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戦略記事

岩SHOWの「デイリー・デッキ」

スタンダードで挑め! 赤単フェニックス(モダン)

岩SHOW

 グランプリ・静岡2018にて、レガシーそしてスタンダードの熱戦を見届けた方々は、これらのフォーマットを遊んでみたいと感じたことだろう。やっぱり見るとやりたくなるもんだ。

 でもこれら2つのフォーマットだけがマジックじゃない、他にもモダンだってあるし僕としてはこちらも遊んでいただきたい。スタンダードにはスタンダードの魅力があるように、レガシーにはレガシーの魅力があるように……モダンでしか味わえないマジックの面白さは確実にあるのだから。

 でもデッキを持っていない…そんな声にもこのコラムでは応えたい。最近マジックを始めたというスタンダード・プレイヤーなら、モダンのカードはあまり持っていなくてもしょうがない。でもご安心を、今のスタンダードのカードは強い!

 というわけで、『ラヴニカのギルド』スタンダードのカードがデッキの軸となっている、モダン入門にはちょうどいいデッキを紹介しよう!

gobboboy - 「赤単フェニックス」
Magic Online Competitive Modern Constructed League 5勝0敗 / モダン (2018年11月5日)[MO]
8 《
2 《乾燥台地
2 《沸騰する小湖
3 《血染めのぬかるみ
3 《樹木茂る山麓
-土地(18)-

4 《ボーマットの急使
4 《僧院の速槍
4 《遁走する蒸気族
4 《弧光のフェニックス
-クリーチャー(16)-
4 《はらわた撃ち
4 《信仰無き物あさり
4 《稲妻
4 《魔力変
4 《癇しゃく
2 《危険因子
4 《実験の狂乱
-呪文(26)-
4 《外科的摘出
3 《ドラゴンの爪
2 《削剥
2 《燃え上がる憤怒の祭殿
2 《血染めの月
2 《危険因子
-サイドボード(15)-
 

 赤単だ! 現スタンダードで活躍中の赤単のキーパーツをそのままモダンで使用し、火力呪文などをモダン仕様にパワーアップしたのがこのデッキだ。

 スタンダードの赤単と言えば《遁走する蒸気族》!

 赤いカードをバシバシ唱えてコイツを大きくして殴り、3マナ生み出してまた呪文を唱えて……というループが強いこのクリーチャー、より軽量なカードが多数あるモダンでは育てるのもあっという間にできるし、得られる3マナもより強力に使えるというものだ。

 そしてこの蒸気族と組み合わせることで、ぶっ壊れとも思える強さを発揮する《実験の狂乱》もこのデッキの主役の1つだ。

 カードがより軽くて強いモダンでは土地の枚数をスタンダード以上に削ることだってできる。そうすれば、ライブラリーの一番上に土地ばかり来るということは少なく、このカードもポテンシャルを最大限まで発揮できるというものだ。

 そしてスタンダードの赤単に入っていることは稀だが、絶賛活躍中の赤いカードと言えば《弧光のフェニックス》を忘れちゃいけない!

 このカードがスタンダードの赤単に入りづらいのは、1ターンに3枚以上のインスタントとソーサリーを唱えることが容易ではないから。しかしモダンであれば、赤にも軽くてドロー付きの呪文がある。特に《魔力変》の存在は大きく、これでマナも手札も消費することなく呪文を1つ唱えたことになる。フェニックスの復活および蒸気族のサイズアップに大貢献だ。

 というわけでこれらのカードを組み合わせ、速攻でライフを狙う爆発力と、中盤以降もアドバンテージで勝負することができるデッキが誕生したというわけだ。

 このデッキは序盤から殴っていく。《ボーマットの急使》《僧院の速槍》と、それぞれスタンダード現役時代は赤いデッキを支えた名カードだね。

 これらでライフを詰めながらプレッシャーをかけていく。たとえ攻撃が通らなくても、軽い除去カードを使わせたのであれば蒸気族の生存率が上がるので十分な仕事と言えるだろう(逆にこれらが除去されず生き延びている場合はそれだけで勝ってしまうのでOK!)。

 蒸気族を出したら、インスタントとソーサリーをつるべ打ちにする。《魔力変》から入ってカウントを増やしつつ、《信仰無き物あさり》などでフェニックスを捨てつつ《癇しゃく》をマッドネスで唱える……とかいう動きができれば最高だ。

 この回転力を活かした怒涛の攻めでも削り切れなければ、《危険因子》《実験の狂乱》で詰めにかかるのだ。

 しかしまあ徹底して呪文を連打するために《はらわた撃ち》まで搭載されてるってのが実に良いね。1ターン中にどれだけ行動できるか、ちょっとしたチャレンジ要素もあってプレイするのが楽しいデッキだろう。その行動回数を活かすためにサイドボードに採用された《燃え上がる憤怒の祭殿》もシブいねぇ。

 スタンダードで赤単やフェニックス系のデッキを使用しているプレイヤーには組みやすいデッキだと思うので、ぜひともこういったデッキでモダンへと挑戦してほしいね。これからもこんな感じで、スタンダードのカードで他のフォーマットに挑むデッキ紹介を行っていきたいもんですわ! ほな、また!

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