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戦略記事

岩SHOWの「デイリー・デッキ」

とことん!スタンダー道!激シブ黒単アグロ、スパイや忍者に期待大(スタンダード)

岩SHOW

『マジック:ザ・ギャザリング|マーベル スーパー・ヒーローズ』が
……やってくるッッ!!

 6月中旬?まだまだ先の話だな……そう思っていたら、あれよという間にその時が来た。『マジック:ザ・ギャザリング|マーベル スーパー・ヒーローズ』のプレリリースがついに始まる!発表時点から期待度特大だったこのセット、その時は待ち遠しいなぁなんて思っていたが、いざ目の前に迫るとあっという間に時間が経過している事実にビビってしまう。なんと2026年、合計4つ目のセットになる。6月時点でこのボリューム!新セットの影響を最も色濃く受けることになるスタンダードにおいては、とにかくハチャメチャでエキサイティングなゲームを……我々はすでに体験してきている。

 そしてここでさらにペースアップ!世界中の人々が知る、マーベル・コミックのスーパーヒーローたちがマジックのカードとして本格参入!一体どんな刺激をもたらすのか、ワクワクが止まらない……この梅雨から夏にかけては、これまで以上ににスタンダードにのめり込むことになりそうだ。

 というわけでスタンダードをこよなく愛するプレイヤーに捧げるデッキ紹介コラム「とことん!スタンダー道!」、今回は『ストリクスヘイヴンの秘密』環境末期に登場した、独自色が色濃いリストをご紹介!

OPMan - 「黒単アグロ」
Magic Online Standard Challenge 32 トップ16 / スタンダード (2026年6月5日)[MO] [ARENA]
3 《泥干潟村
2 《魂石の聖域
17 《
-土地(22)-

4 《悪夢のビーバー
4 《見捨てられた鉱夫
4 《玉虫色の蔦打ち
3 《ガス喰らい
4 《時系列の選別者
2 《見下す高手、メイ
3 《下水王、駆け抜け侯
-クリーチャー(24)-
4 《報いの呪詛
3 《保安官を撃て
4 《若き忍び
3 《迷いし者の骸
-呪文(14)-
4 《大洞窟のコウモリ
4 《強迫
1 《保安官を撃て
3 《戦略的裏切り
3 《蜘蛛を貪る者、モーラン
-サイドボード(15)-
Magic Online より引用)

 

 

 黒単色のリストが激シブ、そしてクリーチャー陣に注目。1マナ域がなんと15枚!意地でも1ターン目にクリーチャーを展開して攻めてやるぞという気概が伝わる、正真正銘のアグロデッキ!そんな1マナ域の中でも注目すべき1枚が《見捨てられた鉱夫》。ブロックには参加できないが2/2という良スペックの持ち主で、墓地に落ちても戦場に戻すことが可能だ。その条件は悪事を働く……つまり対戦相手やそのクリーチャー、墓地などを対象にすること。このデッキには《報いの呪詛》などのクリーチャー除去は勿論、《玉虫色の蔦打ち》や《下水王、駆け抜け侯》など悪事を働く手段が用意されており、これにより相討ちや一方的に討ち取られるような状況下でも臆せずに鉱夫で攻撃を仕掛けられる。

 また、鉱夫はスケルトンのタイプを持っている。これにより《迷いし者の骸》の恩恵を受けられる。このエンチャントはスケルトンのパワーを+1した上で速攻を持たせるという錠剤型能力を持ち、これ自身の誘発型能力でスケルトンを生成する。スケルトンが並べば並ぶほどその威力が増すこれらの組み合わせで、ガンガン攻めて速攻でゲームを終わらせるのが理想的。これぞアグロって感じのリストで、最高にイケてるぜ……。

 

 スケルトンたちと共に速攻能力でタイムラグなく殴りに行くクリーチャーには《時系列の選別者》がいる。2マナで唱えても良いし、ワープで唱えるのもOK。ワープであればライフは失うがたったの1マナで唱えられ、しかも墓地から唱えられる!これも鉱夫と同じく死亡することを恐れずに仕掛けていける、デッキに粘りをもたらすナイスカード。

 そして選別者や鉱夫は《ガス喰らい》との相性も抜群!最高速度に達すると、《ガス喰らい》はクリーチャーを生け贄に捧げてドローが行える。これで鉱夫らを喰ってドローして、除去や《迷いし者の骸》などを引き込み、そして墓地に落ちたクリーチャーを戦場に戻して……切れ目のない展開、可能な限り毎ターンアクションを起こして攻めていける設計が施されている。《迷いし者の骸》は、墓地にパーマネント・カードが落ちていればターン終了時に手札に戻すことが可能で、出し直してスケルトンを再生成することで更なるダメージを発生させる。この条件も《ガス喰らい》で満たせるというわけ。《若き忍び》はクリーチャーが死亡することで対戦相手にライフを失わせるので、これと《ガス喰らい》と墓地から戻るクリーチャーらで最後の数点のライフを削り切る……というフィニッシュが決まれば、その日一日ゴキゲンで過ごせそうだ。

 

 このような黒いアグロデッキでプレイしてみたい『マジック:ザ・ギャザリング|マーベル スーパー・ヒーローズ』の新カードを見てみよう。まずは《スーパースパイ、ブラック・ウィドウ》!日本のファンにもお馴染みの彼女は、2マナで威迫持ちとアグロで扱いやすいスペック。戦闘ダメージを対戦相手に与えることに成功したら、対戦相手のライブラリーからカードを追放。土地以外のものが捲れたらそこでストップ。そしてブラック・ウィドウに+1/+1カウンターを乗せて強化するか、それともそうせずにその追放したカードをプレイするかどうかを選ぶことになる。威迫持ちを活かして攻撃を通しつづけ、サイズアップでダメージを効率よく与えていくも良し、何か強力な一手が見つかれば、相手のカードを美味しくいただいてアドバンテージを獲得しても良し……こういうカードを機能させて好き放題やっていると、ああ今マジックやってるなぁ……という非常に良い精神状態になれるので、オススメ。

 

 1マナクリーチャーを並べて攻撃、というスタンスであれば《ザ・ハンドのくノ一、エレクトラ》の隠密が輝く。本来は4マナ支払って唱えるクリーチャーだが、攻撃してブロックされていないクリーチャーを手札に戻すことで3マナで唱えられる。『マジック:ザ・ギャザリング | ミュータント タートルズ』から再録された能力を持つこの忍者、戦場に出ればパワー3以下のクリーチャーを破壊できる!集団で突撃し、すり抜けた1体が隠密で化けて……相手のプランを大きく狂わせることができるだろう。ワープで唱えた《時系列の選別者》を隠密で戻したりするとお得感もあって良いかもしれないな。

 さて、こんな魅力的な英雄と悪人に満ちたセットが、プレリリース期間中は公式発売日より少し早く入手することが可能となる。週末は皆マジック漬け……どっぷりと浸って、最高のコンテンツ同志のコラボを楽しむ時を過ごして欲しい。では、プレリリースで会ったらお手柔らかに!この期間で手に入れたカードはすぐにスタンダードのデッキに採用して遊ぶことが可能なので、新環境を最速で楽しんでね!

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