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プロツアー・名古屋11

読み物

Round 15: Luis Scott-Vargas(アメリカ) vs. Daniel Grafensteiner(ドイツ)

By 津村 健志  Luis Scott-Vargas(白単《鍛えられた鋼》) vs Daniel Grafensteiner(白単《鍛えられた鋼》)  プロツアー・名古屋のスイスラウンドも、残すところあと2回戦のみとなった。  ChannelFireballの総帥、LSVことLuis Scott-Vargasと、ドイツのDaniel Grafensteinerが3敗ラインで相見える。デッキはともに「白単《鍛えられた鋼》」だ。  はたして、ここで勝利してトップ8への道を繋ぐのはどちらなのか。
Game 1
 ダイスロールの結果先手はDaniel。《平地》から《信号の邪魔者》、そして《オパールのモックス》を置いてターンを終える。
 一見、この《オパールのモックス》に大した意味はなさそうに見えるが、実はLuisがキープしたハンドには《平地》1枚と《オパールのモックス》しかマナソースがなく、早くも土地を引かないと厳しい展開に。  しかしそんな筆者の心配をよそに、あっさりと《平地》を引くLSV。《オパールのモックス》を対消滅し、《起源の呪文爆弾》でドローを進めていく。  Danielは《墨蛾の生息地》《脊柱の飛行機械》と並べ、《鍛えられた鋼》で飛行部隊を強化し、LSVを攻めたてる。  LSVも《レオニンの遺物囲い》で《鍛えられた鋼》を追放するが、《信号の邪魔者》の2体目と《きらめく鷹の偶像》を追加してきたDanielの航空部隊を前になす術がない。  《メムナイト》と《墨蛾の生息地》を置いただけでターンを返してきたLSVを尻目に、Danielはここぞとばかりに全軍で突撃。  Danielのクリーチャー陣は《信号の邪魔者》×2、《きらめく鷹の偶像》《脊柱の飛行機械》《墨蛾の生息地》と全てのクリーチャーが事実上飛んでいて、対するLSV側には《墨蛾の生息地》しか飛行クリーチャーがいない。  普通のプレイヤーであれば、このアタックに対して長考してしまうかもしれないが、精密機械のようなLSVは一秒と悩まずに《墨蛾の生息地》を起動して、《脊柱の飛行機械》をブロック。さらに「金属術」を達成した《急送》で《きらめく鷹の偶像》をも葬り去る。  この戦闘でライフが10まで落ち込み、毒カウンターも3つになってしまったLSVだが、相手の脅威を小さくすることに成功した。  《メムナイト》《レオニンの遺物囲い》と1/1のマイア・トークンで殴り返し、Danielの《信号の邪魔者》2体を抑えこむ《きらめく鷹の偶像》を出してターンを返す。  この《きらめく鷹の偶像》を突破できないDanielは、X=4の《キマイラ的大群》を出すのみにとどまる。  一方のLSVは4枚目の土地を引き、初手から眠っていた《刃砦の英雄》を戦場に送り込む。LSVに《きらめく鷹の偶像》を起動するマナが残っていなかったため、Danielはこの間に《信号の邪魔者》2体でダメージを積み重ねるが、追加の戦力を呼ぶことはかなわない。  勢いに乗るLSVは2枚目の《刃砦の英雄》をトップデッキ!
 このターンはまだダメージが足りないと判断したようでターンを返すが、次のターンに《鍛えられた鋼》を追加した全軍攻撃で止めを刺した。 LSV 1-0 Daniel
Game 2
 先手、後手を選ぶ権利のあるDanielだが、大方の予想に反して後手を選択。望外の先手を得たLSVがワンマリガン、後手のDanielはダブルマリガンでのスタートとなった。  LSVが《起源の呪文爆弾》、Danielが《オパールのモックス》→《きらめく鷹の偶像》と1本目と同様に、軸の違う殴り合いを予感させる立ち上がり。  《起源の呪文爆弾》を起動するだけのLSVに対し、Danielはペイ2ライフから《脊柱の飛行機械》を追加する。  しかしこれにはLSVの《レオニンの遺物囲い》が突き刺さる。ダブルマリガンのDanielはこの時点ですでにガス欠気味で、《鍛えられた鋼》で武装されたLSVの軍勢を前にどうすることもできない。  結局、《きらめく鷹の偶像》、《刃砦の英雄》と毎ターン淀みなく脅威を展開し続けたLSVが、鮮やかに、それでいて力強く、自身4度目のプロツアートップ8を決めた。 Luis Scott-Vargas LSV 2-0 Daniel
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RESULTS

対戦結果 順位
16 16
15 15
14 14
13 13
12 12
11 11
10 10
9 9
8 8
7 7
6 6
5 5
4 4
3 3
2 2
1 1

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