READING

読み物

ガフ提督の「ためになる」今日の1枚

今日の1枚:方解石のカミツキガメ

浅原 晃

(編集より:本記事は5月22日に掲載いたしましたが、「世界亀の日」は5月23日でした。謹んで筆者と読者の皆さまにお詫びして訂正いたします。)

 5月23日は「世界亀の日」じゃ。亀について知り、亀に敬意を払い、亀の生存と繁栄のための人間の手助けをする日となっておるんじゃ。

 マジックにも亀は多く存在しておる、基本的に亀はイメージ上、マジックではタフネス優先となりがちじゃから、トーナメントでは活躍した例は多くないものの、例外もおるんじゃな。その例外の1つ、亀界のエース《方解石のカミツキガメ》を紹介するぞい。

 《方解石のカミツキガメ》は亀を象徴するサイズでもある、3マナの1/4クリーチャーじゃ。このままでは使われる要素は無いんじゃが、2つの要素がこの亀をトーナメントレベルまで上昇させたのじゃな。それが、被覆と、上陸によるパワー/タフネスのチェンジじゃ。

 被覆によって、相手の単体除去を気にしなくて良いのは言うまでもなく強力な能力じゃし、こちらのターン土地を置けば、パワーが4になる打点の高さが素晴らしいのじゃな、特にクリーチャーで対処できないデッキは止めるのは難しかったのじゃ、タフネスが1になっても被覆のお陰で除去されにくく、相手のターンはタフネスが4じゃから、全体火力でも届きにくかったからのう。

 この時代に《精神を刻む者、ジェイス》が居たのも評価を上げた点じゃ。《精神を刻む者、ジェイス》より早いターンに出せて、単体のバウンスにも引っ掛からず、[0]能力を使った場合は殴り倒せるという寸法じゃな。

 ふぉっふぉふぉ、そう言えば、マジックには亀だけじゃなく、兎もおるからのう、デュエルデッキ「うさぎ vs かめ」なんてのも面白いんじゃないかのう。ウィザーズさんや、商品化した暁には売上の20%で良いぞい。内容? ふぉっふぉっふぉ、やはり、兎陣営は《ヴィザードリックス》、亀陣営は《角海亀》は確定じゃな……えっ、売れない? いやいや、売れる売れる何で諦めるんじゃ……

  • この記事をシェアする

RANKING

NEWEST

CATEGORY

BACK NUMBER

サイト内検索