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日本選手権11

読み物

Round 2: 角岡 利幸(東京) vs. 堂山 剛志(大阪)

By Takamasa Sato  フィーチャー・マッチに呼ばれたのは、先月行われたプロツアー・名古屋にて見事準優勝を飾り波に乗っている角岡と、日本選手権2000優勝者であり今回の特別イベント『バトル・オブ・チャンピオン』(への参戦も決定している堂山。 Round 2  両者とも、輝かしい経歴もさることながら、堂々たるプレイングと勝利した際の「良い表情」で知られている。  そう、この対決はいわば「ドヤ顔対決」なのである。  果たして二人は新環境にどのようなデッキを持ちこんだのか。そして勝って「ドヤ顔」を決めるのはどちらか?
Game 1
 ダイスロールの結果、先攻は堂山。少し悩んでマリガンを選択。対する角岡は涼しい顔でキープである。  堂山は、早速《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》セットからの《探検》とつなげて、早くも自らの選択したデッキがヴァラクートであることを明かす。  対する角岡は《カルニの庭》から《探検》、そして《草茂る胸壁》2連打と緑系ビッグマナの動き。  そして、堂山は《ムル・ダヤの巫女》をプレイするも、めくれたのは《不屈の自然》。いまいち噛み合わない。  その隙に角岡は《テラストドン》!  指定は堂山の《》《》そして《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》。  これで堂山は3体の象・トークンを得たものの、土地はわずか2枚に。さらに《ムル・ダヤの巫女》で見えているトップも《ワームとぐろエンジン》であり、完全にマナを縛られてしまう。  次のターン、角岡の《テラストドン》によるアタックはトークンでいなすものの、更なる脅威として現れた《ワームとぐろエンジン》を前に、成すすべもなく。 角岡 1-0 堂山  よどみなくサイドボーディングを終えた角岡に対し、堂山は丁寧にカードを一枚ずつ入れ替えていく。  最強と目され対策の進んでいるヴァラクートと、デッキの存在を知られてはいるものの数の少ない緑単エルドラージ。  情報というわずかなアドバンテージは、環境初期の大会、しかも序盤戦においてはじわじわと効いてくる。
Game 2
堂山 剛志
堂山 剛志
 両者ノータイムでキープ。  二連続で《》を並べる堂山に対して、角岡は《》《エルドラージの寺院》とプレイしつつ《探検》でマナを伸ばしていく。  ようやく緑マナを引き込んだ堂山は《不屈の自然》で土地を伸ばし、《真面目な身代わり》《極楽鳥》と追加して、次のターンには7マナをひねり出せる場を構築。  角岡も6マナに到達し、そのままエンド。  堂山は《真面目な身代わり》でライフを削りつつ、ヴァラクートと言えばおなじみの《原始のタイタン》。  《》と《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》をサーチして、「山5枚」という条件を達成し、このまま何もなければ次のターンの勝利が確定している。  ターンエンドに角岡は《召喚の罠》。  祈りを込めて一枚ずつめくるが。 「何もありません」 角岡 1-1 堂山
Game 3
 先手を得た角岡は即キープ。堂山も一つ頷いてキープの意思を示す。  角岡は《古きものの活性》から《》を引き込むと《不屈の自然》。  堂山もまた《怒り狂う山峡》《》と置いての《不屈の自然》。  ダメージレースならぬ、マナ加速レースである。  先手3ターン目、先に4マナに達した角岡が戦場に出したのは、これまで見ていない《流転の護符》!
 対する堂山はその効果を確認しつつ、土地を置くだけである。  次なるターンも土地を置くのみの堂山に対して、角岡はターンエンドに《流転の護符》を起動。  手札から現れたのは、もちろん《引き裂かれし永劫、エムラクール》!
 一度アタックしてみれば、堂山の戦場には何も残らず。  事実上の4ターン・キルだった。 角岡 2-1 堂山 角岡利幸  ドヤ顔対決は、角岡の勝利!
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