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グランプリ・上海2014

観戦記事

第11回戦:玉田 遼一(和歌山) vs. 市川ユウキ(神奈川)

By Masami Kaneko

 8-2、トップ8に向けて負けたくない、負けられない戦い。

 ここではこの負けられない日本人対決をお送りしよう。


玉田遼一 vs. 市川ユウキ

ゲーム1

 市川の先手3ターン目、《凶暴な拳刃》が玉田に強烈なプレッシャーをかける。この規格外のサイズを前に、玉田は「変異」で応えるしかできない。ダメージレースは市川が圧倒的優位に立ったかに見えた......が、玉田は《停止の場》でこれに対処。

 さらに市川は玉田の「変異」に《消耗する負傷》をつけようとするが、これが《龍の眼の学者》。これがブロッカーとして生き残ったうえに、手札を見られてしまうという結果になってしまった。

 市川の《グドゥルの嫌悪者》《宝船の巡航》《奈落の総ざらい》という強烈な手札を確認した玉田、今度は攻め手に回るべく、「変異」を展開する。市川もまた同じく「変異」だ。


市川ユウキ

 玉田はこの新しく出た「変異」を先ほど見た《グドゥルの嫌悪者》と判断、これを《弧状の稲妻》で除去。想定通りであり、将来の憂いを断つ。

 市川も残った「変異」、《氷羽のエイヴン》を表にし、玉田の「変異」を手札に戻した。しかし《氷羽のエイヴン》の攻撃は、《必殺の一射》で成就しない。さらに2体の「変異」を追加した玉田に対して、市川はどうにか《火口の爪》で1体を除去。しかし玉田の攻撃は止まらない。《宝船の巡航》でカードを引いたうえ、さらに追加の「変異」。

 追加された「変異」をなんとか《絞首》で除去し(《霧炎の織り手》)、市川も踏みとどまろうと必死だ。

 玉田は《苦しめる声》でカードを引き増したうえに、またも「変異」を追加。しかもなんと、捨てたのは《対立の終結》だ。このまま押し切る、という玉田の意思が聞こえてくるようなプレイ。

攻めきる意思!

 市川も「変異」を展開。どうにか踏みとどまろうとするが、ここには《打ち倒し》。あわや勝負あったか......と思いきや、これが《龍の眼の学者》。追加の戦力がないことも確認し、どうにか踏みとどまれそうな未来が見えてきた。

 《峡谷に潜むもの》を《大蛇の儀式》で対処すれば、玉田の攻撃はついにストップ。《ジェスカイの長老》を追加するにとどまった。

 こうなると、《宝船の巡航》でカードを引いた市川が一挙に有利に......と思いきや。

 ここで玉田のトップデッキは《カマキリの乗り手》!

 《イフリートの武器熟練者》も表になり、市川のライフは一気に2となる。

 仕方なく市川は《カマキリの乗り手》に《消耗する負傷》をつけるが、根本的対処はできていない。最後は玉田の《道極め》が、少ない市川のライフを削りきった。

玉田 1-0 市川

ゲーム2

 3ターン目、「変異」などの展開もできない市川に対して、後手3ターン目、玉田の《カマキリの乗り手》!

 この強烈なクロックを前に、市川は《スゥルタイの魔除け》を「2枚引き、1枚捨てる」モードでプレイし回答を求める。


玉田遼一

 どうにかこれで墓地を増やし《スゥルタイのゴミあさり》を展開するが、これには《打ち倒し》。だが、市川も5ターン目には《絞首》で《カマキリの乗り手》に対処した。

 玉田は《塩路の巡回兵》を展開、市川の展開はもうひとまわり大きい《大牙コロッソドン》。しかしこの巨大クリーチャーも玉田は《道極め》で5点のダメージを与え排除。玉田が少しずつ攻勢に出る。

 市川は、《宝船の巡航》でカードを引き、これからの戦いに備える。玉田は《河水環の曲芸士》という強力な飛行クリーチャーを展開し、攻めきる構え。

 市川は「変異」と《縁切られた先祖》を追加、この「変異」が《氷羽のエイヴン》となり、《河水環の曲芸士》を手札に戻しお茶を濁す。さらには《消耗する負傷》をこの《河水環の曲芸士》に付けるが、市川は根本的解決を引くことができない。

 玉田は《悪寒》を絡めた攻撃で市川のライフを大きく削り、《弧状の稲妻》でとどめを刺した。

玉田 2-0 市川

 玉田遼一 Win!

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