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プレイヤーズコンベンション千葉2025

チャンピオンズカップファイナル シーズン3ラウンド2 優勝者 マ・ノア選手インタビュー

プロツアー『モダンホライゾン3』でのトップ8入りにより、プロツアー権利はすでに持っているので、今回は世界選手権の権利を取るためだけに日本までやってきた韓国の強豪プレイヤー、マ・ノア選手。
見事に優勝トロフィーを勝ち取ると、配信席に呼ばれてのインタビューでは「It's Goooooooooooood!!!!!」を連発。対戦中のクールな雰囲気とはうってかわって、おちゃめに喜ぶ姿を見せてくれました。

表彰式に、でんぐり返しで入場してきたマ・ノア選手
残念ながら筆者はまったく韓国語がわからないため、日本語を話せる韓国のプレイヤー&ジャッジの方々に間に入って通訳していただき、閉場の時間が迫る中ではありましたが、簡単にインタビューをさせていただきました。

通訳を買って出てくれた皆さん(左の3名)のおかげで助かりました
――まず、マジックをいつから始めたか教えていただけますか?
マ「もともと別のTCGをやっていましたが、マジックがTCGのオリジンなので、初心者説明会からマジックを始めました。セットとしては『基本セット2014』からです」
――そこから競技マジックにどのように進んだのでしょうか?
マ「もともとマジックを始めたときから、プロツアーで成果を出すのが目的でした。最初にプロツアーに出場したのは2019年(ミシックチャンピオンシップクリーブランド2019)です。Magic Onlineで権利を得ました」
――今も普段からMagic Onlineがメインなんですね。
マ「そうです。日本のプレイヤーにも、オンラインで対戦したことがある人が多いんじゃないかと思います」
――では今回の調整もMagic Onlineで?
マ「はい。基本的にずっと1人です」
――今回はどうしてこのデッキを選びましたか?
マ「It's Goooooooooooooood!!!!!!!」

――(笑)
マ「一応説明すると、一番多いのはボロス・エネルギーだと予想していましたが、一番強いのは脱出基地だと思っていたので、それはけっこう意識して調整しました」
――なるほど。デッキのMVPカードはどれですか?
マ「(即答)ラガバン!(《敏捷なこそ泥、ラガバン》)」
――今のやりとりは通訳不要でしたね(笑)。では、今大会の勝因は何だったと思いますか?
マ「(しばらく通訳係の人と話す)」
通訳係「こういうときは謙遜した表現と自慢した表現と、日本文化的にはどっちのほうがいいか気になっているみたいです(笑)」
――ああなるほど! どちらでも大丈夫ですが、たぶん、謙遜した表現のほうが読者はあなたを好きになる気がしますよ。
マ「モダンは一番得意なフォーマットなので自信があり、デッキの熟練度も高かったので、今回はいい成績が取れるだろうと思っていました。実際そうなって嬉しいです」
――モダンが一番得意と。モダンがお好きなんですか?
マ「1番好きなのはリミテッドで、モダンは2番目です。今のスタンダードは難しいので、それに比べたら相対的にモダンのほうが簡単です。初めてのプロツアーもモダンで権利を獲得しましたし、ずっとやっているので慣れています」

人差し指を立てるのはマ・ノア選手の「マイポーズ」とのこと
――今大会で、印象的だった出来事は何かありますか?
マ「何ラウンド目だったか、2日目のフィーチャーマッチで、3ターンで勝ったことが記憶に残っています。いや、正確には3ターンで勝ったわけではなくて、3ターンでゲームを“ぶっ壊し”ました」
――あとでアーカイブを見てみますね! では最後に、次の目標は?
マ「マジックを始めたときの目標はプロツアーでいい成績を取ることでしたが、それはもう達成できたので、次は今回得た権利で、世界選手権で好成績を残すことが目標です」
――がんばってください! どうもありがとうございました。

決勝が終わるのを待っていた韓国勢の皆さんと一緒に「Goooooooooooooood!!!!!!」のポーズ
プレイヤーズコンベンション千葉2025はこれで終了ですが、2週間後には次のプロツアーがあり、そして4月末に横浜でマジック大戦祭も開催と、まだまだイベントが続きます。それではまたお会いしましょう!