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ガフ提督の「ためになる」今日の1枚

今日の1枚:名誉回復

浅原 晃

 今日は「終戦の日」じゃ。戦争とは大きな犠牲を伴って終わるのじゃ。それを忘れずにいようとそういう日じゃな。ならば、今日はファイレクシアとの戦いの終焉を描いた1枚のカード、《名誉回復》を紹介していくとしようかのう。

 《名誉回復》はパーマネントを何でも破壊できる呪文じゃ。3マナの呪文としての汎用性の高さはもちろん、序盤で土地を壊せるのが強くてのう、相手の土地事故に乗じて土地破壊で勝つ展開もできたのじゃ。この後にリメイクされたカードが総じて土地は壊せないようになっておるから、これは特別なカードと言えるじゃろうな。

 そして、それはストーリーとしての特別性も影響しているのかもしれんのう。《名誉回復》のフレーバーは胸熱でな、ジェラードがヨーグモスを刺し違えて倒す最後の瞬間なのじゃ。これが、『統率者(2019年版)』で登場した《ウェザーライトの英雄、ジェラード》のフレイバーテキストに記された「最後の行動」と繋がっておるのもええんじゃな。

 ちなみになぜ《名誉回復》という名前かというと、ジェラードはヨーグモスに1回寝返っておるのじゃ。そこから、正義の心を取り戻しヨーグモスを討ったという経緯があるのじゃよ。じゃが、その理由も恋人のハナを蘇らせるという誘いに乗ってのことじゃから、ハートは熱い男なのじゃ。ハナに化けたヨーグモスを見破って本来の自分に戻ったのじゃな。

 ん? 何で見破れたかって? わしの秘蔵の文献によるとじゃ、こんな会話があったらしいぞい、「ハナ、蘇ったんだね……」「ジェラード~、会いたかったモス~」「モス?」「ドミナリアをぶっ壊すモス~」「ハナはモスなんて言わない! お前はハナじゃない!」「ちょっとま、待つモス~、そうだモス! 証拠にハナの得意のギャクをやるモス!……誰がヨーグモスですって~! 怒ったはんな~、許さないはんな~、航行長はーん……」「うるせぇぇぇぇぇ!」 これは《偽り》というカードに描かれておる場面じゃ。ふぉっふぉっふぉ、ためになったじゃろう?

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