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戦略記事

中村修平の「デイリー・デッキ」

中村修平の「デイリー・デッキ」:アブザン・ミッドレンジ(スタンダード)

中村修平の「デイリー・デッキ」:アブザン・ミッドレンジ(スタンダード)

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編集より:中村修平が日替わりで注目のデッキを1日1個紹介するミニコラムです。本コラムは英訳され、英語サイトから全世界に発信されています。

日本公式ウェブサイトでは、日本語の原文を(原則)週4日掲載いたします。


 予選最終ラウンドの3本目。鋭い判断の応酬、テンポ差とカード差の狭間で戦場の優位は二転三転し、攻守が逆転する度に変更を余儀なくされるゲームプラン、最後はパトリック・チャピン/Patrick Chapinが止めとばかりに放った《砂塵破》をかいくぐってのトップデッキ《世界を目覚めさせる者、ニッサ》。

 個人的にはワールド・ウィークのベストバウト。本当に劇的な勝利を収めつつも、わずかにタイブレーカーで日曜日に残れなかったショーン・マクラーレン/Shaun Mclarenと彼のアブザン・ミッドレンジ。今週最後に紹介するのはこのデッキです。

 それにしてもミッドレンジと言うよりもうアブザン「コントロール」と呼んだ方が良いと思いますね。
 プロツアー『タルキール覇王譚』で彼が持ち込んだジェスカイはかなりコントロール側の構成だったのですが、今回のデッキはそれに輪をかけてコントロール寄り。
 例えば《風番いのロック》は解雇されて、代わりに《骨読み》を投入と、中速=ミッドレンジと呼ばれるのに必要な「殴る」部分はほとんど削ぎ落とされています。

 加えて土地構成もです。《砂草原の城塞》よりも優先されているのは追加の占術土地。短期でのマナの揃えやすさより、後半戦まででの総カード枚数を重視しているデッキを評して「ミッドレンジ」はかなり違和感があります。

 私としては、このデッキを見て思い浮かべるのは2シーズン前にあった「ジャンド・コントロール」の現代版。
 《遥か見》が《森の女人像》に、《高原の狩りの達人》が《包囲サイ》に、と見ればまさにそういった形ではないですか?

Shaun McLaren
世界選手権2014 / スタンダード[MO] [ARENA]
3 《
2 《平地
4 《吹きさらしの荒野
3 《砂草原の城塞
3 《ラノワールの荒原
4 《疾病の神殿
1 《コイロスの洞窟
4 《静寂の神殿
1 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ

-土地(25)-

4 《森の女人像
4 《クルフィックスの狩猟者
4 《包囲サイ

-クリーチャー(12)-
4 《思考囲い
4 《アブザンの魔除け
4 《英雄の破滅
2 《骨読み
2 《完全なる終わり
1 《砂塵破
2 《真面目な訪問者、ソリン
1 《世界を目覚めさせる者、ニッサ
3 《太陽の勇者、エルズペス

-呪文(23)-
1 《潰瘍化
1 《胆汁病
1 《霊気のほころび
4 《悲哀まみれ
2 《骨読み
1 《完全なる終わり
2 《対立の終結
1 《砂塵破
2 《世界を目覚めさせる者、ニッサ

-サイドボード(15)-

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