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戦略記事

岩SHOWの「デイリー・デッキ」

とことん!スタンダー道!白青コントロール、瞬速と2色の強み(スタンダード)

岩SHOW

マジックでぶっちぎれ!スタンで熱くなれ!

 マジックの構築フォーマットの中でも定番のものとして設けられているスタンダード。近年発売したセットのみを用いるこのフォーマット、ガチでやるのもカジュアルにやるのも、楽しみ方は各自の好みでOK!奥が深い、長くどこまでも続く道、まさしくスタンダー道!外は暑すぎるこの季節、走り込むならマジックを、スタンダードをとことん突っ走ろうぜ!というわけで今回は……スタンダードでもこういうデッキが組める!ということを知ってもらうためにこのデッキをチョイス!

BrianG88 - 「アゾリウス・コントロール」
Magic Online Standard Challenge トップ16 / スタンダード (2026年7月12日)[MO] [ARENA]
4 《神聖なる泉
4 《フラッドファームの境界
2 《まばゆき根城
2 《沈んだ城塞
4 《解体爆破場
2 《隔離された星鍛冶場
1 《石化した村落
4 《平地
3 《
-土地(26)-

1 《ティ・チャラ王
2 《地球の守護者、キャプテン・マーベル
1 《観念の名誉教授
2 《司書、ワン・シー・トン
-クリーチャー(6)-
2 《縫い目破り
2 《浸食作用
2 《失せろ
2 《アンの氷山
3 《審判の日
2 《古代魔法「アルテマ」
4 《喝破
1 《呪文嵌め
3 《三歩先
2 《星間航路の助言
4 《食糧補充
1 《安らかなる眠り
-呪文(28)-
1 《縫い目破り
1 《倦怠の宝珠
2 《無効
1 《瞬間凍結
1 《否認
2 《安らかなる眠り
2 《軽蔑的な一撃
2 《跳ねる春、ベーザ
1 《嵐の討伐者、エルズペス
2 《奔流川の記念碑
-サイドボード(15)-
Magic Online より引用)

 

 

 白青2色、アゾリウスと呼ばれるカラーリングのコントロールデッキ!筆者がスタンダードを初めてプレイした時……28年前か。その時すでにコントロールの定番はこのカラーリングだった。どれだけ時を経ても「コントロールと言えばこのカラー」と思うプレイヤーは、長くマジックを愛している仲間だな。

 実はスタンダードにおける「アゾリウス・コントロール」は、今は定番と呼べる位置から遠ざかっている。コントロールと言えば青赤や、それに白と黒を足した4色型などが主流で、かつての大定番のアゾリウスは少数派である。それは現スタンダードにおいて優秀な土地が揃っていて色を足すことが容易であることと、多色に《ジェスカイの啓示》《不可避の敗北》など強力なカードが揃っていること、青と赤がシンプルに強いことなどが要因である。

 しかし少数派だからといって、昔ながらのアゾリウスが活躍できないわけではない。《喝破》や《三歩先》などの打ち消しで相手のアクションを捌き、そしてクリーチャーなどのパーマネントは《失せろ》《審判の日》などで除去。《食糧補充》《星間航路の助言》などで手札を満たして優位を築く……昔ながらのコントロールは、ちゃんと組めるのだ。

 このリストでは《古代魔法「アルテマ」》が採用されているのが特徴的だ。このソーサリーはクリーチャーだけでなくアーティファクトもすべて破壊するので《発見の石板》などを展開するデッキ相手にも効果がある。さらにクリーチャー化した土地が死亡しても戦場に戻る《アナグマモグラの仔》などの土の技など、なんらかの誘発型能力なども、アルテマはターンを終了させることで完全に無視出来る!古代魔法すげぇぜ……こういった全体除去がアゾリウスの生命線だ。まとめて流し、後続を弾いて、対戦相手の攻勢を完全に挫くべし!

回転

 

 コントロールの強い味方になるのが瞬速を持ったクリーチャー!コントロールデッキと言えど、いつまでも除去と打ち消しとドロー……と動いて勝てるわけではない。自分から勝ちに行く要素も必須だ。そのためのクリーチャーが瞬速を持っていれば、対戦相手のターン終了ステップなど、安全なタイミングで唱えて戦場に出せる。インスタントを構えておきたいデッキにとって、瞬速はかなり重要なキーワードだ。メインデッキのクリーチャー6枚中、5枚が瞬速持ちなことからもそれが伺える。それらの中には新カードが採用されて、リストの中でも存在感を発揮している。

 《ティ・チャラ王》はプレイヤーが2枚目のカードを引くたびに、ドローをもたらす。対戦相手がドロー呪文を唱えたタイミングで滑り込ませて、こちらも美味しくドローを狙おう。《揺るがぬ希望、ブラックパンサー》に変身もできるし、こちらのモードも瞬速を持つので相手の動きを見てから飛び出させることが可能、3/3ながら二段攻撃を持っており、打点がある上に対戦相手にダメージを通せばドローが可能!フィニッシャーとして優れているうえに、これはダメージを全て軽減して受けないという、驚異的な硬さも誇る。対戦相手の攻撃クリーチャーを返り討ちにするのにも最適だ。

 堅いと言えば《地球の守護者、キャプテン・マーベル》もそうだ。5/4飛行で絆魂を持ち、パワーアップによりさらにサイズが上がって、破壊不能カウンターも得る。こちらも相手のクリーチャーを討ち取りながら、危険域に差し掛かったライフを一気に安全圏に戻してくれて…まさしく地球の、我々の守護者!白青のコントロールデッキとマッチしたら、これらのクリーチャーが飛び出してくることには要注意!

 

 多色土地が強い現スタンダード環境において、3色、4色のコントロールを組むことは比較的容易であり、それらは結果を残している。そんな中であえて2色以下にまとめるメリット……それは、色マナを加える以外の役目を持った土地を扱いやすくなるということ。《解体爆破場》は相手の基本でない土地を破壊できる。多色土地だったり、クリーチャー化する土地だったり……特に今は《バーシンセー》や《湧霧の村》など、コントロールにとっては有害と呼べる危険な起動型能力を持った土地が蔓延っている。そのような土地をこれで破壊しつつ、《平地》か《》、足りない色マナをこれで引っ張ってくる。相手の基盤の破壊と自身の基盤の安定化、それがこの土地の強さだ。

 それと《隔離された星鍛冶場》……これは2/2のロボットを生成できる。相手の攻撃を受け止めるブロック役、そして盤面支配後はこのロボットらで制圧して勝利する!起動するためのコストは重いが《沈んだ城塞》で補える。これらの色マナを加えられない土地はそれぞれの強みがあるが……2色デッキといえどその採用枚数には気を付けたい。実際にこのリストでプレイしてみて、ゲーム開始時の初手に城か青どちらかのマナしかない・色マナを加えられる土地がないというようなマリガン不可避な状況が何度も起こったのが印象に残っている。特に筆者は土地事故の帝王を自負しているので、余計にそういうケースが多かったのかもしれないが……各自でプレイしてみて、手に馴染む土地のバランスを模索してみて欲しいね。

 暑い夏にはシャキッと盤面を冷ますコントロールがオススメ。落ち着いたゲーム展開で心も涼しくなろう。激しいカードの応酬に疲れたら、どっしり構える伝統的なコントロールも、いいもんだぜ!スーパーヒーローも活躍させられるしな!

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