- HOME
- >
- READING
- >
- 岩SHOWの「デイリー・デッキ」
- >
- スーパーヒーロー、第2面を低コストで運用するジェスカイ・カラーのデッキ!(スタンダード)
READING
岩SHOWの「デイリー・デッキ」

スーパーヒーロー、第2面を低コストで運用するジェスカイ・カラーのデッキ!(スタンダード)
『マジック:ザ・ギャザリング|マーベル スーパー・ヒーローズ』には、同じシリーズである『マジック:ザ・ギャザリング | マーベル スパイダーマン』から引き続き登場するメカニズムがある。モードを持つ変身カードだ。
マジックには第1面として戦場に出し、条件を満たすことで第2面にひっくり返して変身させることができるカードが存在する。モードを持つ変身カードは、この第1面と第2面を選んで唱えることが可能なカード群である……具体例を挙げると《ブルース・バナー》は青の1マナ1/1と小型で非力な科学者だ。彼は赤と緑からなるコストを支払うことで変身、《インクレディブル・ハルク》となる!タイプも人間からガンマの狂戦士に代わり、色もサイズも全く別の姿に……コミックや映画で活躍する破壊的なヒーロー、ハルクに姿を変える。しかしながら、それらのメディアでも見られるように、必ずしも毎度毎度バナーからハルクに変身する必要はなく、赤緑計6マナのマナコストを支払って、第2面のハルクとして唱えることもできるよ、というのがこのシリーズの特色だ。ヒーローの変身前の日常の姿でも、戦闘モード全開の姿でも……どちらでもプレイできるし、変身というヒーローものには欠かせないプロセスも楽しめる、没入感のあるカードデザインだと感じるね。
そんなわけで今回紹介するデッキはもちろん、この特別な両面カードが主役なわけだが……何かのリストに放り込まれている、とかいうのじゃないぜ。主役というからにはデッキのメインテーマになっている。夢とロマンに溢れた、ヒーローてんこ盛りデッキをピックアップ!
| 2 《マルチバースへの通り道》 4 《神聖なる泉》 4 《蒸気孔》 2 《聖なる鋳造所》 3 《フラッドファームの境界》 3 《リバーパイアーの境界》 2 《サンビロウの境界》 2 《魂の洞窟》 1 《平地》 1 《島》 -土地(24)- 4 《勝利の楽士》 3 《トニー・スターク》 2 《グウェン・ステイシー》 2 《ジェニファー・ウォルターズ》 3 《素早き救済者、アン》 2 《ティ・チャラ王》 4 《道の体現者、シィコ》 -クリーチャー(20)- |
2 《失せろ》 4 《稲妻のらせん》 2 《気のベンダーの位に至る》 1 《バスターソード》 1 《源氏の小手》 1 《コズミック・キューブ》 1 《霊気灯》 4 《再覚醒したジェイス》 -呪文(16)- |
2 《無効》 2 《アベンジャーズ解散》 1 《最後の決戦》 1 《没収の強行》 1 《割に合わない一撃》 2 《呪文貫き》 1 《軽蔑的な一撃》 1 《瞬間凍結》 1 《否認》 1 《石化した村落》 1 《クチルの側衛》 1 《地球の守護者、キャプテン・マーベル》 -サイドボード(15)- |
スタンダード、ジェスカイ(青赤白)カラーのこのデッキ……《グウェン・ステイシー》をはじめ、《ジェニファー・ウォルターズ》《ティ・チャラ王》といった面々が並ぶ……これらを展開して盤面を作っていくわけだが、ちょっとした裏技でヒーローたちの変身をアシストする。《道の体現者、シィコ》……このドラゴンは墓地にある3マナ以下のカードを追放し、それのマナを支払わずに唱えられるという能力を持つ。
これでたとえば《グウェン・ステイシー》を追放したとしよう。追放した後にそのコピーを唱えるわけだが……モードを持つ呪文は、唱える際にどちらのモードで唱えるかを選ぶことになる。そして、この時に第2面を選ぶことも……OK!《ゴースト・スパイダー》として唱えて、速攻を活かして攻撃!なんてことができてしまうのだ。3マナ以下の呪文と言っておきながら、それよりもっと重いコストの第2面で唱えられる……このシィコの裏技を活かして、パワフルなスーパーヒーローが戦場に降臨する!序盤に繰り出したヒーローが普通に墓地に送られたとしても、むしろこのデッキにとっては好都合だったりする。それぞれに第1面も強いカードなので、生き延びるのであればそれはそれで構わない。真面目にコストを払って変身させても良いだろう。
シィコ以外にも、このデッキには裏技が用意されている。《再覚醒したジェイス》は、シィコと同様に3マナ以下の呪文に限定された能力を持つ。その条件に当てはまるカードを手札から追放し、計画状態にするのだ。計画状態のカードは、次のターン以降に唱えられるようになり、それのためのマナの支払いは……不要だ。そしてここでもモード呪文のルールが適用され、第1面でも第2面でも、どちらであってもマナを支払わずに唱えられる。《ジェニファー・ウォルターズ》を追放して、マナを払わず《センセーショナル・シーハルク》として唱える!また、《気のベンダーの位に至る》も同様のプロセスを経るカードだ。これはクリーチャーを気の技で追放できる。そうなったカードは{2}を支払い唱えることができるのだが、この時にも第2面を選んで構わないのだ。計4マナで《ティ・チャラ王》が《揺るがぬ希望、ブラックパンサー》に!
こうした第2面のコスト踏み倒しの中でも、このデッキにおいて最も優先順位が高いカードが《トニー・スターク》。彼をあの手この手で《インビンシブル・アイアンマン》として戦場にスーパーヒーロー着地させる……ドシンと降臨したら、戦闘に突入。アイアンマンの能力は手札からアーティファクトを戦場に出し、それが装備品ならアイアンマンに装備できるというもの。実は筆者はこのデッキと大会でマッチして、《気のベンダーの位に至る》経由でアイアンマンに遭遇!そして手札から出てきたのは……《源氏の小手》!この装備品はクリーチャーに二段攻撃を持たせて、またそれが攻撃するとアンタップして追加の戦闘フェイズを発生させる…かなりのロマンカード!マナコストは{5}、装備コストは{3}と激重の部類になるが、アイアンマンはそれらをまとめて無視して装備して……速攻で攻撃して即追加の先頭を迎えられる。パワー5の二段攻撃が、2回攻撃してくるということは……5×4で20点!このコンボにはビビると同時に感動したね!めちゃくちゃカッコいいし、決まればグッと勝利が近づくのが最高……まさしく夢とロマンに溢れたデッキだ!
やっぱり変身するヒーローはカッコイイ、そしてマジックの魔法が、マーベルのヒーローたちの変身をスムーズに後押しする……このコラボだからこその挙動を見せる、とても楽しいデッキだ。気になったら君も、モードを持つスーパーヒーロー達をどんなデッキで輝かせるか……リストを考えてみよう!あれこれ詰め込みながら、枚数調整してデッキに仕上げる……そんな時間が一番楽しいんだぜ。
RANKING ランキング
NEWEST 最新の読み物
-
2026.7.15戦略記事
スーパーヒーロー、第2面を低コストで運用するジェスカイ・カラーのデッキ!(スタンダード)|岩SHOWの「デイリー・デッキ」
-
2026.7.15お知らせ
『マジック:ザ・ギャザリング | スター・トレック』ファーストルックまとめ|お知らせ
-
2026.7.14戦略記事
ルビー・ストーム:プロツアーで炸裂!?新たなる秘儀呪文!(モダン)|岩SHOWの「デイリー・デッキ」
-
2026.7.13戦略記事
ドゥームズデイ:定番コンボとファンタスティッカー!(レガシー)|岩SHOWの「デイリー・デッキ」
-
2026.7.13開発秘話
私の初期のマジック時代 その1|Making Magic -マジック開発秘話-
-
2026.7.11戦略記事
第2回:『マジック:ザ・ギャザリング | マーベル スーパー・ヒーローズ』」ブースタードラフト攻略|石村信太朗の「よくわかる!リミテッド講座」
CATEGORY 読み物カテゴリー
戦略記事
コラム
BACK NUMBER 連載終了
- Beyond the Basics -上級者への道-
- Latest Developments -デベロップ最先端-
- ReConstructed -デッキ再構築-
- Daily Deck -今日のデッキ-
- Savor the Flavor
- 射場本正巳の「ブロールのススメ」
- 津村健志の「先取り!」スタンダード・アナライズ
- 行弘賢のよくわかる!リミテッド講座
- 浅原晃の「プレミアイベント三大チェックポイント!」
- ガフ提督の「ためになる」今日の1枚
- 射場本正巳の「統率者(2017年版)のススメ」
- かねこの!プロツアー食べ歩き!
- ロン・フォスターの統率者日記
- 射場本正巳の「統率者(2016年版)のススメ」
- マアヤのマジックほのぼの日記
- 金子と塚本の「勝てる!マジック」
- 射場本正巳の「統率者(2015年版)のススメ」
- 週刊連載インタビュー「あなたにとってマジックとは?」
- なかしゅー世界一周
- 中村修平の「デイリー・デッキ」
- 射場本正巳の「統率者(2014年版)のススメ」
- 中村修平の「ドラフトの定石!」
- 浅原晃の「プロツアー観戦ガイド」
- 鍛冶友浩の「プロツアー観戦ガイド」
- ウィザーズプレイネットワーク通信
- Formal Magic Quiz
- 週刊デッキ構築劇場
- 木曜マジック・バラエティ
- 鍛冶友浩の「デジタル・マジック通信」
- 鍛冶友浩の「今週のリプレイ!」
- 渡辺雄也の「リミテッドのススメ」
- 「明日から使える!」渡辺リミテッド・コンボ術
- 高橋優太の「このフォーマットを極めろ!」
- 高橋優太の「このデッキを使え!」
- 黒田正城の「エターナルへの招待」
- 三田村リミテッド研究室
- 新セットめった切り!
- シングルカードストラテジー
- プレインズウォーカーレビュー
- メカニズムレビュー
- その他記事





























