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戦略記事

岩SHOWの「デイリー・デッキ」

イゼット・コーリ鋼:没頭したいならパイオニアもいかが?(パイオニア)

岩SHOW


 みんなこの春はマジックにどっぷり、だったりしないか?僕はマジックと良い距離感で、やる時はメチャのめり込む!やらない時は別のことに全力!そんな感じでメリハリをつけたことで、マジックへの集中力が大いに増したよ。四六時中一つのことをするのも良いが、没頭する時はとことん没頭!というスタンスも趣味に対しては大事だなと。

 

 没頭と言えばまさしく《没頭》がホットカードの1つとして、広くプレイされている。スタンダードでは《手練》《選択》などで墓地にインスタントとソーサリーを早いターンからセットアップできる、青赤系のデッキにおいて重宝されている。素の状態ではまあまあ、こんなもんかというソーサリー。しっかり仕込んでフルパワーを発揮できれば、2マナで手札が増やせて質も取りにいける、強力なアドバンテージ源として機能する。このカードはより軽いインスタントとソーサリーの選択肢が増えるほどそのポテンシャルを引き出しやすくなるのは言うまでもない。

 なので、スタンダードでも十分強いが、他のフォーマットだと、さらに強い可能性あり。スタンダードに没頭している皆も、他のフォーマットを遊んでみることがメリハリを生み出して、良い結果に繋がるのでは?ということで、今回は《没頭》を使ったパイオニアのデッキを紹介しよう!

Lord_Beerus - 「イゼット・コーリ鋼」
Magic Online Pioneer Challenge 32 第9位 / パイオニア (2026年5月10日)[MO] [ARENA]
4 《蒸気孔
4 《尖塔断の運河
3 《リバーパイアーの境界
3 《シヴの浅瀬
2 《河川滑りの小道
1 《
3 《
-土地(20)-

4 《僧院の速槍
4 《損魂魔道士
3 《熾火心の挑戦者
-クリーチャー(11)-
3 《ブーメランの基礎
3 《焦熱の衝動
3 《無謀な怒り
4 《学術論争
4 《手練
4 《没頭
4 《嵐追いの才能
4 《コーリ鋼の短刀
-呪文(29)-
2 《厚かましい借り手
1 《無謀な怒り
1 《焦熱の射撃
1 《削剥
1 《呪文貫き
1 《呪文嵌め
1 《スパイダーセンス
1 《轟く機知、ラル
1 《積み重ねられた叡智
1 《ブーメランの基礎
1 《火の技の修行
1 《アイローの表演
1 《飲めば潤う!
1 《自由の代価
-サイドボード(15)-
Magic Online より引用)

 

 

 パイオニアの「イゼット(青赤)コーリ鋼」!キーとなる青と赤の低コストで果敢を持つクリーチャー。スタンダードでもおなじみ《嵐追いの才能》のカワウソをはじめ、《僧院の速槍》《損魂魔道士》《熾火心の挑戦者》……低コストで果敢を持ったクリーチャーがズラリ。これらはクリーチャーではない呪文を唱えることでサイズが上昇するため、見た目以上の高打点の持ち主。

 そしてアーキタイプ名にもなっている《コーリ鋼の短刀》!土井鬱ターンの2回目の呪文を唱えると誘発し、果敢を持ったモンクを生成。それに自動的に装備され、速攻とトランプルを与えてすぐさま攻撃に向かわせる……非クリーチャー呪文を連打することをモットーとする果敢系のデッキに噛み合った能力を持つ超強力装備品だ。このコーリ鋼の疾風と各クリーチャーの果敢を誘発させるために《手練》《無謀な怒り》《ブーメランの基礎》などを唱え、それにより《没頭》でカードが2枚手に入る状況が自然と作られる……攻撃的でありながら《没頭》のアドバンテージとコーリ鋼のトークン生成により、継続して攻め続けることも得意とするアグロデッキだ。

 

 《没頭》に向けてのソーサリーカウントを増やし、相手のクリーチャーなどを戻して良し。自分の《嵐追いの才能》を戻して良し。お馴染みの《ブーメランの基礎》はこのアーキタイプでも大活躍……なのだが、その枚数はメインでは3枚に抑えられている。有用なカードなのに謎3枚?その答えは4枚目がサイドボードにあるからだ。このソーサリーは講義タイプを持っているため、サイドボードに忍ばせておくことで《学術論争》で手札に加えられる!という、講義デッキとしての要素も持ち合わせているリストなのである。《飲めば潤う!》《アイローの表演》《自由の代価》……様々な有用な講義をサイドに用意しておくことで、《学術論争》からそれらを臨機応変にサーチし、柔軟に戦えるわけである。

 また《学術論争》は対象に取ったクリーチャーにブロックを強要する。果敢でサイズアップしたクリーチャーを強制的にブロックさせることで、疑似的な除去として運用が可能。また《熾火心の挑戦者》を対象にとってその雄姿能力を誘発さえるという使い方もできる。上手に使って、あらゆるデッキと状況を乗り越えるべし!

 スタンダードに没頭しているプレイヤーには、他のフォーマットにも挑戦してほしいところ。丁度パイオニアはスタンダードとモダンの間に位置しているフォーマットであり、このリストを見てもらってもわかる通りスタンダードで現役のカードがバリバリに活躍している。スタンダードをベースに一部パイオニアならではのカードを入れたデッキを組めば十分に戦えるので、是非とも皆にはパイオニアでも《没頭》はじめ馴染みのカードをプレイしてのめり込んでほしいところだ。色々なものに手を出して、時に一つに集中する!没頭できるタイミングで全力で遊ぶことが趣味を楽しみ続ける秘訣かもね。

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