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ガフ提督の「ためになる」今日の1枚

今日の1枚:リシャーダの港

浅原 晃

 とほほ、また、ギャンブルで負けてしまったわい。じゃが、諦めたらそこで試合終了、ここで一発逆転、負けを取り戻すんじゃ!

 とはいえ、軍資金が尽きておるからのう……そうじゃ、今日は7(しち)と8(や)で「質屋の日」。こうなりゃ、《ミラーリ》を質入れして軍資金を作るぞい。幸いにして、今日はリシャーダの玄関口、《リシャーダの港》に来ておるのじゃ、リシャーダは交易の街で《リシャーダの質屋》もある便利な街なのじゃ。

 今、この瞬間にお金が欲しいと同じように、マジックでもこの瞬間に1マナあれば……と思ったことは多いじゃろう。後で2マナで返すから、今1マナくれってやつじゃな。そんな、1マナ足らずを簡単に起こせたのが、《リシャーダの港》なんじゃ。

 このカード、最終的には当時の環境でも、最強のカードとなるのじゃが、最初はそこまで評価が高くなかったのじゃ。2マナで1マナを縛るのは損をしているように見えるじゃろう? じゃが、カードというのは使うべきタイミングを逃すと腐ってしまう、なまものなんじゃよ。打ち消し呪文などは使う機会を逃すと一生使えないはあるあるじゃからのう、他にもその時の相手の1マナは自分の2マナよりも高い価値を持つ、そうした局面は非常に多かったのじゃ。

 ふぉっふぉっふぉ、つまり、今のわしの状態は、価値の高いものを質入れしても、1マナ相当のお金が必要と言うことじゃ。ちなみに教訓としては、スポーツでも諦めたら試合終了はいい格言じゃが、ギャンブルにおいては真逆、諦めが肝心と言われておるぞい。まあ、わしには当てはまらない一般論じゃがな。ちなみに負けを取り返す! と言ってる人は大抵、負けを拡大させるぞい。まあ、わしには当てはまら……おっと、《リシャーダの質屋》に着いたぞい、おや?《ミラーリ》が無い? 何? さっき、《リシャーダの巾着切り》にすられてた? もう、《リシャーダの飛行船》で逃げてる? ホーリィィシィィッィトォォ!

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