orb》(オレンジ色のスリーブ)が勢いあまって遠くに飛んで行ってしまいました。ちなみに《Chaos Orb》についてはいろいろな運用ルールがありますが、今回使っているルールでは1996年の古い裁定を採用しており、「1フィート(約30センチ)以上上からはじき、360度回転して落ちた際に重なったカードを破壊する」といったものになっています。
《精神錯乱》が、《Fork》で自分に返ってくるなんていう場面も。
ゲームを中断し、別のサブゲームを行なって負けたプレイヤーはライフが半分になる《Shahrazad》。そのサブゲームが終わり、プレイマットの下から元の盤面を復活させているところです。《Shahrazad》を使った白単のプレイヤーは、わずか2マナで相手のライフを21から10まで減らすことに成功しました。
2人とも留守のテーブルがあって不用心だなと思ったら、なんと隣のスペースで再び《Shahrazad》のサブゲームをやっていました。なお、このあと「サブゲーム中のサブゲーム」が始まり、さらに別のテーブルに移ったそうです。
参加者の1人が、ほかの参加者たちからカードにサインを集めていたのですが、それをトップ8の皆さんへのプレゼントにと置いて行かれました。
トップ8に残った皆さんです。はたして結果やいかに?
郷愁を漂わせつつ、どことなく牧歌的。いかにも「大人が趣味で楽しむカードゲーム」という雰囲気が魅力の、オールドスクールの風景をお届けしました。
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