READING

コラム

企画記事

『テーロス』特別カードプレビュー:神々からの贈り物

読み物

企画記事

2013.09.03

『テーロス』特別カードプレビュー:神々からの贈り物

by mtg-jp.com staff

 9月27日の新セット『テーロス』発売まで、ついに1ヶ月を切りました。どんなカードや新しい能力が登場するのか、今から楽しみにされている方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。そんな期待に心を躍らされている方のために、本記事では新しいカードと能力をご紹介いたします。

 百聞は一見にしかず。では早速、新たなカードをご覧ください!


MTGTHS_JP_Preview20130903.jpg

 新能力「授与」を持つ〈パーフォロスの使者〉です!

 従来のクリーチャーを強化するエンチャント(クリーチャー)は、確かに盤面に大きな影響を与えるだけの力を持っています。ですが一方で、エンチャントされているクリーチャーが戦場を離れてしまうと、墓地に送られてしまい、カードアドバンテージを失ってしまう危険性もはらんでいます。さらに、戦場にクリーチャーがいなければ、手札にあっても何もできない、という非常に大きな弱点があるのです。

 しかし、この新能力「授与」を持つ〈パーフォロスの使者〉は違います。序盤はクリーチャーとして唱えることができる上に、マナが溜まれば一撃必殺のエンチャント(クリーチャー)としてクリーチャーにまとわせることもできる柔軟性があるのです。さらに、エンチャントされているクリーチャーが戦場を離れると、クリーチャーとして戦場に残り続け、カードアドバンテージを失うことはありません。今までのエンチャント(クリーチャー)の弱点を克服した能力だと言って差し支えないでしょう。

 翻訳記事「プレインズウォーカーのための『テーロス』案内 その1」によると、『テーロス』の次元には多くの神々が存在し、それらの神々自身が生けるエンチャントであり、ゆえにエンチャントは神々からの贈り物であると考えられているようです。どうやら新能力「授与」はそんな『テーロス』次元の、エンチャント自体が神々=クリーチャーであり、エンチャントとはそんな神々の力をまとわせるものである、という世界観を活かしたものであるらしいのです。

 徐々に明らかになってきた『テーロス』の世界ですが、その全貌はまだまだ計り知れません。果たして、『テーロス』は我々にどのようなカードを「授与」してくれるのでしょうか。



  • この記事をシェアする

RANKING

NEWEST

CATEGORY

BACK NUMBER

サイト内検索