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グランプリ・京都2016

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スーパーサンデーシリーズ優勝者インタビュー

by Yuichi Horikawa

 グランプリの2日目、つまりグランプリの日曜日に開催されるサイドイベント、スタンダードで開催されたスーパーサンデーシリーズ(以下SSS)の優勝者インタビューです。

 今回のSSS参加者は101名でした。

 前回のSSSと比べれば人数は少ないですが、本選がチームリミテッドで、スタンダードのローテーション前にも関わらずこれだけのプレイヤーが参加したSSS。

 その優勝者の、優勝者光永悠紀さんにインタビューをしてきました。

 もし、SSSが何なのかご存じない方は、こちらの記事を読んでもらえればよくわかると思います。

 マジックの楽園へのチケットを手に入れろ!スーパーサンデーシリーズとは?


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――SSS優勝おめでとうございます。

光永「ありがとうございます」

――101名のトップに立たれた気持ちはいかがですか?

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SSS開始時の様子

光永「うれしいですね。まさか、勝てるとは思ってなかったので」

――ちなみに、出場したきっかけは?

光永「昨日は本選に出ていたんですが、残念ながら0-5してしまいまして。それでチームメイトたちも広島へ卒業旅行へいくということだったので、出ることにしました」

――普段からスタンダードをプレイされているんですか?

光永「そうですね。普段から根っからスタンダードですね」

――普段の成果が出た感じですね。ところで、いつ頃からマジックをプレイされているのですか?

光永「『マジック・オリジン』発売の頃にリミテッドをはじめて、そこからですね」

――ということは、マジックをはじめて1年ぐらいでSSS優勝ですか!すごいことですよ!ところで、デッキは何を使用されていたのですか?

光永「青緑クラッシュですね。《水の帳の分離》や《押し潰す触手》を使用するデッキですね」

――なかなか渋いところをチョイスされましたね。なぜ、またそのデッキにされたんですか?

光永「直前のプロツアーでこのデッキが使われているのを見て、自分も組んでみたら思ったより強かったからですね。結構、自分は主流のデッキを使うのが苦手で、ちょっと珍しいデッキを使いたいんですよ」

――その気持ち、良く分かります。今回の大会中、もしかしたら優勝できるかもしれない!? みたいなタイミングはありましたか?

光永「はじめ3連勝して、これはもしかしたら優勝できるかもしれないって一瞬思ったんですよ。そしたら、その後引き分けして、負けて、気がつけば負けたらTOP16に残れない感じになってましたね」

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SSSトップ16集合写真

――でも、そこから勝ち上がって優勝まできたのですから、すばらしいことですよ。

光永「いやいや、シングルエリミネーションでは、相手の方が土地事故を起こしていることも多かったので、運が良かったんですよ」

――いえいえ、運だけではここまで上がってこれないですよ。ちなみに、今回のデッキで強かったカードはありましたか?

光永「そうですね、《水の帳の分離》が強かったですね」

光永「《水の帳の分離》を覚醒コストで唱えて6点与えて、追加ターンでもう一度使って12点とか、知らない殺し的な強さがありました」

――確かに、強いですね。私も何度かされたことがあります。ところで、グランプリにはよく出るのですか?

光永「グランプリはこれで3回目ですね」

――1年目で3回は結構出ている印象ですね。

光永「お祭りなので、行きたいじゃないですか?」

――グランプリは、確かにマジックのお祭りですからね。お話を聞いている感じだと、どちらかと言えばカジュアルな印象を受けたのですが?

光永「そうですね。自分は競技志向じゃなく、カジュアルですね。すごく強いデッキで勝つより、自分で作ったりカスタマイズしたデッキで勝ちたいって感じですね。マジックはカードプールが広いのでいろいろなデッキが作れて楽しいです」

――自分で作ったデッキで勝つのもマジックの楽しみですよね。最後に、スーパーサンデーチャンピオンシップには行かれますか?

光永「何とか休みが取れそうなので、行きたいと思います。英語が話せないので少し不安ですが」


 そうはにかみながら、彼は答えてくれました。

 マジックをはじめて、わずか1年でSSSのトップに輝いた光永さん。

 スタンダードが成熟したこの環境で、自分の使いたいデッキでこれを勝ち取った光永さんのプレイングとデッキ構築力は本物としか言いようがありません。

 こうしてまた1人、マジックの楽園へのチケットを勝ち取ったルーキーが誕生しました。

 次のグランプリで彼に続くプレイヤーは誰なのか!?

 次回のSSSからも目が離せません。

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RESULTS

対戦結果 順位
14 14
13 13
12 12
11 11
10 10
9 9
8 8
7 7
6 6
5 5
4 4
3 3
2 2
1 1

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