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ガフ提督の「ためになる」今日の1枚

今日の1枚:沼地の蚊

浅原 晃

 ぷーん、バシッ。とほほ、また、蚊に刺されてしまったわい。もう、9回目じゃ。夏の暑さに加えて、蚊に刺されるのはたまったものではないのう。今日は蚊の日、「世界モスキート・デー」じゃ。1897年の今日、イギリスの細菌学者ロナルド・ロスが、蚊の中からマラリアの原虫を発見したのじゃな。蚊を媒介に病気が蔓延する、そういったことを発見した日なのじゃ。病気そのものはもちろん、それを運んでくるものに注意しなくてはいけないのじゃな。

 今日は、ドミナリアでも危険度の高い蚊《沼地の蚊》を紹介するぞい。

 マジックには勝ち手段がいくつかあるのじゃが、毒カウンター10個というのはなかなかレアな勝ち方に含まれるじゃろう。特にスタンダードでは毒での勝利ができた期間は長くはないからのう。《沼地の蚊》はそんな、毒カウンターが勝利手段として使えた時のカードなのじゃ。

 《沼地の蚊》はパワーは0と攻撃力は全くなく、タフネスも1と貧弱、蚊のように叩けば死んでしまうようなサイズなのじゃな。しかし、蚊の恐ろしさはその物理的な攻撃力にあるのではないことを、このカードは証明しておってのう、攻撃が通るたびに毒カウンターを1個、相手に与えられるのじゃ、病原菌を持った蚊がチクチクと襲いかかって来る、そんなイメージがカードにも描かれておるのじゃな。

 昔は毒カウンターは蛇やサソリといった自然のものがほとんどでな、デッキとしても一線級とは呼べんものが多かったが、新ファイレクシアの世界で「感染」という能力とともに復活した時は相手を毒殺するデッキが猛威を振るったのじゃな。ともかく、毒は恐ろしいものじゃからな、小さな蚊と言えども、気をつけないといかんのじゃな。

 それにしても、今日のドミナリアは蚊が多いのう。ぷーん、バシッ。また、刺されてしまったぞい。おや? よく見ると、この蚊は《沼地の蚊》じゃな。噂をすれば、何とやらじゃ、しかし、毒カウンターというのは10個溜まらなければ何の影響もないのもひとつの特徴なのじゃ。大丈夫、大丈夫。さて、わしが今日刺された回数はと……。

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