by Yuichi Horikawa

　写真でグランプリ会場の様子を切り取るコラムです。

　その３では、サイドイベントについて紹介していきます。

　こちらは、マジック：ザ・ギャザリング謎解きゲームの受付です。

　グランプリ・東京2016に続き、本会場でも謎解きゲームが開催されています。

　今回は、挑戦するコースを選択できる、新たな仕掛けが用意されていました。

　『トリックコース(いかにも謎解きという難問)』と『マジックコース(謎解きに加え、あたなのマジック力が問われる)』の２つから、好きな方を選び挑戦することができます。

　グランプリではお馴染みの、８人フライト式イベント。

　フォーマットは、ブースタードラフト、スタンダード、モダン、レガシーの４種類が用意されています。

　８人フライト式イベントについて、ご存じない方は、こちらを参考にしてください。

• ８人フライト式イベントってどんなもの？

　スーパーサンデーシリーズ　日本スタンダード選手権2016 Summerトライアル。

　これは、グランプリの日曜日に開催されるスーパーサンデーシリーズの２不戦勝が賞品のスタンダード構築戦です。

　近年の国内グランプリでは、初の試みのこのイベント。

　新たな試みのためか、この日は参加者が少なく、参加者の21％以上のプレイヤーが翌日の２不戦勝を手に入れる、賞品の濃いイベントとなりました。

　上記イベントのトップ８のプレイヤーたちです。

　彼らの中から、明日のスーパーサンデーシリーズの優勝者は出るのでしょうか！？

　こちらは、優勝賞品の『異界月』フルフォイルコンプリートセットです。

　この箱の中には、あんなカードや、こんなカード、『異界月』のすべてのカードのフォイル版が入っているのです！

　うらやましいぞっ！

　日本レガシー選手権　2016 Summerトライアルの盤面です。

　関西では、京都はレガシーが盛んな地域ということもあってか、土曜日のイベントにも関わらず100名を超える参加者がありました。

　２日間にわたって開催される、MINT協賛　最強の個人決定戦！　マジックヘプタスロン。

　競技内容は、初日がシールドデッキ２回戦、スタンダード、モダン、レガシー、パウパー。

　２日目が、ブースタードラフト２回戦、パウパー、レガシー、モダン、スタンダード。

　まさに、マジック界のオールラウンダーを決めるイベントです。

　競技内容をみてもわかる通り、参加するのが非常にハードルの高いイベントです。

　参加者が集まるか危ぶまれていましたが、８名のマジックアスリートが集まり無事開催となりました。

　彼らの競技は、まだ始まったばかりです。

　一体だれが、最強の個人の称号を手にするのか!? 今から結果が楽しみです。

　こちらも、グランプリではおなじみになってきた大乱闘戦です。

　今回は『モダンマスターズ 2015年版』でのブースタードラフトでした。

　大乱闘戦では、参加者すべてのプレイヤーが同時に対戦します。

　そして、ライフが０になったプレイヤーから順に抜けていき、最後まで生き残ったプレイヤーが優勝するカジュアルなイベントです。

　その関係上、『モダンマスターズ 2015年版』のあるカードについて危惧されていました。

　それは、

　これの［-14］の能力を使ってしまうと......。

　こちらは、残り３名になった大乱闘戦終盤の様子です。

　カーンが解き放たれることは無く、イベントはわきあいあいと終わりを迎えたのでした。

　めでたしめでたし。

　最近のグランプリでは、さまざまな趣向を凝らしたサイドイベントが目白押しです。

　日曜日も多くのサイドイベントが開催されます。

　サイドイベント好きのあなたも、サイドイベントに出たことがないあなたも、ちょっとグランプリ・京都2016に来てみませんか？