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戦略記事

岩SHOWの「デイリー・デッキ」

今週のCool Deck:グリッサでバトルに勝利せよ!(スタンダード)

岩SHOW

 クールなカード、クールなコンボや戦術、そしてクールなデッキ。他のプレイヤーに「おっ、そのデッキ自分も使ってみたいな……」こう思わせることができたらあなたもクールの仲間入り。『機械兵団の進軍』もついに本日4月21日に公式発売日を迎えたので、ここからは最新セットのカードでデッキを構築しまくって、対戦相手に「クールだね!」と思わせちゃうおうじゃないの!ということで今週もクールなデッキを紹介する金曜日がやってきた。今日のデッキはこちら!

Eliott_dragon - 「ゴルガリ・ミッドレンジ」
Top Deck Studios Creator Open 6-2 / スタンダード (2023年3月19日)[MO] [ARENA]
4 《ジアトラの試練場
4 《ラノワールの荒原
4 《死天狗茸の林間地
4 《ジャングルのうろ穴
1 《見捨てられたぬかるみ、竹沼
8 《
-土地(25)-

1 《しつこい負け犬
4 《グリッサ・サンスレイヤー
2 《墓地の侵入者
1 《ヨーグモスの法務官、ギックス
4 《ファイレクシアの抹消者
2 《黙示録、シェオルドレッド
4 《ファイレクシアの肉体喰らい
-クリーチャー(18)-
4 《尾の強打
2 《賭け試合
2 《切り崩し
1 《喉首狙い
3 《絶望招来
1 《ギックスの命令
4 《勢団の銀行破り
-呪文(17)-
3 《強迫
2 《墓地の侵入者
2 《切り崩し
2 《喉首狙い
2 《ヴェールのリリアナ
1 《ギックスの残虐
1 《ギックスの命令
1 《黙示録、シェオルドレッド
1 《絶望招来
-サイドボード(15)-
Melee より引用)

 

このクールなデッキは?

 『ファイレクシア:完全なる統一』スタンダード環境におけるゴルガリ(黒緑)カラーのデッキだ。ゴルガリと言ってもほぼ黒単に緑をタッチしたものだね。このデッキの主役は《ファイレクシアの抹消者》。4マナ5/5トランプル、ダメージを受けるとその発生源のコントローラーに生け贄を要求する怨念に満ちた能力の持ち主で、この怪物との接触戦闘は避けるのが吉。黒マナシンボルが4つも並んだコストも特徴的で、このカードをより一層クールなものに仕立て上げている。

 この抹消者の能力を強引に誘発させるというのがこのリストの狙いである。《尾の強打》《賭け試合》と緑を足しているのは格闘呪文のため。格闘は2体のクリーチャーがお互いのパワー分ダメージを与えあうもので、抹消者で対戦相手のクリーチャーに殴りかかりつつ、顔に傷がついたじゃねぇか!と言わんばかりの逆恨みでパーマネントの生け贄を強いる!クールと同時にデンジャラスなコンボで、特にファイレクシア環境最初期に多く見られたアーキタイプだね。

 このリストは緑をタッチしつつ黒マナシンボルが濃い抹消者及び《絶望招来》を唱えるという欲望に満ち満ちた設計思想に基づいてい作られているので、それをかなえるために土地の構成に妥協がないのがクールだ。《ラノワールの荒原》《死天狗茸の林間地》と2色土地は当然のこと、《ジアトラの試練場》に、さらには《ジャングルのうろ穴》まで!徹底して緑と黒の両方を供給可能な土地を追い求めている。このうろ穴、『機械兵団の進軍』ではファイレクシアの侵攻を受けたイクサランの姿が描かれているので、この最新イラストのものを採用して使ってみたくなるね。

さらなるクールのために

 で、今回はここからが本題。このクールなデッキを『機械兵団の進軍』の新カードを加えてよりクールに彩っちゃおう!と、僭越ながら私がチョイスしたカードを投入させていただいてサンプルリストを作成させていただこう。

 ではまず……上記のリストは抹消者が主役と言ったが、もう1種「これぞ主役」と呼びたくなるカードがある。《グリッサ・サンスレイヤー》だ。

 太陽を追い求めるものから討つものへと変貌したグリッサは、先制攻撃&接死という、抹消者とはまた別の形でブロックをためらう強烈な殺傷本能の持ち主。触れたクリーチャーは先制攻撃や破壊不能でも持っていない限り一方的に血祭りに!クールすぎる戦闘面での信頼度の高さと、対戦相手にダメージを与えると誘発する能力の組み合わせはちょっとした反則だ。

 ブロックされずに華麗に攻撃を叩き込んだら、モードを選んでクールな報酬をGET。カードを引いたりエンチャントを破壊したり……そして今回は、3つのモードの中から選ばれる機会が最も少なかったんじゃないかな?パーマネントの上からカウンターを3つ取り除くモードに注目した。これ、実は……バトルの守備値を下げられる!バトルが持つ守備値は守備カウンターで表現され、プレインズウォーカーがダメージを受けて忠誠カウンターを減らすように、この守備カウンターもダメージを受けた分だけ取り除かれる。グリッサは対戦相手本体に攻撃しつつ、その能力で守備値を3減らすという本体とバトルへの同時攻撃が可能なのだ!こいつはクールだ。

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 このデッキにバトルを採用する方向で調整していこう。個人的に注目しているのは《イクサランへの侵攻》だ。2マナと軽くて使いやすく、守備値も4とべとルの中では平均的な値。そして戦場に出た際に能力誘発、ライブラリーを公開してパーマネントが見つかれば手に入る。クリーチャーや土地と基本的なものからプレインズウォーカーにバトルと手に入るものの幅が広いのが魅力的だ。これで攻めるクリーチャー、グリッサや抹消者を手に入れて、守備値を削る算段が整う。

 この包囲戦に勝利して手に入るものは《好戦的なレギサウルス》!新しい恐竜カードだ、嬉しいねぇ~これだけでも手放しにクールと褒めちゃうよ。このレギサウルスは4/3トランプルと攻めのスペックの持ち主。そして、呪文を唱えれば破壊不能を持つ。抹消者のために格闘呪文を採用しているデッキと噛み合っているね。相討ちを恐れずに格闘させて、恐竜が原生林を闊歩する無敵感を味わおう。

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 緑のバトルなら《イコリアへの侵攻》も是非ともデッキに投入したい、夢溢れるクールな1枚。クリーチャーを墓地やライブラリーからサーチして戦場に出すというシンプルにして強力な能力。守備値は6と硬いが、これを削り切ったら《イコリアの頂点、ジローサ》が仲間に加わる。8/8到達、人間以外のクリーチャーがブロックされなかったように対戦相手やバトルに直接戦闘ダメージを与える、トランプルを越えた貫通力をもたらす頼れる巨獣だ。

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 《イコリアへの侵攻》のために人間でないクリーチャーの割合を増やすなら……ファイレクシアンで揃えてみるのはどうだろう。抹消者もグリッサもこのタイプを持つので《生体融合の解体者》を使って見ても良いかもしれない。ファイレクシアンのサイズアップと、1ターン限りではあるが威迫を与える能力は強烈だ。ただでさえバトルを活かせる構成が、ダメージをお通しやすくなって上昇軍団にランクアップ……か?ファイレクシアン・侍というクールすぎるタイプの時点で、スタンダードでファイレクシアンデッキを組むのは決まったようなもんだね。

岩SHOW - 「ゴルガリ・ファイレクシアン」
スタンダード (2023年4月13日)[MO] [ARENA]
4 《ジアトラの試練場
4 《ラノワールの荒原
4 《死天狗茸の林間地
4 《ジャングルのうろ穴
1 《見捨てられたぬかるみ、竹沼
8 《
-土地(25)-

2 《生体融合の解体者
4 《グリッサ・サンスレイヤー
1 《ヨーグモスの法務官、ギックス
4 《ファイレクシアの抹消者
2 《黙示録、シェオルドレッド
1 《ドロスの魔神
1 《捕食の伝令、グリッサ
4 《ファイレクシアの肉体喰らい
-クリーチャー(19)-
4 《尾の強打
1 《賭け試合
2 《切り崩し
1 《喉首狙い
2 《ギックスの命令
1 《勢団の銀行破り
3 《イクサランへの侵攻
2 《イコリアへの侵攻
-呪文(16)-

-サイドボード(0)-

 バトルを導入し、ファイレクシアンを増量したゴルガリの《グリッサ・サンスレイヤー》デッキのサンプルリスト、こんな感じにまとめてみた。ファイレクシアンと恐竜が弱肉強食の過酷な戦場を築き上げる光景、クールだと感じてもらえたらこの上ない光栄だ。

 皆もバトルやその他の新カードを導入したデッキで、今週末は大いにマジックの醍醐味を味わってね。リリース直後、今こそ最もクールな期間!それじゃあ今週はここまで。Stay cool! Fight and survive!!

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