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戦略記事

岩SHOWの「デイリー・デッキ」

とことん!スタンダー道!コントロール、フィニッシャーはあのヒーロー達!(スタンダード)

岩SHOW

夏が始まって……マジックの旬がキタキタキタァ!

 マジックの旬は夏!何故なら……インドア趣味だからだ。暑い夏、灼熱の太陽が照り付ける外で活動するのは……あまり推奨されない。部屋の中で快適・安全に過ごす、そのお供にマジック……最高の組み合わせであることは間違いない……寒い冬も一緒じゃないかって?細かいことは気にするな!

 そんなわけで今週もスタンダードをとことん愛する皆に捧ぐ、とことんスタンの話をするコーナ―のお時間がやってきた。この道をとことんきわめて遊びまくれ!今回はコントロールデッキを2種類紹介しよう!

Ryan Counts - 「アゾリウス・コントロール」
Jaffer's Marvel Super Heroes Mosh Pit トップ4 / スタンダード (2026年7月6日)[MO] [ARENA]
4 《神聖なる泉》
4 《フラッドファームの境界》
2 《不穏な投錨地》
4 《沈んだ城塞》
4 《解体爆破場》
2 《噴水港》
3 《平地》
3 《島》
-土地(26)-

2 《地球の守護者、キャプテン・マーベル》
3 《司書、ワン・シー・トン》
-クリーチャー(5)-
4 《スーパーヴィランの拘束》
2 《浸食作用》
4 《審判の日》
3 《アンの氷山》
4 《喝破》
4 《三歩先》
4 《星間航路の助言》
3 《食糧補充》
1 《始まりの液体》
-呪文(29)-
2 《軽蔑的な一撃》
2 《瞬間凍結》
2 《否認》
2 《安らかなる眠り》
1 《キヨシ島の大ウナギ》
2 《勝利の楽士》
2 《永劫の好奇心》
2 《跳ねる春、ベーザ》
-サイドボード(15)-
(Melee より引用)

 

 

 まずは白青2色、アゾリウスと呼ばれるカラーリングのコントロールデッキから。スタンダードにおけるコントロールと言えば、やはり古くからこの2色のイメージが強い。《神の怒り》などのクリーチャー除去と《対抗呪文》をはじめとする打ち消しで、対戦相手がやりたいゲーム展開に持っていかせない。文字通りゲームを支配するコントロールデッキの系譜は、2026年夏にも続いている。《喝破》や《三歩先》といったインスタントを構えるのが基本で、飛び出してきた脅威を打ち消す。それがクリーチャーなどであった場合は《浸食作用》《アンの氷山》といったインスタント・タイミング唱えられる除去で対応。《審判の日》や《食糧補充》など自分のターンに動くこともあるが、基本は相手のターンにしっかり構える……古き良きコントロールの戦い方だ。

 このリストには除去枠に新カード《スーパーヴィランの拘束》が採用されている。瞬速を持ったエンチャントで、警戒を持ったクリーチャーを除去することは難しいが……それ以外は様々な攻撃してきた連中をスッと追放し拘束してくれる。2マナと軽くて扱いやすく破壊不能なども気にせずに済む、使いやすいエンチャントがコントロールデッキの防衛手段にピックアップされている。

 

 相手の展開を妨害し、《食糧補充》や《星間航路の助言》で手札を補充。そうやってアドバンテージ差を付けていくのがコントロールの基本だが、それだけではゲームに勝てない。明確に勝利に向かうための手段、フィニッシャーが必要だ。このリストではその枠に《地球の守護者、キャプテン・マーベル》を採用!新たな伝説のクリーチャー、英雄である彼女は……5マナ5/4飛行+絆魂に加えて、瞬速も持っている。構えて戦うデッキにとって、何もなければ対戦相手のエンドに繰り出し、次のターンから攻撃を仕掛けられるこの隙の無いスペックは嬉しい限り。ライフを回復させてくれるのもピンチを脱出できて有難い。

 そしてパワーアップという能力。これを起動すると、+1/+1カウンターと共に破壊不能カウンターが置かれることになる。一度しか起動できない能力であるが、戦場に出たターンにはキャプテン・マーベル自身のコスト分、パワーアップのコストは軽減される。そのため合計7マナで6/5飛行+絆魂のクリーチャーが、瞬速で飛び出してくるということに。これ、対戦相手のクリーチャーが攻撃してきたところに透過するのが一番効果的だ。飛び出てきた超サイズで破壊不能なキャプテン・マーベルが、相手のクリーチャーを返り討ちに……映画のワンシーンのような一手で攻守が切り替わり、逆転の大反撃になる!マジックとマーベルのコラボをコントロールデッキで体感しよう!

thepythonmaximum - 「4色コントロール」
Jaffer's Marvel Super Heroes Mosh Pit トップ8 / スタンダード (2026年7月6日)[MO] [ARENA]
3 《始まりの町》
1 《マルチバースへの通り道》
2 《湿った墓》
2 《蒸気孔》
1 《神無き祭殿》
1 《サンビロウの境界》
2 《嵐削りの海岸》
2 《日没の道》
3 《砕かれた聖域》
1 《行き届いた書庫》
2 《湧霧の村》
1 《コーリ山の僧院》
1 《石化した村落》
4 《大図書棟の大ホール》
1 《平地》
-土地(27)-

1 《雷神、ソー》
-クリーチャー(1)-
2 《焼きつけ》
1 《稲妻のらせん》
2 《浸食作用》
2 《失せろ》
2 《審判の日》
1 《死人に口無し》
3 《不可避の敗北》
2 《喝破》
2 《星間航路の助言》
4 《食糧補充》
2 《フラッシュバック》
4 《ジェスカイの啓示》
1 《傷残す批評》
4 《発見の石板》
-呪文(32)-
1 《稲妻のらせん》
1 《審判の日》
2 《戦略的裏切り》
1 《倦怠の宝珠》
2 《瞬間凍結》
2 《否認》
2 《古からの確執》
1 《石化した村落》
1 《しっぺ返し》
1 《観念の名誉教授》
1 《極悪非道の盗人》
-サイドボード(15)-
(Melee より引用)

 

 

 そしてもう1つ、緑以外の4色で構成された「タブレット・コントロール」。タブレットは《発見の石板》のことで、この超強力なアンコモンのアーティファクトが、デッキの重要なエンジンを担っている。これは戦場に出た時に切削を行い、それにより墓地に落ちたカードをそのターンにプレイできる。土地であれば戦場に出せるし、呪文であれば唱えられる。そしてインスタントとソーサリーに限定されるが、赤マナを2つ加えるというブーストっぷり。コントロールデッキが欲しいマナ加速を、手札の消耗を抑えて展開できるというのは大変に素晴らしい!というわけでレアや神話レアよりも強い、化け物クラスのアンコモンがスタンのコントロールで躍動中!

 最大の相方はやはり《ジェスカイの啓示》。本来7マナ必要なこのインスタントを、石板経由なら5ターン目には構えられるようになる。啓示は盤面や手札にもたらす影響が強すぎる……特に2枚ドローによって、これの2枚目を引き込める可能性がある。2回通ればもうゲームに勝ったと言って良いだろう。コントロール要素でありながらフィニッシャーも務める超強力インスタントを、タブレットから叩きつけろ!

 

 メインデッキに唯一採用されているクリーチャーは《雷神、ソー》!これまた新たなスーパーヒーローカードがコントロールのフィニッシャー枠に採用されている。5/5飛行の逞しいボディ、そして墓地のインスタントやソーサリーを再利用できる能力!これにより《ジェスカイの啓示》や《不可避の敗北》を拾って再び投げつける!しかも、クリーチャーでない呪文を唱えるたびに、ソーはそれのマナ総量分のダメージをばら撒く。クリーチャーに与えて除去、プレイヤーに与えて一気に詰める……マナを必要とするカードではあるが、これが生き延びると一瞬でゲームが終わってしまうだろう。雷神の力をとくと味わえ!

 というわけでスーパーヒーローをフィニッシャーに据えたコントロール2選、どうだったかな?コントロールデッキは難しいイメージがあるかもしれないが、しっくり馴染むリストに出会えると「うわー、今めっちゃマジックやってるな」という満足感に浸れる。特にフィニッシャーが強ければ満足度が高く、そう言う点で見れば今のスタンダードのコントロールはオススメできるものだ。ヒーローと共に、夏になり旬を迎えるマジック……スタンダード、とことん遊びつくそうぜ!

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