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戦略記事

Daily Deck -今日のデッキ-

上陸デッキ (「PAX Prime」スペルスリンガー)

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上陸デッキ (「PAX Prime」スペルスリンガー)

Melissa DeTora

2015年9月8日


 今週の「Daily Deck」では、「PAX Prime2015」で行われたゼンディカーvs.エルドラージのスペルスリンガー・イベントで使用されたデッキをご紹介していきます。本日は「上陸デッキ」、可能な限り多くの土地を駆使して大型の呪文や様々な「上陸」能力を使う、赤緑のデッキです。

 この「上陸デッキ」は中級者向けのものです。マジックをプレイした経験はあるもののそこまで経験豊富なわけではないプレイヤーに、こちらのデッキが勧められます。「PAX Prime」のスペルスリンガーで使われた3つのゼンディカー側のデッキの中でも、この「上陸デッキ」は私のお気に入りのものです。このデッキには、クールなところが本当にたくさんあるのです。例えば、《猛り狂うベイロス》や《ゼンディカーの報復者》を用いて、盤面をトークンで埋め尽くす戦略がとれること。このデッキは(《不屈の自然》や《砕土》のような呪文を駆使することで)土地を戦場に出す手段には事欠かず、次々と生み出されるトークンを止める方法は限られることでしょう。

 《ヘルカイトの突撃者》もまた、このデッキにおける強力な1枚です。このカードは実に真っ直ぐなものと言えるでしょう。これを唱えたターンは空から5点の攻撃を加え、続くターンに再び攻撃して7マナを払えば、戦闘フェイズをもう一度行えます――しかしこのデッキでは、唱えたターンに2度の戦闘を行うことも不可能ではありません。そう、このデッキでは、戦場に13枚の土地を置くのも夢ではないのです。ゲームが長引く中で《探検》や《砕土》を繰り返し唱えれば、大量の土地が並ぶことも珍しいことではありません。

 このデッキに採用されているカードは、その多くがわざわざ紹介するまでもなく、よく知られたものです。ですが、《狡猾な火花魔道士》はその例外と言えるでしょう。信じられないかもしれませんが、実はこの《狡猾な火花魔道士》がこのデッキに採用されたのは、メタゲームの産物なのです。今回のスペルスリンガーでは、プレイヤーたちはエルドラージやそれらが生み出す大量の落とし子に対抗しなくてはなりません。落とし子たちはクリーチャーとして非常にか弱いものであり、《狡猾な火花魔道士》はそれらを一掃するのに大きく役立つのです。ほとんどのプレイヤーは、それぞれのデッキに入ったカードを知りません。ですがそれが明らかになるにつれて、彼らの中から「エルドラージに対抗するなら『上陸デッキ』だね」という声が次第に大きくなっていったのでした。

PAX Prime スペルスリンガー - 「上陸デッキ」[MO] [ARENA]
10 《
6 《
4 《進化する未開地
4 《カザンドゥの隠れ家
2 《カルニの庭

-土地(26)-

1 《硬鎧の群れ
4 《板金鎧の土百足
1 《開拓地の先達
2 《狡猾な火花魔道士
2 《放牧の林鹿
2 《ゼンディカーの具現
2 《領地のベイロス
1 《噴火滑り
2 《ヘルカイトの突撃者
1 《ベイロスの林壊し
1 《猛り狂うベイロス
1 《ゼンディカーの報復者

-クリーチャー(20)-
3 《噴出の稲妻
2 《地うねり
3 《探検
3 《不屈の自然
1 《地鳴りの踏みつけ
2 《砕土

-呪文(14)-
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