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お知らせ

お知らせ

2020年4月13日 禁止制限告知

Ian Duke
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2020年4月13日

 

告知日:2020年4月13日

ブロール

テーブルトップ発効日:2020年4月16日

Magic Online発効日:2020年4月16日

MTGアリーナ発効日:2020年4月16日

 禁止カード、制限カードのフォーマット別一覧はこちら


 『イコリア:巨獣の棲処』の新しいメカニズムである相棒はデッキ構築に制限を追加することに対する報酬です。これらのカードをデザインする上での我々の目標はプレイヤーにデッキ構築の幅を広げそしてより多くの自己表現の選択肢を与えることでした。

 相棒カードの《呪文追い、ルーツリー》の場合、そのデッキ構築面の制限は「シングルトン」をプレイすることであり、土地以外の各カードは1枚だけしかデッキに入れることができません。我々は何かをするために一番効果的なカードを複数枚入れるのではなく多種多様なカードを使うことを選んだプレイヤーに報酬を与えようと考えました。これはほとんどのフォーマット、つまり追加の強力なカードを持ってゲームを開始するのと引き換えに、大抵の場合プレイヤーのデッキ構築の方法を劇的に変化させるフォーマットでは大いに意味があります。

 しかしブロールではこのシングルトンのデッキ構築制限はすでにフォーマットのルールに組み込まれています。これはつまり通常のデッキ構築方法と比べても失うものが何もないということです。青と赤の両方を含むあらゆるデッキが《呪文追い、ルーツリー》の恩恵をデッキ構築面の制限をすることなく得ることができます。これは相棒メカニズムのデザイン意図にそぐわず、ルーツリーを入れることができるデッキとそうでないデッキの間に大きな不均衡を作り出すと我々は確信しています。なので、我々は『イコリア』の発売から《呪文追い、ルーツリー》を禁止することを決定しました。

 これは見落としや強すぎるカードを過小評価していた事例ではありません。実際、シングルトン・フォーマットでこのカードが使えるべきかどうかについての議論はデザイン過程の早い段階で始まっていました。我々はルーツリーのプレイテストを行って、これがたとえブロールで意味をなさないものであっても他のマジックのフォーマットにもたらす楽しいデッキ構築面での課題と自己表現の機会が印刷に値するものであることが明らかになったと判断しました。

 どんなフォーマットであれカードを禁止するということを我々は深刻に受け止めており、カードを発売前に禁止することは、これまでも、そしてこれからも稀なことであり続けます。今回の場合は、このカードのデザイン目的に基づいて例外が明確に認められると感じています。

 他の相棒クリーチャーはブロールで引き続き使用可能であり、(通常のブロールの統率者メカニズムに加えて)相棒として選ぶことができます。我々は『イコリア』の発売を楽しみにしており、そして皆さんが我々が楽しんだのと同じぐらい『イコリア』の相棒クリーチャーをデッキの軸にして遊んでくれることを願っています。

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